プレイレポート
[TGS 2019]言葉は分からなくても心で感じて。珈琲店経営×恋愛シミュレーション「アルビレオ珈琲店」がプレイアブル出展
東京ゲームショウ2019の完美世界ブースにおいて,「アルビレオ珈琲店」がプレイアブル出展されていた。本作は,先日発表された(※4Gamer関連記事)同社の新作スマホアプリで,珈琲店の店長となったプレイヤーがさまざまな男性たちと出会う“珈琲店経営×恋愛シミュレーション”となっている。今回は試遊は行えたものの,テキストが中国語のため内容を完全には把握できなかった。それでもスタッフさんから説明を聞きつつ,なんとなくゲームの流れが理解できたので本稿で紹介しよう。
本作の目的は「珈琲店経営」と,意中の男性との「恋愛」だ。主人公は店長として,提供するメニューを増やしたり,店のコーディネイトをしながら店の発展を目指す。また,それと並行して,店で出会う男性たちとの交流や恋愛も楽しめるのだ。
主人公の部屋。いわゆるホーム画面だ |
この画面からメインストーリーを進められる |
机の上にあるスマホをタップすると,男性との会話を行ったり,SNSに投稿したりできる。また,隣に置いてある写真立てらしきものをタップすると,主人公の見た目を変更できた。もともとのビジュアルはピンク色のボブカットなのだが,自分なりの理想の姿で楽しめそうだ。
基本的には日本の乙女ゲームに近いプレイスタイルとなっている。主軸となるストーリーは1本道だが,珈琲店の経営や各キャラクターとの好感度によって恋愛対象が変わり,それぞれのストーリーを楽しめる。発生するミッションをこなすなど,珈琲店を繁盛させたうえで男性たちとの交流を行わないと,意中との恋が発展しないのかもしれない。
また,珈琲店の店内では提供するメニューの種類が選べる。メニューのバリエーションは,ミッションをこなしてレベルを上げ,レシピを覚えることで増やせるとのこと。また,一部インテリアの変更も行えそうな雰囲気だった。
ストーリー中に見られる一枚絵のイラストも美しい。猫を愛でる優しい表情の男性や,ちょっぴり危険な香りのする男性など,彼らとの恋模様にも期待が高まる。本格的な珈琲店経営と合わせて,意中の男性との恋愛も楽しめそうだ。ゲーム性のある恋愛シミュレーションを楽しみたい人は,ぜひ本作に注目してほしい。
ちなみに,東京ゲームショウ2019の完美世界ブースでは,中国最大のゲームショウ「ChinaJoy 2019」でも出展されていた「夢間集VR」(※4Gamer関連記事)も体験できた。こちらも中国語で何を言っているかは分からなかったが,ジャンケンで勝負したあとには優しい言葉をかけられた気がする。
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