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美しいニュージーランドをひとっ飛び。「Microsoft Flight Simulator」のワールドアップデート第12弾“New Zealand”配信開始
2022年12月には,バーチャルパイロットが1000万人に達した「Microsoft Flight Simulator」。プレイヤーの拡大が止まらない本作の,最新アップデートの舞台となるのがニュージーランドだ。ワールドアップデートとは,最新測量データやフォトグラメトリーによる精密化,さらには建物の手作業によるモデリングにより,目下に広がる世界をより緻密に再現するものだ。
今回はオークランド,ウェリントン,クライストチャーチ,そしてハミルトンなど主要7都市,ギズボーン空港(NZGS)やテカポ湖空港(NZTL),さらにクインティンロッジ滑走路(T004)など9つの空港,そして62か所の観光名所(PoI/Points of Interests)が一新されている。
PoIは,標高3.724mながら氷河も湛える同地最高峰のクック山(マオリ語: アオラキ山)から,144もの大小の島々で構成されるベイ・オブ・アイランズ,さらには南島最東端のフィヨルドランドやオークランドの街にそびえるスカイタワー,さらには映画シリーズ「ロード・オブ・ザ・リング」の“ホビット庄”野外セットなど。そのリストには「Akaroa Dolphins Cruise」という南島中部の観光施設も含まれているので,海上を飛び跳ねるイルカたちも表現されているかもしれない。
また,ブッシュトリップが3種類,ディスカバリーフライトが3種類,ランディングチャレンジ4種類が用意され,バーチャルパイロットたちのフライトスキルが試される。
さらに,今回のアップデートに合わせてローカル・レジェンドにも新たな名機となる「デ・ハビランド・カナダ DHC-4 カリブー」が追加された。1958年に水陸両用の輸送機として誕生して以降,各国で活躍し続けたカリブーで,フィヨルド地形の海岸線を縦横無尽に飛び回ってみることもできる。こちらは有料で,14.99ドルで販売中だ。
なお,Microsoft Game Studiosは,2023年度版のロードマップを公開しており,ワールドアップデートは4月と5月,そして10月と年内には残り3度が予定されているなど,今後もコンテンツはまだまだ増え続けていきそうだ。
「Microsoft Flight Simulator」公式サイト
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