企画記事
王子の時代,開幕。王子が大渋滞でしんどい「PRINCE OF LEGEND」のドラマ&アプリの魅力に迫る
王子――
人々は美しく尊い男たちのことをそう呼ぶ。
伝説の王子――
それは王子中の王子ただ1人だけが勝ち取ることのできる栄光の座。
これは伝説の王子になるべく
王子たちが戦う物語である
彼らがなぜ伝説の王子を目指すことになったのか。
14人の王子たちの物語から始めよう……
人々は美しく尊い男たちのことをそう呼ぶ。
伝説の王子――
それは王子中の王子ただ1人だけが勝ち取ることのできる栄光の座。
これは伝説の王子になるべく
王子たちが戦う物語である
彼らがなぜ伝説の王子を目指すことになったのか。
14人の王子たちの物語から始めよう……
という導入から始まるTVドラマ「PRINCE OF LEGEND」(以下,「プリレジェ」)。この世界観を踏襲したスマホアプリ「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE」(iOS / Android。以下,「プリロワ」)が,tunefanから配信されている。
「PRINCE OF LEGEND」は,14人の男性たちが“伝説の王子”をめぐるバトルをくり広げていくメディミックスプロジェクト「プリンスバトルプロジェクト」の1つだ。このプロジェクトを提供するのは「HiGH&LOW」をプロデュースしたTEAM HI-AXである。
ハードな世界観と,ワイルドな男(EXILE系)たちによる熱いバトル(肉弾戦)が特徴の「HiGH&LOW」と異なり,本プロジェクトで登場するのは“王子”であり,女性をキュンキュンさせるシーンが盛りだくさんのエンターテイメントとなっている。
本稿では,「プリレジェ」の世界観を踏襲したゲーム「プリロワ」の魅力を,ドラマとの違いや,ゲームならではのポイントを含めて紹介しよう。
目次
・「PRINCE OF LEGEND」とは?
・ドラマ&劇場版との違いをCheck
・ゲーム「プリロワ」のお楽しみポイント
・「プリロワ」王子との恋愛ストーリーを紹介
1 朱雀 奏(Team奏)
2 京極尊人(Team京極兄弟)
3 綾小路 葵(Team生徒会)
4 天堂光輝(Teamネクスト)
5 結城理一(Team先生)
6 嵯峨沢ハル(Team3B)
・番外編: 筆者イチ推し王子の瞬間BEST3
ドラマ「PRINCE OF LEGEND」とは?
物語の舞台は,聖ブリリアント学園。この学園には,世帯年収1億円以上の生徒が所属する「ファーストクラス」と,原石枠として家柄・年収不問の特別な「エコノミークラス」が設けられている。
本作のヒロイン成瀬果音は,聖ブリリアント学園・エコノミークラスの3年生。彼女は4年前に母親を亡くし,バイトをしながら1人で生計を立てている(特待生なので授業料は免除)。詳しくはドラマを観てほしいので省くが,そんな成瀬果音に,王子たちはさまざまな巡り合わせによって惹かれていく。
なんやかんやで聖ブリリアント学園……もとい成瀬果音のもとに,さまざまなタイプの王子たちが集まり,王子が大渋滞! となるわけだ(ここでキタ!)。
朱雀 奏(Team奏) |
久遠誠一郎(Team奏) |
鏑木 元(Team奏) |
京極尊人(Team京極兄弟) |
京極 竜(Team京極兄弟) |
綾小路 葵(Team生徒会) |
ガブリエル笹塚(Team生徒会) |
天堂光輝(Teamネクスト) |
日浦海司(Teamネクスト) |
小田島 陸(Teamネクスト) |
結城理一(Team先生) |
嵯峨沢ハル(Team3B) |
翔(Team3B) |
TAICHI(Team3B) |
