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「Microsoft Flight Simulator」のファイルサイズが半分以下になる驚愕の圧縮を実現。第5弾DLC「Nordics Europe」は6月24日にリリースへ
標高データと衛星写真,頻繁な気象データのアップデートにより,地球規模でのシミュレーションを実現させている「Microsoft Flight Simulator」は,約3万7000という地球上に存在するほぼすべての民間空港に加えて,約1億1700万の湖や池,約2兆本の樹木を自動生成するという驚愕のデータ量を誇る。高解像度のテクスチャーもふんだんに利用されているため,実際に地球のどこかで空の旅を楽しんでいるような感覚になれる本格派シミュレータである。
Microsoftの“魔法使いたち”が,具体的にどのようにファイルサイズを半分以下に圧縮したのかについては詳しく述べられていないものの,72GBほどのファイルサイズがある最新パッチ「v1.16.20」をダウンロードすると,ゲームファイルそのものが83GBにまで縮小してしまう。2020年8月のローンチ当初は127GBだったが,頻繁なアップデートによって,現時点ではMODの無い状態でも173GBほどのボリュームになっていた「Microsoft Flight Simulator」が,これだけの小ささにまとめられたのは,素直に評価できる部分であろう。
なお,第5弾となる無料DLC「World Update V: Nordics Europe」では,スウェーデン,ノルウェー,フィンランド,デンマークの4か国に,アイスランドを加えた北欧5か国をフィーチャーし,6月24日にリリースされることがアナウンスされている。各地の5空港の3Dモデルが精密化されるのに加えて,地形データの更新やミッションの追加が行われる予定とのことで,涼し気なノルディックカントリーを飛び回れることになりそうだ。
「Microsoft Flight Simulator」公式サイト
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