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    印刷2019/07/13 17:41

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    「ゲームでもRyzenを選ぶ理由ができた」。日本AMDが秋葉原で第3世代Ryzen&Radeon RX 5700シリーズをアピール

    画像集 No.001のサムネイル画像 / 「ゲームでもRyzenを選ぶ理由ができた」。日本AMDが秋葉原で第3世代Ryzen&Radeon RX 5700シリーズをアピール
     日本AMDは,2019年7月13日と14日,20日と21日に,「Ryzen Desktop 3000」シリーズ(以下,Ryzen 3000)と「Radeon RX 5700」シリーズの発売を記念したエンドユーザー向けイベント「AMD FAN FES in AKIBA」を開催する。
     初日の7月13日には,会場となった秋葉原のイベントスペース「LIFORK AKIHABARA II」の前に,大勢の人が列を作り,Ryzen 3000を解説するトークセッションでは,立ち見もでるほどの盛況ぶりで,いまのAMDとRyzen 3000の勢いを反映したものとなった。

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    会場となったLIFORK AKIHABARA II前には,開場前から多くの人が集まり,列を作っていた
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    会場内は満席。立ち見がでるほどの盛況ぶりだ
    AMD50周年ジャケット(5月のイベントにて抽選でプレゼントされたノベルティ)を着てくる熱心なAMDファンも
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    日本AMD ジャパンマーケティング本部 マーケティングスペシャリストの佐藤美明氏
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     トークセッションでは,まず,日本AMD ジャパンマーケティング本部 マーケティングスペシャリストの佐藤美明氏が,Ryzen 3000の概要を紹介した。Ryzen 3000とRadeon RX 5700シリーズは,7月7日の発売後,現在は入荷が間に合っていないほどの好評を得ているという。
     7nmプロセスの採用に加えて,マイクロアーキテクチャをZen2世代に刷新することで,マルチスレッドはもとより,シングルスレッドの性能も向上したと佐藤氏はアピールしていた。
     
    Ryzen 3000のラインナップ。このうち「Ryzen 7 3800X」は,ほかの製品から遅れて,7月12日に発売となった
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    Cinebench R20において,Zen2コアは前世代のZen+コアと比較して最大で21%の性能向上を実現しているとのことだが,その割合は7nmプロセスへの移行によるクロック向上の影響が40%,マイクロアーキテクチャの刷新によるIPC向上の影響が60%だという
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     セッション中には,「Ryzen 9 3900X」と,「Core i9-9900K」で,Cinebench R20を実行するデモも披露。シングルコアテストでは,「504」対「508」との結果でほぼ互角だったが,マルチスレッドテストでは「7224」と「4934」となり,1.46倍ほどの差がついた。マルチスレッドテストの実行時には,Ryzen 9 3900Xでの処理速度に会場から「おおっ」という声が上がったほどだ。
     
    左側のPCは,Core i9-9900Kと「GeForce RTX 2070 SUPER」を搭載。右側のPCはRyzen 9 3900Xと「Radeon RX 5700 XT」を搭載
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    Cinebench R20のシングルコアテストでは,Core i9-9900Kのスコアが「508」,Ryzen 9 3900Xのスコアが「504」でほぼ同等
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    Cinebench R20のマルチスレッドテストでは,Core i9-9900Kのスコアが「4934」,Ryzen 9 3900Xのスコアが「7224」となった
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     また,これまで弱点とされていたゲームでの性能でも,エントリーの製品から上位の製品まで,Intelの競合CPUと比べて同等以上の性能を発揮しているとして,佐藤氏は「死角のないCPUに仕上がった。クリエイティブ系のソフトだけでなく,ゲームでもRyzenを選ぶ理由ができた」と誇らしげに語った。

    「Ryzen 5 3600」と「Core i5-9400F」の性能比較
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    「Ryzen 5 3600X」と「Core i5-9600K」の性能比較。左がゲーム,右がクリエイティブ系ソフトでのものとなっている
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    第1世代Ryzenで最も売れたという「Ryzen 7 1700」がTDP 65Wであったことから,佐藤氏は同じTDP 65Wの「Ryzen 7 3700X」が日本で人気になるだろうと予想する。そのRyzen 7 3700Xは,たとえば,CPUは「Core i7-6700」で,グラフィックスカードを「GeForce GTX 1070」に差し替えた場合を想定した「3年前のPC」からの買い替え需要をターゲットにしているという。右のグラフにおける「消費電力」は,Cinebench R20のスコアと最大消費電力から計算した,電力あたりの性能のこと。Ryzen 7 3700Xは,「Core i7-9700K」比で優れた電力効率を示しているとアピールする
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    Ryzen 7 3800XとCore i7-9700Kの性能比較
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    Ryzen 7 3900XとCore i9-9900Kの性能比較
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     イベント会場には,マザーボードメーカー各社が,Ryzen 3000に対応したX570チップセット搭載マザーボードを展示するエリアも用意されていた。展示エリアにも多くの来場者が集まっていて,Ryzen 3000とX570マザーボードへの関心の高さがうかがえる。以下,展示の様子を写真で紹介しよう。

    ASRockのゲーマー向け製品ブランド「Phantom Gaming」では,すでにハイエンドの「X570 Phantom Gaming X」と,エントリー市場向けの「X570 Phantom Gaming 4」が発売済みで,Mini-ITXモデルの「X570 Phantom Gaming-ITX/TB3」を参考展示。7月内の発売を目指して調整とのこと
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    ASUS JAPANはマザーボードだけでなく,ピンク色のゲーマー向けデバイス「PNK LTD」シリーズも出展
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    日本ギガバイトは「AORUS」ブランドのゲーマー向けマザーボード展示。最上位の「X570 AORUS XTREME」は,7月12日に発売されたばかりで,16フェーズの電源回路や,Aquantia製10Gbps有線LANポートの対応,Wi-Fi 6対応無線LANモジュールの採用が特徴だ
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    エムエスアイコンピュータージャパンもゲーマー向けマザーボード中心の展示だが,ゲーマー向けをうたうPCケース「MPG SEKIRA 500X」も披露していた
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     「AMD FAN FES in AKIBA」は,14日,20日と21日にも行われるが,それぞれトークセッションの内容が異なるとのこと。また8月31日には大阪・なんばでも「AMD FAN FES in OSAKA」の開催が予定されている。Ryzen 3000に関心のあるゲーマーは足を運んでみるといいだろう。
     

    AMD FAN FES in AKIBA / OSAKAの詳細ページ

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