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「Microsoft Flight Simulator」,アメリカ合衆国の景観をテーマにした無料アップデート第10弾“World Update X: United States and US Territories”をリリース。40周年に向けた超大型アップデートも告知
Microsoft Flight Simulator Releases World Update X: United States and US Territories Today
ワールドアップデートの第10弾となる「United States and US Territories」は,2020年11月に公開された「World Update II: USA」(関連記事)に続き,アメリカ合衆国をテーマにしたものとしては2つめのアップデートになる。サンディエゴ,ロサンゼルス,そしてサンフランシスコなど,カリフォルニア州の主要都市に加え,ニューヨーク州アルバニー,イリノイ州シカゴ,フロリダ州キーラーゴ,そしてワシントン州シアトルおよびオリンピアといった都市を,まったく新しい3Dスキャニング技術によてさらに精密化し,カタリナ空港(KAVX),バルデス空港(PAVD),レイクタホ空港(KTVL),そしてブロック・アイランド・ステート空港の4つをデザイナーの手によって作り直したという。着陸チャレンジ,ディスカバリーフライト,そしてブッシュトリップは,それぞれ3つ追加されている。
観光名所(POI)は,総計87か所におよび,公開されたトレイラーでは,ワシントンD.C.のナショナルモールやウォルト・ディズニー・ワールド,建国の父の顔が並ぶラシュモア山,イエローストーン国立公園,ヨセミテ国立公園,デビルズタワー,モニュメントバレーなど一度は行ってみたい場所が,さらに精密化されて我々の目を楽しませてくれる。
なお,「Xbox Games Showcase Extended」には本作のエグゼクティブプロデューサーを務めるヨーグ・ニューマン(Jorg Newmann)氏が出演しており,提携したばかりのスミソニアン博物館を背景に,8月にワールドアップデート第11弾を,10月には第12弾をリリースする予定であることを発表している。
さらに11月には「Microsoft Flight Simulatorシリーズ40周年」を記念して,「Microsoft Flight Simulator: 40th Anniversary Edition」をリリースすると述べた。エアバスの協力によって,A310−300など10数機が追加され,さらにシリーズ従来作に登場した航空機やヘリコプター,グライダーを投入。製品版の所有者は,無料でアップデートできるとのことだ。シリーズのさらなる進化に期待したい。
4Gamer「Summer Game Fest 2022」
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