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16年ぶりのシリーズ最新作となるVRアクション「Half-Life: Alyx」のゲームプレイを紹介する最新トレイラーが一挙に3本公開
「Half-Life: Alyx」は,1998年にリリースされたオリジナル版「Half-Life」と,2004年の「Half-Life 2」をつなぐストーリーとなり,異世界からの侵略者コンバインたちの一斉攻撃により人類が敗れた“7時間戦争”からしばらくが経過したタイムラインが描かれている。
プレイヤーの役どころは,本編シリーズの主人公だったゴードンのサイドキックとして「Half-Life 2」以降に登場するアリックス・バンスが,コンバインの司令塔が中央にそびえるCity 17を舞台に,父のイーライ・バンスや仲間たちと共にレジスタンス活動を続けていくことになる。
ゲームエンジンには,すでに発表から5年が経過している「Source 2」が利用されているが,細かなグラフィックスやラグドールなどの物理効果から,相当にチューンアップされているのがわかるはず。両手に着けたデバイスがコンバイン撃退のために博士たちが作り出した兵器であると思われるが,ゲーム中に集めた未知の生物や液体をデジタル保存したり,専用の機械を使って改造したりするような様子も見られる。
今回リリースされた映像では,地下鉄構内やCity 17の塔の周囲と思われる場所で,ヘッドクラブやバーナクル,コンバイン兵たちと戦うシーンが収録されている。道中では,周囲のアイテムを拾って使用したり,3D化されたパズル解いたりといった場面も登場している。
実際のゲームプレイの様子が収録されているとのことだが,テレポート,シフト(瞬時移動),フリーランの3タイプを利用するという前評判どおり,それぞれをリアルタイムで併用しながら敵の攻撃から身を隠すといった,より直感的な動きを行っていくことになるようだ。
「Half-Life:Alyx」は,Valve Index,HTC Vive,Oculus Rift,そしてWindows Mixed Realityの各プラットフォームに対応しており,インタフェースと字幕が日本語に対応して3月24日にリリース予定だ。
ゲームエンジンの「Source 2」は,そのリリースに合わせレベルオーサリングツールの「Hammer」と共に無料公開されている。有志によってさまざまな拡張マップが作成される可能性もあり,かなりプレイし甲斐のあるVRゲームとして期待できそうだ。
「Half-Life: Alyx」公式サイト
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Half-Life: Alyx
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