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「BLUE PROTOCOL」,3月31日14:00開始のネットワークテストに関する詳細が明らかに。公式番組『ブルプロ通信 番外編』視聴レポート
今回は,いよいよスタートするネットワークテスト(PC版)の直前放送ということで,本テストに関する情報や,注意点などを伝える放送内容となっている。なお,ネットワークテストに参加するための応募期間は締め切られているのでご注意いただきたい。
ネットワークテストは3月31日14:00スタート
期間中にはログインを集中させての負荷テストも実施
ブルプロのネットワークテストは,3月31日の14:00にスタートし,4月2日の22:00まで行われる。既存の発表から大きな変更はなく,期待していたテスターもひと安心といったところだろう。
初日となる3月31日の20:00〜21:00には,「計画メンテナンス」として,プレイできない時間が設けられている。これは,多数のプレイヤーによるログイン集中を意図的に引き起こすことによる,負荷テストを目的として行われるものだ。テスターとして参加する人は,可能なら再オープンのタイミングでログインを試みたほうがいいだろう。
ネットワークテストでプレイ可能なコンテンツ
続いて,ネットワークテストでプレイ可能なコンテンツの紹介が行われた。
キャラクターのレベル上限は20,冒険者ランクは4まで育成可能となっており,それに準じる各種コンテンツが今回のネットワークテストでプレイ可能だ。
5番目のクラスとなる「ヘヴィスマッシャー」は,今回のネットワークで初めてプレイ可能となるため,過去のテストプレイの経験者にとっても注目すべきポイントといえるだろう。そのほかには,新マップの「モンテノール渓谷」が追加されているほか,「巨竜の爪痕」のフィールドでの冒険も行える。本番組では,下岡氏ら3名がモンテノール渓谷で冒険を行う様子が,実機プレイとともに紹介された。
ゲーム中盤以降のマップもネットワークテストでは実装されるが,キャラクターレベルに上限が設けられていることから,実際に冒険できる範囲には限りがある。高レベルのモンスターには太刀打ちできないので,仮に触れられたとしても,「マウントに乗ってダッシュで駆け抜ける」程度のようだ。
ブルプロのメインストーリーを辿るミッションに関しては,ネットワークテストでは1章までプレイできる。クエストやアドベンチャーボードなども,その範囲内で触れられる。なお,ネットワークテスト向けにバランスを調整している部分もあるそうだ。
最大で30名のプレイヤーが協力して挑む「レイド」に関しては,ネットワークテスト初日の3月31日18:00に第一回が開催される。それ以降も定期的にレイドが開催される予定で,スケジュールの詳細は公式サイトに掲載されるとのこと。
ちなみに,今回発表されたコンテンツや各種システムは,今後の開発作業を通じてバランス調整が行われる。ネットワークテストの参加券を持つプレイヤーは,あくまでもテストプレイであることを念頭に置きつつ,積極的に参加してみるとよいだろう。
5種類が選べるクラスをあらためて紹介
今回のネットワークテストでは,イージスファイター,ツインストライカー,ブラストアーチャー,スペルキャスター,ヘヴィスマッシャーの5種類のクラスがプレイ可能だ。
ブルプロでは,プレイヤーキャラが武器を持ち替えるだけで,別のクラスに変更できる。今回のネットワークテストではレベル20の上限があるが,(その範囲内の)アクティブスキルやクラスアビリティ(パッシブスキル)などは基本的に全て使用可能だ。色々なクラスを試して,自分のプレイスタイルに合ったものを探してみよう。
●イージスファイター
イージスファイターは,いわゆる「盾・タンク役」のクラスだ。敵のターゲットを自分に向かせることで,仲間が攻撃に集中できるようにするのが主な仕事となる。
ラージシールドというスキルで大きな盾を生成したり,バインドで敵をまとめたりと,仲間を守る役割がたっぷり楽しめそう。盾役ということでパーティメンバーからの注目も集めそうだ。
●ツインストライカー
ツインストライカーは近接攻撃に特化したクラスだ。ヒット数が多いことから,パーティメンバー間でコンボ数を共有するシステムの「パーティーチェイン」にも大きく貢献できる。テクニカルさがあるものの,コンボゲージを消費して火力を高めるスキルなどを利用することで,「DPSがかなり出せるクラス」と説明されていた。
また,攻撃を食らっても倒れない,スーパーアーマーを持つクラスでもあるとのこと。HPの回復(ドレイン)も可能で,この効果をパーティメンバーの全員に付与することも可能だ。
●ブラストアーチャー
ブラストアーチャーは,中〜遠距離からの攻撃や,パーティプレイでの立ち回りが得意なクラスだ。範囲攻撃やバフ(強化),デバフ(弱体化)など,パーティプレイで活躍できるスキルが多いのが特徴。出来ることが多いが故に,育成する方向性によって攻撃や支援のバランスが大きく変わるため,頭脳派のクラスともいえそうだ。
過去のテストプレイからは多くの仕様が変更されており,たとえば「移動速度アップ」といった効果を持つスキルは撤廃されている。一方で,レベル1から回復系のスキルを使えるそうだ。冒険中に出会うプレイヤーキャラに辻ヒールを行ったり,支援するのが好きなプレイヤーにも人気が出そうだ。
●スペルキャスター
スペルキャスターは,魔法による遠距離攻撃を得意とするクラスだ。火力は高いが,各種リソースの扱いは難しい。防御面も心許なく,敵に接近されやすいソロプレイでは苦戦を強いられがちだ。ソロプレイに限っていえば,最も難しいクラスとのこと。
