乱闘アクション「GIGABASH」，新たに登場するカタツムリ怪獣“スコラック”を紹介するトレイラーが公開

　マレーシアを拠点にするPassion Republic Gamesが，最大4人で対戦できる乱闘アクションゲーム「GIGABASH」（PC / PS4 / Nintendo Switch）の最新トレイラーを公開した。


　東京ゲームショウ2019でもブース展示（関連記事）されていた「GIGABASH」は，永き眠りから目覚めた怪獣たちが，“怪獣の王”を目指して戦い合うという「大乱闘スマッシュブラザーズ」のようなゲームシステムを採用し，斜め見下ろし型のカメラ視点でプレイするゲームだ。日本語の看板が立ち並ぶ都会や，ジャングルにある古代遺跡などで，周囲の建物を破壊しながらハチャメチャなアクションが展開される。ビルに相手を投げつけて破壊されていくことで，マップがどんどん平坦になっていくのは，日本の特撮怪獣映画のようで面白い。


　これまで紹介されていたプレイアブルキャラクターは，巨大な腕で戦う「ゴロゴング」（Gorogong），海老のような容姿でハサミを旋回させて飛行も可能な「ピピジュラス」（Pipijuras），もふもふの白い毛皮に覆われたイエティのような「ウーリー」（Wooley），そして防衛軍の巨大ロボット「サンダートロス」（ThundaTross）の4体だ。プレイ中に“ギガポイント”を溜めて巨大化したり，それぞれのカラーリングをカスタマイズしたりできることなども明らかになっている。


　今回，gamescom 2020に合わせて公開されたトレイラーでは，これまで二足歩行ばかりだった怪獣たちに加えて，新たに地面を這うタイプのカタツムリ怪獣「スコラック」（Scorak）が登場している。スコラックは，アンテナのように突き出た4つの目玉を鞭のように振るって戦ったり，恐竜の頭部化石のような形をした殻を投げつけたり，地雷のように利用したりできるようだ。さらに，映像の最後ではアルティメット攻撃と思われる毒液のようなものを周囲にぶちまけている様子がうかがえる。


　この「GIGABASH」は2021年中のリリースが予定されており，日本語の公式サイトが用意されていることから，日本語ローカライズも期待できそうだ。日本人としても親しみやすい設定で，家族や友人とパーティゲームとしてプレイできそうなタイトルなので，その続報を楽しみにしておきたい。

「GIGABASH」公式サイト