Stadiaローンチタイトル「GYLT」の最新トレイラーが公開。「Deadlight」のTequila Worksが手がける，スタイリッシュなホラーアドベンチャー

　海外では2019年11月19日にローンチとなるGoogleのクラウドゲームサービス「Stadia」でリリースされる，「GYLT」の1分半に及ぶローンチトレイラーが公開された。


　「Deadlight」や「RiME」（PC / PS4 / Xbox One / Switch）といったタイトルで高い評価を獲得してきたスペインのデベロッパ，Tequila Worksが手がける「GYLT」は，11月12日に発表されたStadiaのローンチタイトルでは唯一の独占タイトルでもある。
　子供達が次々と行方不明となる中，失踪した従妹のエミリーを探して，うらぶれた町の夜の世界を主人公のサリーが探索するという物語が展開される同作。そのアートワークにはティム・バートン監督による1993年のアニメーション映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を連想させるシュールさとスタイリッシュさがあり，ほかのホラーアドベンチャーとは一線を画す要素となっている。


　トレイラーでは，誰もいない夜の学校に忍び込み，懐中電灯や消火器といったアイテムを駆使して攻略していく様子を見ることができる。アイテムは出てくるモンスターに合わせて使う必要があるようで，パズル要素のあるアクションアドベンチャーとしても楽しめそうな雰囲気である。ちなみにトレイラーの冒頭には，Stadiaの新しいビジュアルロゴも入っているので，こちらも必見だ。


　現時点ではほかのプラットフォームでのリリース予定がなく，そもそもStadia自体，日本ではまだプレイできないので，遊ぶ機会の限られる本作。だが新たな展開を迎えるゲーム市場の一角を担う作品として，その名前は記憶に止めておいて損はないはずだ。

「GYLT」公式サイト