プレイレポート
[TGS 2019]怪獣とロボットたちによるハチャメチャな大乱戦! 対戦アクション「GIGABASH」のプレイレポート
ちょっとお邪魔してゲーム画面を覗いてみると,「ウルトラマン」のバルタン星人をモチーフにしたような怪獣や,日本の子供向けアニメに出てきそうなロボット,ちょっとかわいいイエティのような怪物たちが,ド派手な乱闘を繰り広げている模様が映し出されていた。
幼少期にウルトラマンを見てカタカナを覚えたというくらい,特撮で育った筆者としては大変興味をそそられる内容で,すぐさまブースに並んでプレイしてきた。さっそく本稿で紹介していこう。
「GIGABASH」は最大4人でプレイ可能な対戦アクションゲームで,怪獣とロボットたちが世界各地を舞台に大乱戦を繰り広げるタイトルだ。デモ版では4体のプレイアブルキャラクターが用意されていたが,どのキャラクターもどこかで見たことがあるような親しみやすい見た目なのが面白い。特に「PIPIJURAS」と「THUNDERTROSS」は日本の特撮やアニメの影響をモロに受けている出で立ちだ。
ゲームのルールは単純明快で,ほかのプレイヤーを全員ノックアウトさせ,最後まで生き残ったプレイヤーが勝利というもの。腕や爪を振るった肉弾戦を仕掛けたり,建造物を引っこ抜いて投げつけたりしてド派手に暴れまくれる。
また,キャラクターごとに用意されている特殊技は,個性が出ていて非常に面白い。THUNDERTROSSは,狙ったポイントに雷撃を落とし,PIPIJURASは手のハサミから多数の光弾を放つなど,多彩なアクションが楽しめる。
さらに,このゲーム最大の特徴とも言えるのが,“戦闘中にキャラクターが巨大化してパワーアップする”ということだ。
巨大化は,相手への攻撃や建造物を破壊することでゲージを溜めていくと自動的に発動する。攻撃の範囲が広くなるほか,相手を一撃で空の彼方に吹っ飛ばしてノックアウトできるなど,通常時とは比べ物にならない強さになるので,一気に戦局が有利になることもある。いかに相手より早く巨大化できるかが,勝利のカギなのだ。
いろんな怪獣たちを操り,みんなでワイワイと戦うのが楽しくないわけがないし,筆者も知らない人たちに交じって大声をあげながら時間を忘れてプレイしてしまった。
開発元のPASSION REPUBLIC GAMESは,マレーシアのデベロッパなのだが,日本の特撮怪獣に対する「分かってる感」がすさまじく,「ホントにコレマレーシアの人が作ったの?」と思ってしまうほどだ。
開発者によれば,マレーシアは多数の国の文化が混じりあう国で,日本の特撮やアニメなども放映されているのだという。「GIGABASH」はそういった番組を見て育った人たちによって作られているというわけだ。
特撮とアニメへの愛と楽しい遊びが詰まった「GIGABASH」。会場に足を運ぶ人は,ぜひ体験してみてほしい。
「GIGABASH」公式サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2019特設サイト
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(C)2019-2022 Passionrepublic Games All Rights Reserved. GigaBash is a registered trademark of Passionrepublic Games Sdn Bhd in Malaysia and other countries.
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