プレイレポート
想像以上に英語教材だった「コロキュアル」の魅力をレポート。イケメン生徒たちと生きた英語を一緒に学ぼう
SUCCESS ENTERTAINMENTがサービス中のスマホアプリ「コロキュアル」(iOS / Android)は,英会話教室の講師として個性豊かな生徒たちと講習しながら英語を“耳と目とココロで感じるAVG”だ。海外からの旅行者の増加や2020年の東京オリンピック開催など,今まで以上に英語に触れる機会が多くなりつつある今日。学生時代から英語が大の苦手だった筆者も,「せめて簡単な挨拶くらいは話せるようになりたい!」と常日頃考えていた。しかし英会話教室に通うとなると,それなりにハードルが高い&受講料も高い! そんなとき,今回の仕事が舞い込み,藁にもすがる思いで「コロキュアル」を始めることになったのだ。
筆者もそうだが,そもそも“耳と目とココロで感じる”ってどういうことなの? と思った人もいるはず。そんなみなさんの疑問が,これを読んで少しでも解消されたら嬉しい。ということで,筆者が遊んでみたインプレッションをお届けしよう。楽しく英語が勉強できるレッスン風景や,一緒に過ごすステキなキャラクターたちにも注目してほしい。
生徒を集めてセントルイス英会話スクールの危機を救おう
物語の舞台は,東京西部に位置する瑞里町(みずりちょう)にある“セントルイス英会話スクール”。経営者だった父が病に倒れ,主人公は両親が大切にしていた場所を守るために仕事を引き継ぐことになる。
しかし,大黒柱である父を失ったスクールは生徒が減り経営が悪化しているだけでなく,多額の負債も抱えていたのだ。そんな絶体絶命の危機を,残された講師たちや新たに出会う生徒たちとともに乗り越え,経営再建を目指す物語が展開されていく。
経営初心者の主人公にとって無理難題が山積み状態だが,講師の青柳慎一郎(CV:杉山紀彰)や紫藤梢平(CV:入野自由)という頼もしい仲間がいるのが心強い。マスコットキャラクターのミルクティー,通称クーちゃん(CV:竹内順子)のかわいさも,心を和ませてくれる。
物語は英語を学ぶ「LESSON」を重ね,プレイヤーのランクが上がると開放される仕組みだ。「LESSON」の詳しい内容については後述するが,とくに最初はレベルが上がりやすいので,さくさく読み進められる。スクールの運命や,どのように生徒たちと出会うのか物語の続きが気になって,英語が苦手な筆者ですら自然とレッスンが進んでいくという素晴らしい効果を実感した(個人差があります)。
また魅力的な生徒たちと一緒に英語が学べるのも本作のポイント。フレンドリーな柚木 要(CV:村瀬 渉),負けん気の強い佐山倫太郎(CV:小野賢章),穏やかな桜井雄弥(CV:山口勝平)人一倍努力家な千羽柾樹(CV:諏訪部順一),大人の余裕がある五十嵐由宇(CV:浪川大輔)など,さまざまな事情からセントルイス英会話スクールに通う生徒たちと交流したり,レッスンを受けたり楽しい時間を過ごすことができる。
加えて,メインストーリーはフルボイス。日常会話はもちろん,レッスンなどの英会話もキャスト陣が担当している。流れるような美しい発音を聞くたびに,あらためて声優の仕事はすごい! と感動してしまった。「おはよう」から「おやすみ」の挨拶のほか,ちょっとした日常会話など,声優陣の英語がたっぷり聴けるのは嬉しい。
本稿で紹介したメンバーのほかにも,スクールに融資している銀行員の柚木 尊(CV:小西克幸)をはじめ,さまざまな人物が登場し物語を盛り上げてくれる。豪華な声優陣がキャスティングされているので,誰がどんなキャラクターを演じるのか期待が高まる。
●出演声優陣(※敬称略)
石川界人,諏訪部順一,松岡禎丞,入野自由,竹内良太,村井雄治,小野賢章,橘 龍丸,村瀬 歩,木村 昴,津田健次郎,山口勝平,小西克幸,浪川大輔,山下大輝,佐藤拓也,速水 奨,米内佑希 ,下野 紘,平川大輔,代永 翼,杉山紀彰,福山 潤,竹内順子
