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「TEPPEN」デッキガイド“アグロネルギガンテ”。自傷のデメリットと引き換えに圧倒的な攻撃力を誇る
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印刷2019/11/21 12:30

攻略

「TEPPEN」デッキガイド“アグロネルギガンテ”。自傷のデメリットと引き換えに圧倒的な攻撃力を誇る

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントとカプコンが共同開発したスマートフォンアプリ「TEPPEN」iOS / Android)。今回は,新拡張セット「The Devils Awaken(以下TDA)」で登場した新たな自傷カードを軸に,圧倒的な攻撃力で相手を攻め立てる“アグロネルギガンテ”デッキを紹介しよう。

 以前のネルギガンテデッキは黒緑の混色型が主流だったが,TDAで登場した「成長」ギミックと,MPを10まで溜められる単色デッキとの相性が良いこともあり,黒単のネルギガンテデッキが台頭してきた。
 手札とのかみ合い次第で強さが大きく変わるデッキで,爆発力の高さはトップクラス。自傷デッキなのでライフ管理にやや気を使わなければいけないが,それ以外の部分はシンプルで,初心者にも扱いやすい。環境デッキの一角になるほどのパワーはあるので,ガンガン押していく戦術が好きな人はぜひ使ってみてほしい。

デッキ名:アグロネルギガンテ
ヒーロー:ネルギガンテ / ヒーローアーツ:棘とばし
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■カード情報
1/A/B/身勝手な捕食
1/A/B/身勝手な捕食
2/A/B/サイコパワー
2/A/B/サイコパワー
3/U/B/ネロ?アンジェロ
3/U/B/ネロ?アンジェロ
3/U/B/ネロ?アンジェロ
3/U/B/クロウ
3/U/B/クロウ
3/U/B/クロウ
3/U/B/ウィリアム・バーキン
3/U/B/ウィリアム・バーキン
3/U/B/ウィリアム・バーキン
3/U/B/バーン・ディノレックス
3/U/B/バーン・ディノレックス
3/U/B/バーン・ディノレックス
3/U/B/エリミネーター
3/U/B/エリミネーター
3/U/B/エリミネーター
3/U/B/ダイナモ
3/U/B/ダイナモ
3/U/B/ダイナモ
3/A/B/禁断の果実
5/U/B/ダブル
5/U/B/ダブル
5/U/B/ダブル
5/U/B/マルファス
5/U/B/マルファス
5/U/B/マルファス
5/U/B/魔界の反逆王?ユリゼン

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「TEPPEN」デッキガイド“アグロネルギガンテ”。自傷のデメリットと引き換えに圧倒的な攻撃力を誇る

■デッキコード
dyWWWXNv0yWWWjBht8g7XyJwRwgnsgtLWWpL2WgBHVnWn9uq7WJ0Lnb2stWWI93yWIILWJy5O0vLW9l5CYtLWWLDMWIL7WWY39gyW9L17WW4YrWWytWWI7J5CWFW


基本的な戦略


 “アグロネルギガンテ”の基本戦略は,デメリット持ちではあるがステータスが高めのユニットをガンガン展開し,序盤から速攻をかけていくというものだ。これまでは緑のMPブーストと組み合わせてユニットを間断なく展開するのが主流であったが,TDAにて黒にも「ダブル」というMPブースト持ちのユニットが加わり,単色で同様の動きができるようになった。

 ダブルは「成長:5」の能力を持ち,レベルアップするとMPブーストは消えてしまうのだが,攻撃力が2上がって3/10のアタッカーになるので,それほど悪くはない。このユニットを展開したあとに,3MPのユニットを2体展開して3面から攻める動きはなかなか強いので,初手にあれば狙っていこう。

「MPブースト」を持つこのカードの登場で,より黒単デッキを組みやすくなった
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 同じく新カードで見逃せないのが,新たに3MPのユニットとして登場した「ダイナモ」だ。「成長:6」がかなり重たいものの,レベルアップで3ライフ犠牲と引き換えに4/8という3MPとは思えないステータスに成長する。ライフ犠牲も「棘飛ばし」のダメージアップのことを考えると大きなデメリットとは言えないので破格の性能だ。