そんななか,聖ブリリアント学園では,理事長の実相寺光彦がとある計画を立てていた。それは,学園で3年に一度行われる“伝説の王子”を決める選手権に,王子たちを出場させるというもの。しかし,一部を除き王子たちは伝説の王子へのモチベーションが一切ない。そこで実相寺は,成瀬果音を利用することに……。
実相寺の策略により「伝説の王子選手権」に王子たちが出場することとなり,ドラマはひとまず完結となる。王子選手権の競技の中身はなんなのか,誰が伝説の王子に選ばれたのか,成瀬果音との恋はどうなってしまうのかなどの結末は,劇場版で確認できるというわけだ。
このように内容をかいつまんで説明すると,王道のラブコメ展開である。
ただ,このドラマは見せ方がちょっと変わっていた。“伝説の王子”の称号を手にするべく王子たちが競う物語の軸はあるものの,1話もしくは2話分を使って懇切丁寧に王子たちを紹介していくため,主軸のストーリーが一向に進まない。全10話がまさかの王子紹介でほぼ終わるのだ。
さらに各話の王子紹介も独特で,王子が登場するやいなや,やたらとキラキラとしたエフェクトがかかり,あろうことかカメラ目線で微笑んで自分の名を名乗る(さすが王子)。そして,お姫様だっこだったり,ウィンクだったり,腹チラだったり,顎クイだったり,数々の胸キュンシーンがこれでもかと盛り込まれてくる(目が忙しい)。
また実際に観ると分かるが,思わずツッコミたくなる場面が多い。筋トレをする生徒会長の両脇に謎の光が入っていたり,ウィンクされた女生徒が王子力にあてられて卒倒してしまったりなど,シュールさ全開だ。これは完全に狙っているそうなので,安心してツッコミ笑いしながら観よう。
筆者もドラマを見始めたときは,目の前で次々とくり広げられる“王子を魅せまショー”に圧倒されるしかなかった(目が忙しい)。
加えて珍しいのは,ヒロインの心情がほぼ描写されないことだ。普通なら,複数の男性に想いを寄せられるヒロインの心情を描きながら進むのがセオリーだが,「プリレジェ」では最終話までまったくといっていいほど分からない。反面,王子たちの心情は丁寧に描かれる。ヒロインが出すぎず,王子たちの“人となり”や,王子同士の“わちゃわちゃ感”が楽しめるように工夫されていた。
と,こんな感じで「プリレジェ」は,視聴者がヒロインに感情移入して楽しむ恋愛ドラマではなく,男性(王子)たちの魅力をこれでもかと見せつけられ,王子同士の関係性に悶えさせられる要素が満載の作品なのだ。「ちょっ仲良すぎ……」という場面も多々あり,狙いだと分かっていても,筆者はすっかりこのプロジェクトの術中にハマってしまった。
↑目次に戻る
ドラマ&劇場版と,ゲームの違いをCHECK
ゲームの物語は,エコノミークラスの特待生であるプレイヤーが,「伝説の王子選手権」の実行委員長として任命され,王子たちのサポートをしていくという展開だ。ちなみにドラマでは14人の王子だったが,ゲームでは生徒会のジョニーを含める15人が攻略できる(王子昇格おめでとう!)。
また,ドラマとは世界線が少々異なり,すでに王子たちが転校している状態で,なおかつ「伝説の王子選手権」に出場する意思がある。
とはいえ,王子たちの内面は根本的に変わらない。並行世界で起こっている,あったかもしれないもう1つの世界と考えるといいかもしれない。ちなみに制服はドラマと同じで,それぞれ元の学校の制服を着用している。転校してもその学園の制服を着ない(染まらない)というポリシーでもあるのだろうか。
そして,もっとも大きな違いはヒロイン不在による王子たちの描かれ方だ。ゲームでは,王子たちが序盤から熱を上げている成瀬果音がいない。これは王子にもよるが,ドラマは恋愛による心理的影響で余裕がなくなったり,思わぬ行動をとったりと,普段と異なる状態の王子の姿が目立った。つまりゲームでは,王子たちの通常モードでのやり取りがたっぷりと楽しめるのだ。王子としての本領発揮(?)である。
