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ハイエンドVR HMD「Meta Quest Pro」正式発表。薄型パンケーキレンズ採用でスリム化,10月26日に22万6800円(税込)で発売
Quest Proは,SoC(System-on-a-Chip)に,VR用に最適化されたQualcomm Snapdragon XR2+を搭載し,「Meta Quest 2」(以下,Quest 2)の1.5倍の高い動作性があり,放熱性も改善されているため性能は大幅に向上したとされている。メインメモリは12GB,ストレージは256GBで,10個の高解像度センサー(ヘッドセットの内側に5個,外側に5個)を搭載しているという。
光学系では,Quest 2のフレネルレンズを薄型パンケーキレンズに置き換えてモジュールの奥行きを40%削減したほか,液晶ディスプレイは「ローカルディミング技術」と「量子ドット技術」を採用することで,より豊かで鮮やかな色彩を実現したとされている。Quest ProはQuest 2と比較して1インチあたりの画素数が137%,1度あたりの画素数が110%に向上。全視野の視覚的な鮮明さは中央部分で125%,周辺部で150%に向上し,色域はQuest 2の1.3倍に拡大したそうだ。
なおQuest 2でパススルーを使ってデバイスの外の世界を見た場合は白黒だが,Quest Proでは物理的な環境をフルカラーで見ることができるようになるという。
Touch Proコントローラーは,各コントローラに内蔵された3つのセンサーにより,ヘッドセットとは無関係にコントローラ単体でのトラッキングを実現している。“広範囲に正確なフィードバックを提供する一歩上のハプティクス(触感)”を実現するという「TruTouchハプティクス」システムを搭載する点も特徴となっている。Quest 2でも使用可能だというTouch Proコントローラーは年内に,3万7180円(税込)での単品発売を行う予定とのことだ。
Metaストアの「Meta Quest Proの紹介」ページ
Oculusブログの「コラボレーションとクリエイションのための先進的なVRデバイスMeta Quest Pro発表」ページ
- 関連タイトル:
Meta Quest(旧称:Oculus Quest)
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