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2020年度ネビュラ賞で「Hades」がBest Game Writingを受賞。ヒューゴー賞にもノミネートされているギリシャ神話系ローグライクアクション
第56回となる今回のネビュラ賞には,前年に引き続きBest Game Writing部門が用意されていた。今回の受賞作はSupergiant Gamesの「Hades」,受賞者は同作のライター兼クリエイティブディレクターにして,ヒュプノスのCVも担当しているGreg Kasavin氏だ。
「Hades」は,ギリシャ神話をテーマとしたローグライク形式のアクションRPGだ。プレイヤーは,死の神・ハデスに支配された地下世界からの脱出を目指してダンジョンを探索していく。
ハロー!Steam広場 第265回:「Bastion」の開発陣が手掛けるローグライクアクション「Hades」が,やっとSteamに
今年最後のハロー!Steam広場となる第265回は,死の神であるハデスに支配された地下世界からの脱出を目指して,迫り来る敵と戦いながらダンジョン探索を繰り広げていく,斜め見下ろし視点のローグライクアクション「Hades」を紹介しよう。開発は「Bastion」のSupergiant Gamesだ。
同部門のノミネート作品は「Hades」のほか,調香師として香りに関する印象を選択することで物語が生成されていくインタラクティブノベル「Scents & Semiosis」,怪異専門の駆除業者となって地下鉄で悪魔や巨大ロボットと戦うインタラクティブノベル「The Luminous Underground」,超常現象が頻発する世界を舞台とした奇天烈な野球シミュレーションゲーム「Blaseball」,ケンタッキー州の地下に広がる奇妙な道路・ハイウェイ0号線を辿るポイント&クリック型アドベンチャーゲーム「Kentucky Route Zero」(関連記事),迷える魂を新世界へ送り届けるべくケアしていくマネジメント型アドベンチャーゲーム「Spiritfarer」(関連記事)となっている。
「Hades」はネビュラ賞だけでなく,The Hugo Awards(ヒューゴー賞)のBest Video Game部門にもノミネートされている。ヒューゴー賞では15年ぶりとなるゲーム部門のファイナリストは,「Hades」のほか「Spiritfarer」と「Blaseball」,そして「Animal Crossing: New Horizons(あつまれ どうぶつの森)」「The Last of Us Part II」「FINAL FANTASY VII REMAKE」。ネビュラ賞とはターゲット層が若干異なり,大手ゲームメーカーのビッグタイトルが並ぶヒューゴー賞の受賞作は,12月15〜19日に開催されるDisCon IIIで発表となる予定だ。
ネビュラ賞公式サイトの「2020 Nebula Awards」特設ページ
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(C)Supergiant Games, LLC 2020-2021. All rights reserved.
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