ポジション的にはプレイヤー自身が“成瀬果音”にあたるが,同じ貧乏でも両親は健在など設定は若干異なる。それに本作のメインストーリーでは逆ハーレム状態にならず,選手権を通して王子たちと少しずつ関わっていく。少なくとも現時点で公開されている第5章までのメイン(王子教育)ストーリーでは,王子たちに迫られる様子は一切なく,ヒロインの存在が薄めだ(気に入られているのには違いない)。
プレイヤーがちやほやされない代わりに,王子同士の関係性はドラマ以上に親密に描かれていく。彼らは王子教育の一環で,ほぼ毎日共に行動をとることになるからだ。
朱雀 奏と久遠誠一郎,京極尊人と京極 竜,綾小路 葵とガブリエル笹塚といった“筆者的にも悶えポイントの高い”組み合わせはもちろん,これまであまり絡みがなかった王子たちが交流する姿が見られる。
一応補足しておくと,メインストーリーとは別に,王子たちとの恋愛ストーリーが用意されているので安心してほしい。
↑目次に戻る
ゲーム「プリロワ」のお楽しみポイント
まずは本作のゲームサイクルを簡単に説明しよう。
(1)カード育成・編成
(2)王子教育「練習」
(3)王子教育「リハーサル」
(4)みまわり
だいたい分かったところで,さっそく本題に入ろう。なんといっても本作のポイントは,王子同士の“わちゃわちゃ感”だ。メインストーリーはもちろん,「練習」「みまわり」といった要素でも王子たちの“わちゃわちゃ”した絡みが楽しめる。恋愛要素に興味がなく,ひたすら王子たちを愛でたい人にももってこいだ。
「練習」では,メインストーリーにそって王子を目指すためのさまざまな王子教育が行われる。驚きなのは,ちびキャラによるモーションが特訓ごとに異なること。「壁ドン」から始まり,「騎馬戦」「猫とふれあい」「握手会」,もっと先に進むと「枕投げ」「肝試し」「クレーンゲーム」「写真撮影」などなど……さまざまなモーションが用意されている。
また,「練習」でシンクロゲージが満タンになると“シンクロ発動”が発生し,この間は獲得できるアイテムが増加するほか,王子たちの特別な会話が展開される。いろいろな意味でドキッとするような会話もあるので,組み合わせを変えながら試してみよう。
「みまわり」では,実行委員として学園内にいる王子たちをのぞき見ることができる。一定時間が経過するとストーリーが進行し,特別な“みまわりフォト”が獲得可能だ。さらにみまわりを5回行ってレポートを完成させると,ゲーム内アイテムなどの報酬が得られる。
そういった王子同士の絡みだけでなく,自分の好きな王子と恋愛できる点も大きなポイントだ。ドラマで成瀬果音への恋愛の片鱗も見せなかった結城理一,嵯峨沢ハル,翔,TAICHI,鏑木 元,ガブリエル笹塚,ジョニー(彼に至っては王子として紹介されてすらいなかった),日浦海司,小田島 陸が,恋をするとどうなってしまうのか。加えて,朱雀 奏への特別な想いを秘める久遠誠一郎と,そもそも恋愛できるのか……非常に興味深い。
現時点で,ガブリエル笹塚,ジョニー,日浦海司,小田島 陸,翔,TAICHI以外の恋愛ストーリーが開放されている。この6人についても,先行して親密度RANK30までは上げられるので,親密度を上げつつ配信を待とう。
↑目次に戻る
「プリロワ」王子との恋愛ストーリーを紹介
恋愛ストーリーを読むには,「練習」もしくは「リハーサル」で親密度RANKを上げる必要がある。RANKが1つ上がるごとに1話ずつ開放される仕組みだ。
ここでは,各チームリーダーの恋愛ストーリーを紹介する。ついでに筆者が勝手にどんな恋になるのかを予想してみたので,あわせてチェックしよう。なお,それぞれの恋愛ストーリーは,プリンスホールで「伝説の王子選手権」の話を受けたあとから始まる。