 このユニットに続けて3MPのユニットを2体展開し,3体で攻める動きは非常に強い。このカードが初期手札にあり,「クロウ」「ネロ アンジェロ」などの3MPユニットを続けて展開できそうなときは,キープしてその動きを狙っていきたい。枠が3面空いているときでないと成長のレベルアップを狙いにくいので,初手で出すことがこのユニットをもっとも有効に使える動きだ。

「成長:6」の条件は厳しいが,3MP4/8はあまりにも強い
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 同じく3MPの新カードで強力なのが「エリミネーター」。複数出すことで,バフ効果がかかるという特性を持っているので,できれば複数体の展開を狙いたいところだが,単品でも2/4の「俊敏」持ちなのでそれほど悪くはない。もし手札にほかの3MPの有力カードがなければ,前述の「ダイナモ」のレベルアップ要員として気軽に場に出してしまっても良い。

できれば2体以上一度に出したいが,単体で使うのもそれほど悪くはない
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 場に出ている「エリミネーター」を「ウィリアム・バーキン」「サイコパワー」などで強化するのは「俊敏」の能力と相まって強力だが,それらのバフの中でもっとも強力なのが,新レジェンダリーの「禁断の果実」。攻撃力+3の効果に加えて,ユニットが受けるダメージを3回まで味方ヒーローが肩代わりする効果を持つため,相手は強化された「エリミネーター」の除去が非常に困難になるのだ。もっとも,こちらのライフに余裕がない状態でこのカードを使うと,あっという間にライフが0になってしまうので,できれば序盤に使っていきたい。

一見デメリットが大きく見えるが,ライフでユニットを守る効果は非常に強力
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序盤はライフ犠牲を積み重ね,背水の陣で戦え


 このデッキはライフ犠牲の効果がついていないユニットもいくらか入っているのだが,基本的には序盤のうちにライフ犠牲系のカードをガンガン使っていったほうがいいだろう。なぜならば,ライフ犠牲を積み重ねることでヒーローアーツの「棘飛ばし」の威力が上がるほか,ヒーローのライフが一定以下になると大きく強化されるユニットが複数採用されているからだ。
 「クロウ」「ネロ アンジェロ」「ウィリアム・バーキン」あたりの3MPユニットをしっかり序盤から展開していけば,あっという間に棘飛ばしのダメージは上限値まで上がるので,序盤はライフの減りを気にせず,これらのユニットをガンガン出していこう。

自傷するユニットを序盤にどんどん展開し,「棘飛ばし」のダメージアップを目指す
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 ヒーローのライフが一定以下まで削れたときに輝くのが新カード「マルファス」だ。素のステータスは5MPで2/6とかなり心もとないが,ライフが15以下の状態でプレイすれば4/9という心強いステータスになってくれる。
 さらに,ライフが10以下の状態で攻撃すればライフを2回復するという効果も持っており,このデッキの貴重なライフ回復手段の1つともなっている。とはいえ,ライフ10以下になるまで取っておくのはもったいないので,回復効果はおまけ程度と考えつつ,15以下であれば積極的に場に出していくと良いだろう。

4/9というステータスも強いが,ライフ回復も地味にありがたい
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 また,条件はライフ10以下と厳しめであるが,満たせば非常に強力なのが「バーン・ディノレックス」。素のスタッツは3MPで2/4なのだが,条件さえ満たせば4/8と倍のステータスになる。ライフ10以下でこのユニットを一気に複数体展開してしまえば,そのまま勝利することも珍しくない。
 なお,このユニットの素出しはNG。もし複数体手札に抱えていたならば,あえてライフを10以下にし,溜めたMPで一気に展開する動きを意識しよう。

このユニットを4/8で複数展開すれば,相手はなかなか対処できなくなる
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 ライフ10以下にする手段は,犠牲ダメージを積み重ねるのが基本だが,「魔界の反逆王 ユリゼン」を出して,一気にライフを半分にしてしまうのもありだろう。「成長:3」持ちのユニットであるため,後続に「バーン・ディノレックス」を出す動きとも相性が良い。「ヴェール」持ちで相手にとっては非常に対処しづらく,さらにレベルアップ効果でユニットの破壊もできるので,盤面の制圧には最適なユニットだ。
 このゲームに本体火力のアクションは少なく,多少ライフが危なくても簡単には死なないため,もし手札がかみ合っているなら,このカードを起点とし,背水の陣で一気に攻勢をかけていこう。

