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「ディアブロ イモータル」はローンチから2週間で850万DLを記録。マイクロトランザクションの収益は2400万ドル(約32億4000万円)を達成
モバイルゲーム市場の動向をチェックするAppmagic(リンク)の統計では,全収益のうちの44%がアメリカ,22%が韓国と続き,日本は第3位である8%,そしてドイツ,カナダが続いている。これは,現在オープンβという形でフルリリースされているPC版のダウンロードや収益は除外されているものと思われるが,同サイトによるとBlizzardのラインナップとしては,デジタルコレクティブルカードゲーム(CCG)「ハースストーン」に続く規模であるとのこと。
Blizzard EntertainmentとNetEaseが共同開発した,ARPGの金字塔である「Diablo」シリーズの最新作であり,外伝的な作品になる本作。「ディアブロII:ロード オブ デストラクション」と「Diablo III」の間に起きた,知られざる24年の出来事が描かれており,大魔王ディアブロが復活できていないこの期間に,地獄界の覇者スカーンが地上世界を掌握するために暗躍するというストーリーが展開する。
プレイヤーは,バーバリアン,クルセイダー,デーモン・ハンター,モンク,ネクロマンサー,そしてウィザードという6つのプレイアブルキャラクターを操り,ゲームの世界「サンクチュアリ」に散らばるさまざまなアクティビティを攻略しながら,プレイヤーキャラクターの育成や,最大100人のプレイヤーで構成されるクラン(ギルド)で“イモータルズ”と呼ばれるトップの座を狙って,PvP戦なども楽しめる。
「ディアブロ イモータル」は,基本プレイ無料となるFree-to-Play型ゲームとしてリリースされている。しかし,マイクロトランザクションに絡むゲームシステムについては批判も上がっており,メタクリティックのファン評価においては史上最低となる“0.4/10点満点”という,驚くような数値になっている。
また,オランダやベルギーでは,国内でリリースされていないにも関わらず,マイクロトランザクションを“搾取的”と評価している。さらに,NetEaseが担当する中国でのリリースについても,ローンチ直前にソーシャルネットワークサービス「Weibo」(微博)におけるBlizzard公式アカウントが原因不明の強制シャットダウンしたことに続き,ゲームそのものもリリース延期になってしまっているという状態だ。
気になるところはあるものの多くのゲーマーが参加するゲーム,というところにハマる要素の多い「Diablo」シリーズと,競争原理の高いPvPモードやマイクロトランザクションとの相性が浮き彫りになっている印象。今後,いかにゲーマーたちの声を聴きながら,多くのファンを納得させるサービスに成長させていけるか,その真価が問われることになりそうだ。
「ディアブロ イモータル」公式サイト
「ディアブロ イモータル」ダウンロードページ
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(C)2022 BLIZZARD ENTERTAINMENT, INC. (C) 2022 NETEASE, INC.
ディアブロ イモータル、ディアブロ、Blizzard EntertainmentはBlizzard Entertainment, Incの商標または登録商標です
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