※筆者のプレイヤー名は「星野さくら」
■1 朱雀 奏(Team奏)
総資産数兆円といわれる朱雀グループの御曹司。容姿端麗でスポーツ万能なうえ,幼い頃から王子としての英才教育を受けてきたため,仕草のすべてが気品溢れる“セレブ王子”だ。庶民の生活に関しては世間知らずな面があるものの,いつも側で仕えている久遠誠一郎と鏑木 元がフォローしている。誰にでも分け隔てなく優しく,レディーファーストを忘れないため,まさに王子のなかの王子とは彼のことかもしれない。
●朱雀 奏の恋愛ストーリー
圧倒的な王子力で女性陣を虜にする朱雀 奏。だが少々鈍感で,周りの取り巻きから目を付けられるプレイヤーの気も知らず,親しく接してくる。ひと目もはばからずお姫様だっこなどをしてしまうから困ったものだ。
側近である久遠誠一郎,鏑木 元は警戒心が強い。それにしたって冷たい |
朱雀 奏に絡む京極尊人。どうやら2人はもともと知り合いのようだ…… |
そんなある日,王子学習の一環としてファーストクラスとエコノミークラス合同で社交ダンスの授業が行われた。ペアを組もうと女性陣に取り囲まれるも,なぜか朱雀 奏は素人のプレイヤーにダンスを申し込む。
さすが王子はダンスもお手の物だ |
笑顔を見て動揺? そのままバランスを崩して倒れてしまうハプニングも |
ダンスのペアを組むことを諦めない朱雀 奏。頑なに断ろうとするプレイヤーに対し,彼は「なぜペアを組みたいのか」という素直な気持ちをぶつけて……。
〜朱雀 奏との恋予想〜
朱雀 奏とは,取り巻きとのトラブルや,京極尊人との絡みなど恋愛作品における王道な展開が楽しめそうだ。ドラマではヒロインに対してケンカ腰になったり,普段の彼らしからぬ姿を見せたりする“ツンデレな恋”だったが,ゲームでは今のところ心の余裕が感じられる。これからツンデレになるのか? それともまた違った恋愛模様なのか続きが気になる。
↑目次に戻る
■2 京極尊人(Team京極兄弟)
弱きを助け強きを挫く“ヤンキー王子・兄”。単純でケンカっ早いところもあるが,自分が悪いときは,すぐに謝る素直さも持っている。女性人気も高いが,そのオーラゆえに遠巻きのファンが多く,本人はあまり気づいていないようだ(怖がられて近寄ってこないと思っている)。弟の京極 竜との絆が非常に強く,「竜ちゃん」と呼びいつも一緒に行動している。ちなみにドラマではInstagramをやっていた(フォローしたい)。
●京極尊人の恋愛ストーリー
特待生であるプレイヤーに,勉強を教えてほしいと頼む京極尊人。声が大きく行動も大胆なので,怖がられることも多いが,意外と素直だったり,無邪気だったり,人なつっこかったりな面を見せてくれる。
ただ,相手との距離が近すぎるためか,その場の流れでなんとなく応援したプレイヤーの言葉を素直に喜び,思わず抱きしめてしまうことも。本人は男友達にしているのと同じだと思っているに違いない。
嬉しくなるとすぐに行動に出るタイプのようだ |
半径1メートル以内に近づくなと言われてしまう |
そんなある日,学園の雰囲気になじめず,友達がいないと話すプレイヤーに,京極尊人は「もう俺たちダチだろ」と告げる。そういった真っ直ぐなところが,彼の魅力と言えるだろう。
〜京極尊人との恋予想〜
京極尊人とは,どちらからともなく意識しだして,友達以上恋人未満の状態を抜け出せずに,ヤキモキする恋になりそうだ。ドラマでは,1年前に一目惚れしたヒロインを想い続ける“一途な恋”だった。再会するやストレートに最初から好意をぶつけて,わりと手も早……積極的だったが,ゲームでは友達という建前があるうえで,どういったアプローチを魅せてくれるのだろうか。
↑目次に戻る
■3 綾小路 葵(Team生徒会)
