このゲームの読者の評価
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7.5点 75 - 投稿者:Description(女性/20代)
- 投稿日:2019/09/10
- 良い点
- ・戦闘
5体のレギオンそれぞれに個性があり使っていても見ていても楽しめる。また鎖を使ったアクションも目新しい。もちろんレギオンの強弱はあるが。
・難易度
プラチナと言えばハードコアなゲームのイメージがあるが今回は難易度が4段階あり1番やさしいものは自動戦闘や謎解きのヒントを与えるなど至れり尽くせりなものになっている。
・やりこみ
実績や敵、人物、場所の図鑑、戦闘評価等のやり込みが豊富。これもプラチナの伝統。 - 悪い点
- ・ゲーム以外の薄さ
ストーリーの途中までは気になったが正直最後はどうでも良かった。特に落ちは無理やりハッピーにした感が強くご都合エンドと言われても仕方ないのではないか。
またキャラが薄く掘り下げもほぼされないため感情移入しづらい。あるキャラはぽっと出てぱっと消える。いいキャラなだけにもったいない。
主人公は双子の男女のどちらかを選ぶという形式になるが、選ばなかった方が喋り、選んだ方は一切喋らない。序盤のある重要なイベントでも全く喋らないので何を考えてるのかわからない。
BGMの印象が薄い。最後の方のメランコリックな曲は良かったが。
・UIの不便さ
移動、レギオン移動、レギオン切り替え、攻撃、回避、等々10種くらいの操作をコントローラー1つに押し込んだせいで操作がゴチャゴチャする。またしゃがみとダッシュが同じスティック押し込みであり、ステルス要素があるゲームでは致命的ではないか。
コンフィグである程度はいじれるがプリセットでありボタン割り振りはできない。
ジャンプできない。戦闘では立体機動が出来るのに探索時は平面移動。レギオンを使って上とかにいければいいものをロングジャンプくらいしか出来ない。
ギミックがうざったい。落下ダメージは大体HPの2割程度食らい、戦闘でのダメージより食らう。また狭い地形で戦わされることもあり落下ダメのが気になる。毒ガス、レーザー、ダメージ床等のギミックもあるがこれが戦闘に出てくるとの地獄。炎や粘液、氷を食らうと暫く動けなくなる。単純な戦闘の難しさでなく搦め手使ってくるところが腹立つ。
戦闘が単調。後半及びクリア後の戦闘は殆ど人海戦術。バ火力のボスの周りにスパアマ付きの雑魚が群がっているというシーンが多すぎる。それか画面外から遠距離攻撃してくるチキン祭り。
ジャスト回避攻撃すら回避され、撃つ理由がわからなくなる。
もちろんのこと全難易度で全章S+クリアの実績があるが輪を掛けて面倒くさい。 - 総評
- 久しぶりのプラチナの作品ということで期待していたが蓋を開けたら佳作といった感じだった。
駄作でもなく手放しで褒められるものでもない典型的な7.5点。やり込み要素だけは多いが全部やる気にはとてもならない。レバガチャで最高評価がとれる謎。スパアマ人海戦術。大風呂敷広げて畳めてないストーリー。もうちょっとバックボーンをしっかりさせてから出しても良かったんじゃないか。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 2 2 3 3 -
アクションが苦手でもそれっぽくなる 60 - 投稿者:くろたけ(女性/30代)
- 投稿日:2019/09/01
- 良い点
- ■入力受付時間を緩めに取ったスローテンポ設計
コンボを繋ぐ入力受付時間が比較的長めに設定されている印象でした。
少しQTEにも近いテンポで遊べるので、目や感覚が慣れてくると
CMなどの動画のような派手なアクションが楽しめます。
また入力受付タイミングのエフェクトがゲームを邪魔せず派手なので、
どこで受け付けているのかが可視化されているのも助かります。
元々私はこの手のアクションはそこまで得意ではないのですが、
最終段階では割と派手なアクションで画面栄えがします。
■素直なゲーム進行
(良くも悪くも)ストーリーが王道です。
長年この手の業界にいると大体「こいつが悪そう」とか「この人は味方」と
大体の相関図が見えてきますが、それらを悟られないようにするための変にひねった設定や展開がない分、遊んで嫌な気分はしませんでした。
サブクエストを消化していくと本筋で有力な情報が手に入ったり、
アクションの練習も出来るのでこなしていくとゲームが楽になります。
