［TGS 2018］着せ替えで楽しむ宮廷ライフ！スマホ向け新作「謀りの姫：Pocket ～まったり宮廷ライフ～」を体験してきた

2018/09/21 14:45

　東京ゲームショウ2018のWISH INTERACTIVE TECHNOLOGYブースでは，スマホ向け新作「謀りの姫：Pocket ～まったり宮廷ライフ～」（iOS / Android。以下，謀りの姫：Pocket）がプレイアブル出展されている。

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中国の宮廷を再現したというブースには，漢服姿のコスプレイヤーさんの姿が。同ブースでは“顔ハメ”パネルでの撮影や，漢服の試着も楽しめる

　謀りの姫：Pocketはつい先日発表されたもので（関連記事），タイトル名からして同社がサービス中の「謀りの姫-TABAKARI NO HIME-」（iOS / Android。以下，謀りの姫）と近い設定だとは想像できるものの，詳しいゲーム内容は不明だった。謀りの姫-TABAKARI NO HIME-は宮廷を舞台とした，ドロドロとした愛憎渦巻く物語が展開するアドベンチャーゲームだ。
　宮廷という舞台は謀りの姫：Pocketも共通しているが，ゲーム内容はどうなのか。さっそくプレイしてきたので，そのインプレッションをお届けしよう。

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　まず最初に気づくのが，2Dで表現されていた謀りの姫とは異なり，謀りの姫：Pocketのキャラクターが3Dモデルとなっていることだ。本作ではキャラクターが生き生きと動いており，表情の変化が豊かなせいか，可愛らしさも増しているように感じられた。

生き生きとしたキャラクターによって臨場感も向上

　肝心のゲーム内容だが，物語を読み進め，ときに着せ替えを楽しみ，クエストをこなしていく――といった基本的な遊び方は謀りの姫と似ている。では“違い”はどこか。それは，本作では着せ替え要素がメインとなっている点だ。

クエストやバトルは基本的にオートなので放置もOK

　主人公の顔や髪型，服装，アクセサリーといったパーツは自由に選ぶことができる。もちろんその姿は，作中に登場する主人公の姿にも反映される。
　衣装は，クエストをこなして素材を集めて“衣装製作クエスト”で作る。主人公にお気に入りの衣装を着せたら，好きな背景を選んで撮影することも可能だ。

素材が揃ったら衣装を製作しよう

好きな衣装と背景で撮影。アングルも自由に変えられる

　なお会場のスタッフに聞いたところ，本作の物語は「謀りの姫ほどドロドロはしていない」そうだ。タイトル名にあるとおり“まったり宮廷ライフ”を楽しめるようなので，「愛憎劇はちょっと……」という人も安心してほしい。

感想を言い合いながら物語を読むことで，解釈の幅も広がりそうだ

　謀りの姫：Pocketのもう1つの大きなポイントは，プレイヤー同士のコミュニケーションを重視していることだ。
　たとえば本作で物語のテキストを読んでいると，画面上にほかのプレイヤーのコメントが流れてくる。キャラクターの発言に反応して突っ込んだり，共感したりと，話の展開をリアルタイムでほかのプレイヤーと共有して楽しめるのである。

　謀りの姫：Pocketにはこのほかにもさまざまなコンテンツが用意されているが，とくに筆者が注目したのは「個人職権」の中の男性を選択した場合に出る「流言」だ。本作ではどうやら，フレンドの「流言」を流すことができるらしい。流言の内容は“お任せ”してもいいし，プレイヤーが選択してもいい。こういったところでも，プレイヤー同士のコミュニケーションを楽しめそうである。