その代わり,敵のターゲットを引きつけてくる仲間がいれば,スペルキャスターは高いダメージを存分にたたき出せる。2人以上のパーティプレイでは一気に安定感が増すようだ。パーティプレイで輝くクラスだが,そう言われると逆に,ソロプレイで挑戦したくなるアクションゲーム好きもいるかもしれない。
●ヘヴィスマッシャー
ヘヴィスマッシャーは,先端に付いた球体を射出できる,一風変わったハンマーで戦うクラスだ。今回のネットワークテストで初めてプレイ可能となるクラスでもある。
HPはツインストライカーより高めで,敵を引き寄せるスキルや,スーパーアーマー状態になれるスキルも使用可能。やや珍しい見た目ながら,サブタンク的な立ち回りに向いているほか,ソロプレイ時の適正もあるなど,使い勝手が良さそうなクラスだ。
新たなマップ「モンテノール渓谷」の紹介
モンテノール渓谷はバハマール高原の東に位置する渓谷地帯で,高低差が大きなエリアとなっている。エリア内には,かつて人類が建設した鉱山施設の廃墟のタワーロックや,リッツェ村などの要所がある。また,隣のエバーグリーン砂漠に続く,アリッドバレー関所も存在する。
アイテム配布やイベントのスケジュールについて
今回のネットワークテストのプレイ時間は限られていることから,冒険中に役立つ支援アイテムなどが配布される。配布されるアイテムは,キャラクター単位のものと,アカウント単位のものに分けられており,それぞれで配布タイミングが異なるそうだ。
・キャラクター単位でのアイテムの配布
プレイヤーキャラを作成し,アステルリーズに降り立った時点で,マウントの「M-ランドフォックス・闇夜」がゲーム内レターを通じて配布される。コマンドメニューの受信ボックスから,忘れずに受け取っておこう。
・アカウント単位でのアイテムの配布
アカウント単位で配布されるアイテムは,1アカウントにつき1回のみ,ゲーム内レターで配布される。経験値の獲得効率やドロップアップアイテムの取得率を上昇させられるほか,赤・青・桃の染料や,調色剤なども配布される。
これらのアイテムは全部まとめて配布されるのではなく,一定時間ごとの配布となっている点に注意してほしい。詳細に関しては公式サイトで発表されるとのことだ。
4月1日14:00〜4月2日19:00の期間中は,ゲーム内アイテムの配布やイベントに関するテストが行われる。詳細は下の画像を確認してほしい。
一部補足をすると,「報酬プラス」とは,ミッションクリア時に追加報酬を得られるシステムである。報酬プラスの回数には制限があり,基本的には午前4時に3回分が回復する仕様だ。この報酬プラスに関して4月2日4:00に限り,6回分が回復するようだ。
ネットワークテスト用のクライアントは
3月30日13:00頃からダウンロード可能に
ネットワークテスト用のゲームクライアントは,3月30日の13時ごろからダウンロード可能となる。また今回のクライアントは,「バンダイナムコLauncher」を通じてダウンロードを行う形だ。ちなみに3月29日に公式サイトメンテナンスが行われるが,これは今回のクライアントダウンロードとは無関係とのこと。
ブルプロでは,データ改ざんなどの不正行為への対策として,ゲームと同時に起動できるソフトを制限する「セキュリティソリューション」が導入される。
これにより,ゲームと同時起動ができないソフトが起動している場合は,上画像のようなエラーメッセージが表示されることがあるそうだ。ただ,ネットワークテストの段階では誤検知も考えられるため,仮にこの画面が表示されたからといって,直ちにアカウント停止(BAN)につながるわけではないそうだ。
そのほかにも,ネットワークテストでは軽微な不具合が発生する可能性がある。事前ダウンロードが可能になったタイミングで,これらの不具合に関する一覧を公開するそうだが,予期せぬ不具合が発生した場合は,慌てずに公式サイトからサポートに報告してほしいとのことだ。
キャラクター作成や配信等のお願いなどについて
先日公開された「BLUE PROTOCOL Benchmark(以下,ベンチマークソフト)」(※関連記事)には,ゲーム本編と同様のキャラクター作成機能が搭載されている。また,このベンチマークソフトで作成したキャラクターデータを,ネットワークテストの際に読み込んで遊ぶことも可能だ。
ベンチマークソフト上で「キャラクターエクスポート」ボタンを押すと,作成したキャラクターデータを,bin形式のファイルとして保存できる。ネットワークテストのキャラクター作成時に,このbinファイルを「キャラクターデータの呼び出し」で読み込めるのだ。
ちなみに,このbinファイルを他のプレイヤーに渡し,そのキャラクターデータを呼び出すことも可能だ。ベンチマークで気に入ったキャラクターが作成できたら,友人などと交換してみるのも良いかもしれない。
ブルプロは久々の大型国産オンラインRPGとして,発表当初から大きな注目を集めてきた。開発作業の長期化など,これまで紆余曲折があったが,そんな本作のネットワークテストがいよいよ3月31日14:00にスタートする。ここで大きな問題が起こらなければ,正式サービスの開始へグッと近づくことだろう。
下岡氏も「5万〜10万人といった人数規模でのテストプレイを行うことで,フィードバックをしっかり吸収させていただいて,サービスインに向けてのステップを踏み出したい」と,意気込みを述べていた。参加権を持っている読者は,さまざな機能の挙動をチェックしつつ,ネットワークテストを楽しんでみよう。
BLUE PROTOCOL公式配信『ブルプロ通信 番外編』
-ネットワークテスト直前配信-
「BLUE PROTOCOL」公式サイト
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