■初心者設計の難易度
初期設定では難易度がプレイヤーにやや有利に設定されています。
その場復活の回数も多く、おそらく普通にプレイすると加味されないか
減点対象になるであろう行動(無駄に回避してしまう、攻撃がワンパターン、
敵に近づかないで倒そうとする)も
初期設定の難易度ではクエスト評価において加点対象になります。
高難易度になれば減点がさすがに発生しますが、初心者が不器用なプレイで
評価による報酬が低く、武器などの強化が出来ないといった負のループを
ある程度しっかり断ち切ってくれます。
また一部の敵を撃破した際フィニッシュムーブを入れると、体力が全回復します。
(難易度によって回復容量には差があるかもしれません)
難易度はチャプターごとかロードの際に切り替えられるので、自分の力量に合わせて楽しめます。
(ただし最高難易度のみ一度選択すると切り替えが出来なくなります)
■刺さる人には刺さる設定
人間とそもそも侵略しに来た生物兵器を使えるように加工しただけの相棒、という
刺さる人には刺さる設定はお勧めです。
ゲーム中では「猛獣と猛獣使い」と表現されますが、そうならなくなった時の頼れるパートナー、
でもいつ寝首を掻かれるか分からない関係はやっぱり刺さる人には刺さります。
登場人物も海外ドラマを髣髴とさせる設定で親しみやすいのも嬉しいです。 - 悪い点
- ■ボリュームが残念
購入してから通しで遊んで大体20時間弱でクリアまでたどり着きました。
サブクエストなどをある程度消化してこれなのでちょっと物足りないです。
もう少しアクションや状況捜査のアドベンチャーパートを差し込んでもよかったんじゃないかなと思います。
またEDの関係上後日談が作りにくく、DLCで追加シナリオが出せるかどうかは結構怪しいです。
一応クリア後イベントがないわけではありませんが、これもやっぱりボリューム不足が否めません。
オープンワールドではありませんが、もう少しフィールドもうろうろしたかった印象です。
■扱いに困るミニゲーム
サブクエストはいわゆるお使い系やダンジョン踏破などありますが、一部必要かどうか疑わしいゲームがあって困りました。
特にジャイロセンサーを利用したミニゲームは扱いに困りました。
もちろんスキップしても別段大きく取り返しがつかない事もなく、内容も展開に沿っており理に適ってはいるのですが「これいる?」という疑問が残ります。
初期設定ではジャイロ感度は結構低めに設定されているので、スプラトゥーンなどの設定を想像してると痛い目を見ます。
■どうしてアクションゲームにスニークミッションを入れるのか
せっかく爽快感を売りにしているのに、それをすべて殺してしまうスニークステージを挿入するのか理解に苦しみます。
2回ありますが2回目は強行突破が出来ないため、そこで非常にストレスがたまります。
マップ情報を可視化するアイテムが常時使用可能(むしろ使用を推奨される)な上、
相手の視界範囲などさまざまな情報が出るには出ますが、苦手な人には地獄です。
上記のミニゲームもそうですが「これいる?」という疑問とストレスばかりが増幅します。 - 総評
- 購入後勢いに任せて遊んでしまいました。
不満点はそこそこありますが、それを補える点が多かったのも事実です。
サブクエストはそこまで内容も突飛なものがなく、ストーリーの展開や街の設定に合わせて設計されており「今それ言うか」がほとんどありませんでした。
ただメインシナリオは使える能力を増やして終わり、といった感じがありもうちょっと遊びたかったというのが本音です。
シナリオDLC増えたら嬉しい、と思える内容だったことは確かです。
内容はぶっちゃけ言えばベタです。それ以外の何者でもないです。
しかし、昨今の妙に捻くれた人間関係だとか内輪もめ、誰かが裏切るかもしれないとぎすぎすする期間、誰かの挫折と立ち直るまでうだうだする期間など。
どことなくいらいらが溜まるタイミングが少なく、特に(昼ドラや青年誌レベルに)ぎすぎすしないのは個人的には嬉しいポイントです。
最後に、爽快感を売りにしている作品でスニークミッションを入れるのだけはやめていただきたいです。あれで本当にクリアを投げ出しそうになりました。 - プレイ時間
- 10〜20時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 4 4 3 2
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