ゲーム形式で楽しく英語が学べる「LESSON」
「LESSON」の“ノーマル”コースは,「丁寧な挨拶をしよう!」や「お出かけしてみよう!」などシチュエーションごとに分かれており,日常的に使える英語が学べる。短時間でプレイできるので,ちょっとした息抜きや通勤通学中に遊べるのも嬉しい。
各コースではテーマに合わせた5つの問題が出題される。正しい英訳を当てる“選択問題”,単語を選んで正しい文章を完成させる“並び替え問題”など,いずれも選択肢があるので安心してほしい。もし間違っても先生が答えを教えてくれるだけでなく,ちょっとした豆知識も教えてくれる。あえて間違えてみるのもいいかもしれない。
まだ始めたばかりだが,ゲームを遊びながら楽しく学べるので英語に対する苦手意識が少しずつ薄くなっていくように感じた。学生のころにもし本作があったならば,確実に英語への意欲が高まっていただろう。
ちなみに「LESSON」は,「CLASS」でTeamを編成して生徒と一緒に勉強する。選んだ生徒が持つスキルを使用すれば問題のヒントが得られるので,分からない問題が出た際に活用しよう。ただし各スキルは使用回数が決まっているため,使いどころは計画的に。
また,“ノーマル”のほかに“チャレンジ”という項目が用意されている。ノーマルは先述したとおりだが,チャレンジは,ノーマルで特定の条件を満たすと開放される会話形式の応用問題だ。英文と日本語が両方表示されるので(ボイスはもちろん英語),キャラクターたちの会話を見聞きしながらその英訳が正解か不正解かを当てていく。
問題をよく見ると,キャラクターが自身の趣味の話を教えてくれたり,かけ合いからキャラクター同士の関係性がうかがえたりと,彼らの魅力が分かる内容になっている。たかが練習問題と思って見逃していたらもったいない! 少し難度は上がるが,おもしろい会話も聞けるのでどんどん挑戦しよう。
なお,チャレンジの問題に正解すると,それに応じたボイス報酬が獲得できる。ボイスは「HOME」右端にある本のアイコン“辞書機能”でいつでも確認できるのも便利だ。
生徒たちと交流して個別ストーリーを楽しもう
本作は生徒たちと交流できる機能も充実しており,「Card」のコレクションでは各キャラクターの個別エピソードが楽しめる。開放に必要なアイテムはレッスンの報酬などで手に入るので,積極的にレッスンしよう。
「Profile」ではキャラクターの情報が確認できるだけでなく,贈り物をしたり,着せ替えたりできる。「贈り物」には“ふわふわのオムライス”や“カステラ”など,各キャラクターの好きな食べ物や興味のある品物がラインナップ。誰にあげればよいかも書いてあるので,「彼はこれが好きなんだ」という発見があるのもおもしろい。贈り物によって親密度が上がるが,下がることはないそうなのでいろいろな物を送ってみよう。
「着せ替え」では,キャラクターの衣装を入手したコスチュームに着替えさせることができる。ストーリー中の衣装も変えられるが,適応されるのは一度読んだストーリーの2回目以降の視聴からだ。お気に入りのコスチュームを着たキャラクターと物語が楽しめるので,活用してほしい。
ゲーム形式で楽しく英語を学びながら,魅力的なキャラクターと交流できる本作。想像していたよりもずっと本格的な英語教材だったことに驚いた。今なら,“耳と目とココロで感じる”の意味が少し分かったような気がする。学生はもちろん,あらためて語学を勉強したいという社会人にもオススメしたい作品だ。ぜひセントルイス英会話スクールで,ステキなキャラクターたちと一緒に英語を身につけよう!
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