［E3 2019］非対称型対戦アクション「Midnight Ghost Hunt」が正式発表。真夜中にゴーストハンターとお化けがかくれんぼ合戦

　Coffee Stain Publishingは，Vaulted Sky Gamesが開発するPC向け非対称型対戦アクションゲーム「Midnight Ghost Hunt」のパブリッシングを行うことをアナウンスした。
　「Midnight Ghost Hunt」は，ゴーストハンターとゴーストによる4対4の非対称型対戦アクションゲームだが，その最大の特徴は試合前半と後半でルールがガラリと変わる点にある。


　試合前半となる真夜中の0：00までゴースト陣営は屋内のオブジェクトに成りすまし，逃げまどうことになる。ゴーストたちは幽霊屋敷内にある椅子やランプ，さらには中世の甲冑といったさまざまなオブジェクトに“憑依”し，ゴーストハンターに体当たりしたり，後ろからこっそりと攻撃を仕掛け，防戦を繰り広げる。


　一方でゴーストハンター陣営は，ゴーストを探知するセンサーや霊体を攻撃できる武器で武装されており，ゴーストが隠れる場所を特定しては攻撃を仕掛けてくる。近代的な武装で攻撃するゴーストハンターと異なり，ゴーストの攻撃は体当たりなどでよろけさせて，時間を稼ぐことが精一杯なようで，ゴースト陣営のプレイヤーは試合前半は終始逃げ惑うばかりになりそうだ。


　ところが，試合後半の開始を告げる真夜中0：00の鐘が鳴ると，生き残ったゴーストは豹変する。今回公開されたティザートレイラーでは，残念ながらゴーストハンターに反撃を仕掛けるシーンは収録されていないが，0：00を迎えるとともに屋敷内部が赤い光に覆われ，逆襲の時間が始まる演出が確認できる。
　ここからはゴースト陣営は無敵となり，先ほどまで攻勢だったゴーストハンター陣営は一転してゴーストから逃げ惑うこととなる。怒れるゴーストたちの猛攻を耐え凌ぎ，脱出経路が開かれるまでの4分間をサバイバルするわけだ。


　非対称型のアクションゲームは数あるが，攻撃と防戦が明確に分かれ，さらにそれが入れる変わるといったルールのゲームは非常にユニークで，「Midnight Ghost Hunt」はマニア受けしそうな気配がする。現時点で発売日は明らかとなっていないが，今夏中にはアルファ版のリリースも予定されているとのことで，興味のある人は，公式サイトにあるメールのサインアップやDiscordグループへの参加を行っておくとよさそうだ。

「Midnight Ghost Hunt」公式サイト

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