イベント
[E3 2019]「ボーダーランズ3」プレゼン&プレイデモをレポート。新キャラクターのガンナー「MOZE」はメックでの豪快なバトルが楽しめる
E3 2019の2K Gamesブースでは,「ボーダーランズ3」の詳細なゲーム内容を紹介するシアターに加え,マルチプレイが体験できる試遊台が出展されており,つねに多くの人で賑わいを見せていた。そんな2K Gamesブースのシアターで行われたプレゼンテーションと,新キャラクター「MOZE」(モズ)のプレイデモに参加してきたので,そのレポートを開発者のインタビューとともにお届けしていく。
プレゼンテーションでは,“史上最高のマルチプレイ”を実現するため強化されたという,ECHOnet(エコーネット)が紹介された。本作のECHOnetは,フレンドのログイン状況が見やすくなったり,プレイヤー同士のレベルを同期させたり,フレンドがレア・スポーンを見つけたらその討伐ミッションに参加できたりと,協力プレイの遊びやすさを意識したものに進化しているという。
また,本作にはプレイヤーがアイテムを売却すると,そのアイテムが自動的にフレンドの自動販売機に商品として並ぶシステムが組み込まれている。これにより,ふだんはソロプレイ中心かつ自分のペースで遊びたいという人でも,フレンドとの協力関係を築きやすくなっているという。
ほかにも,マルチプレイでは欠かせない要素となるキャラクターカスタマイズは,ヘッドやスキンの種類,そのカラーバリエーションが幅広く選択できるようになっているとのこと。さらに武器にはチャームのような飾りや新しい武器用スキンが豊富に用意されているそうだ。
プレイデモでは,新キャラクターとなるガンナーの「MOZE」(モズ)のプレイフィールを確認できた。本作においてプレイヤーは,沼地やジャングル,恐竜のような凶悪なクリーチャーが登場する新たな惑星「EDEN-6」(エデン-6)など,さまざまな環境で強敵との戦いを繰り広げることになるのだが,「MOZE」は状況を選ばない柔軟な戦いが可能という。
「MOZE」の最大の特徴は,相棒であるメック「Iron Bear」(アイアン・ベア)をスキルで呼び出し,搭乗して戦えること。スキルツリーは,グレネードランチャーやロケットランチャーを強化する「Demolition woman」,レールガンや拳での近接攻撃に特化した「Retribution shield」,その名のとおり弾切れを気にせずミニガンが撃てる「Bottomless magazines」の3種類で,左右の手それぞれに別のスキルがセットできる。
プレイデモの時間は20分弱だったので,すべてのスキルや武器を確かめることはできなかったが,Iron Bearから繰り出される高火力の攻撃は,“柔軟かつ爽快で豪快なバトル”が楽しめるように感じられた。そのほか,プレイデモでは確認できなかったが,「MOZE」とIron Bearは別々に戦うこともでき,さらに仲間をIron Bearの背中に乗せることも可能なようだ。
また,プレゼンテーションとプレイデモののちに,Gearbox SoftwareのプロデューサーであるKayla Belmore氏に話を聞けたので,その模様をお届けして本稿の締めくくりとしたい。
4Gamer:
本ブースの盛り上がりについて感想を聞かせてください。
Kayla Belmore氏:
試遊やシアターは喜ばしい反応をいただけています。長い間待ってくださった多くのゲームファンに「ボーダーランズ3」を楽しんでもらえているようで,とても嬉しいですね。
4Gamer:
今作から初めて触る人も多いと思います。旧作を遊んでいない人でも物語を楽しむことはできるのでしょうか。
Kayla Belmore氏:
もちろんです。ゲームでは新しい体験が待っていますし,過去作から再登場するキャラクターはバックストーリーの説明がゲーム中に出るようになっているので,シリーズを初めて遊ぶ人でも問題なく楽しめます。
少し前に配信された「ボーダーランズ2」のダウンロードコンテンツである「指揮官リリスのサンクチュアリ奪還作戦」では,これまでの物語を振り返ることができます。シリーズのファンはこちらをプレイすれば,物語を思い出せると思うので,ぜひ遊んでみてください。
[E3 2019]「ボーダーランズ2」,7年越しの新DLC「指揮官リリスのサンクチュアリ奪還作戦」が発表。本日から7月8日まで無料配信
2K Gamesは本日,アメリカのロサンゼルスにて開催される「E3 2019」に合わせて実施された「Xbox E3 ブリーフィング」にて,2012年に発売された「ボーダーランズ2」の新ダウンロードコンテンツ「指揮官リリスのサンクチュアリ奪還作戦」を発表した。本日配信開始で7月8日まで無料でダウンロード可能だ。
4Gamer:
シリーズ作品と比較して,とくに進化した部分はどこでしょうか。
Kayla Belmore氏:
あらゆる部分が進化しているので,お答えするのがとても難しい質問ですね(笑)。アクション部分では,スライディングやマントリングといった新しい動きが加わりましたし,武器もシステムを一から構築し直したので,新しいフィーリングで楽しめるようになっていると思います。また,独特のグラフィックスも物理ベースレンダリングによって,より深い表現が実現できたので注目してほしいですね。
4Gamer:
最後に日本のゲームファンにメッセージをお願いします。
Kayla Belmore氏:
私は自分でもするくらいにコスプレが大好きなんです。日本の多くのゲームファンが「ボーダーランズ3」をプレイし,そしてコスプレをしてSNSで公開してくれたらとても嬉しいですね。オフィスの仲間と楽しみに待っています。
「ボーダーランズ3」公式サイト
4GamerのE3 2019記事一覧
キーワード
(C)2019 IPerion, LLC. Published and distributed by 2K. Gearbox and Borderlands, and the Gearbox Software and Borderlands logos, are registered trademarks, all used courtesy of Gearbox Software, LLC. 2K and the 2K logo are trademarks of Take-Two Interactive Software, Inc. All rights reserved.
(C)2019 IPerion, LLC. Published and distributed by 2K. Gearbox and Borderlands, and the Gearbox Software and Borderlands logos, are registered trademarks, all used courtesy of Gearbox Software, LLC. 2K and the 2K logo are trademarks of Take-Two Interactive Software, Inc. All rights reserved.
(C)2019 IPerion, LLC. Published and distributed by 2K. Gearbox and Borderlands, and the Gearbox Software and Borderlands logos, are registered trademarks, all used courtesy of Gearbox Software, LLC. 2K and the 2K logo are trademarks of Take-Two Interactive Software, Inc. All rights reserved.