インディーズゲームのパブリッシングを手がけるFellow Travellerは,とあるおばあさんの最期の時間を体験するという,Nintendo Switch用シミュレーション・アドベンチャー「The Stillness of the Wind」の配信を,ニンテンドーeショップで本日(2019年2月7日)開始した(関連リンク)。価格は1280円(税込),CEROレーティングはB(12歳以上対象)で,日本語版の窓口担当は架け橋ゲームズ。
なお“深夜”(なのでおそらく2月8日)には,PC版の配信がSteamで開始となる予定だ(関連リンク)。
「The Stillness of the Wind」トレイラー
The Stillness of the Windは,古びた小屋で暮らす「タルマ」というおばあさんの時間をゆっくりと感じながら,さまざまなイベントを通じて彼女の人生に思いを馳せるというタイトル。
かつてタルマは家族にも恵まれ,子供達の声で賑やかな村で暮らしていた。しかしそれぞれ村を去っていき,今は彼女だけがそこで暮らしている。ヤギやニワトリの世話をしたり,野草を採ったり,植物を育てたり,という生活である。時々送られてくる手紙に,遠く離れた家族や友人へ思いを馳せるなど,タルマだけが感じられる「風の静けさ」(The Stillness of the Wind)を,ゆるやかでリラックスした時間という形でプレイヤーも体験できるという内容である。
本作を手がけたのは,“Memory of God”の名で知られる単身デベロッパ兼Lambic Studiosのディレクター・Coyan Cardenas氏。無料ゲーム「Where The Goats Are」で評価を受けた氏は,本作のためにスタジオを立ち上げたのだという。Memory of God初の商業タイトルとしても注目の一作だ。
誰かの最期の時間を体験するということ
静かな風の流れさえも感じるアドベンチャーゲーム
『The Stillness of the Wind』
Nintendo Switch / PC(Steam)版リリースのお知らせ
本日、Fellow Traveller は、ある女性の人生を一風変わった手法で描くアドベンチャーゲーム『The Stillness of the Wind』を Nintendo Switch、深夜には PC(Steam)にてリリースいたします。
古びた小屋に暮らす「タルマ」というおばあさんの時間をゆっくりと感じながら、さまざまなイベントを通じて彼女の人生に思いを馳せるタイトルです。
『The Stillness of the Wind』とは
とある女性の最期の時間を体験するシミュレーションアドベンチャーゲーム