由緒ある家の跡継ぎで,学園のトップに君臨する“生徒会長王子”。優雅な立ち振る舞いと,鍛え上げられた肉体のギャップに魅了される女性が多い。ゲームでは今のところ彼の肉体美が披露される場はないが,気になる人はドラマを観よう。そんな綾小路 葵の唯一の欠点は,人の名前が覚えられないこと。しかし,なぜか朱雀 奏の名前だけは記憶しており,彼を異常にライバル視している。
●綾小路 葵の恋愛ストーリー
朱雀 奏に,並々ならぬライバル心を燃やす綾小路 葵。どちらが伝説の王子になっても興味がない,というプレイヤーに驚きつつも,彼女を自分のものにすれば,朱雀 奏に勝てると思い込み,交際を申し込む。
取り巻きの女性とは異なる反応に,特別なものを感じる |
本当に交際を申し込んでしまう |
告白するも,人の名前が覚えられない欠点が仇になり,あっさり玉砕。しかし,ガブリエル笹塚やジョニーのフォロー(圧力)もあり,まずは友達付き合いから始めることに成功する。告白自体は失敗したものの,素直に喜ぶ3人なのだった。
プレイヤーの名前が出てこない |
ガブリエル笹塚の押しが怖い…… |
朝のあいさつのために,校門の前で待っていたり,教室に出向いたりする綾小路 葵。友達の定義が極端な気がするが,彼なりに親睦を深めようと努力しているのが窺える。また,ちょっとしたハプニングで急接近してしまい,綾小路 葵が照れる場面も。少し距離が縮まったかに見えるが,プレイヤーの名前はまだ覚えていない。
〜綾小路 葵との恋予想〜
綾小路 葵との恋は,朱雀 奏に対する対抗心から始まる。朱雀 奏が起源になるのはドラマと同様で,人の名前を覚えられない彼が成瀬果音の名前を覚えたことで,特別な存在として意識しだす“記憶に残る恋”だった。ゲームでは今のところ名前は覚えておらず,とりあえず友達として接することに。どのタイミングで名前を覚えてくれるのかがポイントとなりそうだ。
↑目次に戻る
■4 天堂光輝(Teamネクスト)
エコノミークラスの磨けば光る原石集団“ダンス王子レッド”。日浦海司や小田島 陸といつもつるんでおり,男友達の前では屈託なく笑う姿を見せる。しかし,女性の前ではあまり笑顔を見せず,とくにプレイヤーに対しては無愛想だ。
●天堂光輝との恋愛ストーリー
同じクラスにもかかわらず,プレイヤーとほとんど会話したことがない天堂光輝。目が合ってもすぐにそらし,無愛想な態度で接していた。しかし,それは意識しすぎているからゆえの言動だったのだ。素直じゃない彼を,日浦海司と小田島 陸がからかうことも。
男友達とバスケする姿はイキイキとしているが…… |
クールに見えて,心の中は動揺している |
そんななか,2人は球技大会の実行委員を務めることになるが,これがきっかけで,とんでもない展開になっていく。プレイヤーに(球技大会のことで)話があると言われた天堂光輝は,何がどうしてそうなったのか,告白されたと勘違いしたのだ。
妄想癖があるのか,人の話をまったく聞いていない |
クラスTシャツの話を,ペアルックがしたいと解釈 |
さらに誤解は積み重なり,クラスの前で“クラスTシャツを発表する”を,“「付き合っている」と発表する”に受け取ってしまった。そして当日,クラスの前に立った2人は……(もう見ているこっちが穴があったら入りたい状態になる)。
〜天堂光輝との恋予想〜
ドラマでは,成瀬果音を守れる存在になりたいと自分を磨くも,なかなか振り抜いてもらえない“憧れの恋”だった。ゲームでもプレイヤーに対して好意があるのは同じだが,告白されたと早とちりするとは……。これが勘違いと分かったときの彼の反応が非常に心配だ。あまり傷つかない流れになってほしいが,どこからともなく「恋愛って傷つくものだから」と囁く声が聞こえる(黙りなさい)。
↑目次に戻る
■5 結城理一(Team先生)