「ヴェール」持ちで生き残りやすく,「成長」の効果も強力。レジェンダリーならではのパワーカードだ
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デッキ相性


 “アグロネルギガンテ”は,手札のかみ合い方によって強さが大きく変わるため,それ次第でどんなデッキにも勝ちうるが,どんなデッキにも負けうるという特徴を持つ。相性で言えば,すべてのデッキが五分と言ってもいいだろう。

■成長テンポリュウ

 ほとんどの相手に対して十分に戦えるデッキであるものの,環境でもっとも多い“成長テンポリュウ”の場合は,相手の動き次第であっという間にこちら側のユニットが除去されてしまうこともあるため,慣れていないと苦戦する流れが多くなるかもしれない。

 “成長テンポリュウ”に対しては,序盤にHP高めのユニットを多く展開できれば勝利が見えてくるため,さっさとヒーローライフを10以下まで減らし,「バーン・ディノレックス」「マルファス」といったスタッツ高めのユニットで一気に盤面を制圧していこう。

 リュウは基本的にダメージ系の除去しか持たないので,「バーン・ディノレックス」の複数展開への対応はかなり困難になる。普通のユニットを出してもあっさり除去されて負けてしまうこともあるので,割り切って背水の陣を敷き,ステータスの高さでごり押す展開を狙うといいだろう。

「シールド」は「棘飛ばし」への対抗策となるため,非常に厄介。見かけたら最優先で除去していこう
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■緑単全般

 緑単系のデッキは勝てないわけではないのだが,相手のスタッツが高めなので,やや戦いづらい相手だ。とくに,「成長」で最大6/18になる「双角猛る砂漠の暴君?ディアブロス」の対処が困難で,このユニットが成長しただけであっさり押し切られることもある。また,相手の「シールド」も「棘飛ばし」への適切な対処として厄介。対抗するためには,序盤から高ステータスのユニットを展開しつつライフ犠牲を積み重ね,さらにライフが減ってからも「マルファス」「バーン・ディノレックス」などのユニットを展開して,ステータス負けしないように戦えば,勝機を見いだせるはずだ。

高過ぎるHPと「波及」が厄介。初手に置かれると非常に厳しい戦いを強いられる
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■テンプモリガン

 紫単系の“テンプモリガン”に対しては,序盤からガンガンユニットを展開して攻めるのが有効。とくに「エリミネーター」の「俊敏」は非常に頼りになり,これで相手のライフを一気に削るのを狙っていきたい。相手の態勢が整ってしまうと勝てなくなってしまうので,相手が対処できないうちに攻めていくのが勝利の秘訣だ。

■MP4モリガン

 同じく紫単の“4MPモリガン”系のデッキに対しては,こちらのユニットを手札に戻してくる「ベルトウェイ」に対して,有効な対抗策がないのが痛い。盤面の主導権を握れないとそのまま負けてしまうので,早めに「棘飛ばし」のダメージを上げて対抗していこう。また,相手の「ティガレックス」には要注意。3面に並べた盤面を一度に除去されてしまったり,ライフが危うい状態で空き枠を攻められたりすると,一気に押し切られることもあるだろう。

「俊敏」「波及」の効果が鬼門。ライフに余裕があるときは,真ん中の枠を空けておくのも手だ
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■ウロボロスウェスカー

 黒単の「ウロボロスウェスカー」に対しては,こちらがユニットを横に並べていく動きに相手が対応しにくく,ライフ犠牲で「棘飛ばし」のダメージを序盤からしっかり稼げれば,比較的優位に戦える。とはいえ,長期戦になると相手のペースとなってしまうため,基本は短期決戦狙いで,空き枠をガンガン攻めて,相手ヒーローのライフを早めに削る形を目指していこう。

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