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「Microsoft Flight Simulator」,アメリカ北東部の主要都市と4つの地域を精密化する「City Update 9: Northeastern United States」配信開始
シティアップデートは,最新の空中写真やフォトグラメトリ―データ,そしてTIN(Triangulated Irregular Network / 不整三角網)による表面テクスチャー技術を利用し,都市風景をさらに緻密に表現させるものだ。
第9弾となる今回は,6月20日に配信された巨大カジノ都市ラスベガスに続き,アメリカが舞台となる。北東部の主要都市と4つの地域がピックアップされており,首都であるワシントンDCに加えて,ニューヨーク州のバッファローやロングアイランド東端地域,ペンシルベニア州のアレンタウンが精密化されている。
公開されたトレイラーでは,ワシントンDCの夜景に花火が打ち上げられる映像を見られるが,今回のアップデートはアメリカの夏の最大のイベントである,7月4日の独立記念日に合わせたものといえるだろう。
また,名機を復刻する「ローカル・レジェンド」シリーズの第17弾となる,第二次世界大戦期に投入された輸送機「カーチス C-46 コマンドー」の販売も始まっている。1941年に運用開始され,当時は難しかったとされるヒマラヤ越えの物資輸送を実現させて日本軍に大きな打撃を与え,その後も朝鮮半島やベルリン封鎖時の空輸作戦,ベトナム戦争初期まで活躍したという。
日本では1954年に航空自衛隊に36機が供与されているが,今回のローカル・レジェンドに収録される4つのスキンテクスチャのうち1つが,航空自衛隊のものなのは注目できそうだ。ローカル・レジェンドは有料だが,2000馬力,航続距離5000kmのパワーで空を駆け巡りたい人はチェックしてみよう。
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