美を追究する先生界の絶対的センター“先生王子”。窓に写る自分の姿に見惚れるなど極度のナルシストで,伝説の王子への執着が誰よりも強い。美に敏感で,王子力が高い生徒や,美しい外見の生徒は常にチェックしている。ちなみにドラマでもゲームでもヒロインのことは認識していなかった(失礼)。
●結城理一との恋愛ストーリー
結城理一は,重要な「伝説の王子選手権」の実行委員長に,なぜエコノミークラスのプレイヤーが選ばれたのか不思議でたまらない。何か秘密があるのだろうと,プレイヤーに探りを入れたり,観察したり,何かとかかわってくるようになる。
そして偶然か必然か……担任代理として,結城理一がエコノミークラスにやってきた。そしてここぞとばかりに,授業の準備を手伝うスタッフ「英語係」にプレイヤーを任命する。だが話を聞いてみると,授業の手伝いではなく,彼が育てている菜園「Beauty Farm(ビューティーファーム)」の世話を手伝うというものだった。
英語準備室でいきなり壁ドン。その真相は…… |
自分の魅力に気づかない(?)プレイヤーに動揺 |
とあることがきっかけで,結城理一はプレイヤーから怒られてしまう。完ぺきだと思っていた自分にダメなところがあると知り,ショックを受ける。その出来事をきっかけに,結城理一はこれまで以上にプレイヤーに付きまとうようになっていく。
〜結城理一との恋予想〜
伝説の王子になるため,教師として学園にやってきた結城理一。ドラマでもヒロインに一切興味はなく,自分磨きに余念のない“自己愛”に溢れていた(しかも結婚目前の彼女がいた)。そんな彼との恋愛は,彼が自分自身を見つめ直し,どう自己愛から抜け出していくのかが見どころになりそうだ。どのようにプレイヤーと向き合っていくのか非常に興味深い。
↑目次に戻る
■6 嵯峨沢ハル(Team3B)
「彼氏にしてはいけない3大職業」のトップを走る,人たらしの“美容師王子”。翔(バーテンダー)やTAICHI(バンドマン)と共に,いつも美女をはべらせている。付き合ったら不幸になると分かっているのに,気持ちとは裏腹に好きになってしまい,涙を流した女性は数知れない。はたして彼に1人の女性を愛することはできるのだろうか。
●嵯峨沢ハルとの恋愛ストーリー
プリンスホールでの一件以来,偶然の出会いが続き,プレイヤーを何かとかまうようになる嵯峨沢ハル。そのチャラい言動から思い切り警戒されているのは明らかなのに,それを気にする様子もなく話しかける彼は,なんともハートが強い。
そんなある日,ティッシュ配りのバイトをするプレイヤーが,酔っ払いに絡まれているところに遭遇する。スマートに酔っ払いを撃退した嵯峨沢ハルは,彼女に食事をご馳走して駅まで送り届ける。普段は軽口を叩いているが,いざというときは頼りになりそうだ。
その目は真剣そのもの |
じつは気遣いの軽口かのかもしれない |
酔っ払いに絡まれた恐怖で,バイトが思うようにいかないプレイヤーに,嵯峨沢ハルは自分のアパートで家政婦として働かないかと申し出る。そんなこんなで家政婦として雇われることになり,一緒に過ごす時間が増えていく。
〜嵯峨沢ハルとの恋予想〜
ドラマでは,ヒロインの不幸な境遇を知る兄的存在で,成瀬果音を守り,彼女に近づく男を見定めようとする“妹愛”だった。ゲームでは,その妹ポジションではなく,1人の女性として接するので,ドラマとはまったく違うドキドキが期待できそうだ。恋愛になったら,チャラいようでなんだかんだ誠実な恋になる予感がする。
↑目次に戻る
番外編:筆者イチ推し王子の瞬間BEST3
〜京極兄が“尊”人だけに尊い〜
何を隠そう,筆者は“京極尊人推し”である。「どこが好きなのか」というのは,男らしいとか,家族想いだとか,当たり前の回答しかできない野暮な質問だ。ここでは,筆者が悶えた「筆者的★京極尊人が尊い瞬間BEST3」を紹介していく。それではいってみよう。
※スクショは同日に撮影しています
■No.3 ある日,ホーム画面で
とあるイベントを走っていた筆者。時計はすでに0:00を回っている。明日も仕事だ……そろそろ寝なければならない。でもあともう少し頑張ればランキング上位に入れるかもしれない。迷いに迷って,あと少しだけ,あと1回だけとタップしようとしたそのとき――ホーム画面に設定した京極尊人から「無理すんな」という声(ボイス)が聞こえ,ふと我に返る筆者。京極尊人のお陰で次の日遅刻せずに済んだのだった。優しすぎて震える。■No.2 またある日,ホーム画面で
月曜日,今日から始まる一週間。仕事は好きだが,やはり月曜日の朝というのは憂鬱である。そんな気持ちでログインボーナスをもらおうと「プリロワ」にログインした,そのとき――朝一番から聞こえる京極尊人の声「がんばれよ」。よっしゃがんばろ。■No.1 そのまたある日,ホーム画面で
いつものように「練習」したり,「リハーサル」をしたり,王子教育に勤しむ筆者。何気ないこの時間……ふとホーム画面に戻った,そのとき――「はははっ」と京極尊人の笑い声が聞こえ,画面を見ると「お前を守れんのは俺しか居ねえよ」のセリフ。とぅんくっ(油断した)。と,このように京極尊人に限らずだが,推し王子をホーム画面に設定するだけで,日々の生活が潤う(個人差があります)。メインストーリーなどゲームとしての要素以外のちょっとしたポイントでも,幸せって感じるものなのだ(個人差があります)。ぜひ,隅から隅まで王子の魅力を感じてほしい。
↑目次に戻る
笑いながら物語にツッコんで,王子にキュンキュンできる「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE」。筆者はアプリを始めてから本プロジェクトを知り,映画→ドラマという逆な順番でこの世界観に触れた。恋愛モノでときめくのは正直しんどいから避けてきたが,すっかりハマってしまったのだから,胸キュン作品が好きな人はもちろん,恋愛モノを避けてきた人,現実の恋に疲れてしまった人……すべての女性陣に勧めたい。
なお,昨日掲載の連載記事「乙女チック4Gamer」では,ゲームのシステムやキャラクターを紹介しているので,こちらもあわせてチェックしよう。
関連記事
「乙女チック4Gamer」第206回:15人の王子が大渋滞! 育成恋愛SLG「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE」を特集
「乙女チック4Gamer」第206回は,tunefanから配信中のスマホ向け「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE」を特集します。本作は,テレビドラマ「PRINCE OF LEGEND」の世界観を踏襲しつつ,オリジナルの恋愛ストーリーが楽しめる“王子が大渋滞の育成恋愛シミュレーションゲーム”です。
今後は,実際に王子と会えるリアル連動イベントなども展開予定とあったので,みんなで王子たちを育て,愛でて,「プリロワ」の世界観を楽しみながら,このプリンスバトルプロジェクトを共に広げていこう。
「PRINCE OF LEGEND」公式サイト
「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE」公式サイト
「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE」ダウンロードページ
「PRINCE OF LEGEND LOVE ROYALE」ダウンロードページ
(C)2019「PRINCE OF LEGEND」製作委員会
(C)HI-AX/(C) tunefan, Inc.