プレイレポート
リアルタイム対戦が熱い「Kick-Flight」先行プレイレポート。空中を縦横無尽に飛び回る抜群の爽快感が病みつきに!
本稿では,そんな“360°空中対戦アクション”と謳われる本作のプレイレポートをお届けする。
思いどおりに空を飛ぶ爽快アクションが病みつきに
基本操作は,空を飛び回るということで難しいのかと思いきや,ホールドで浮遊,スワイプで方向転換,タップで加速,フリックで回避と,想像よりもシンプルにまとめられている。実際に遊んでみると,イメージしたとおりにキャラクターが動き,空を駆けているだけでもただただ気持ちいい。
空を飛ぶことを前提に作られたステージは入り組んでおり,相手に発見されないよう狭い崖を飛んだり,高所から強襲をかけたりと,本作ならではの戦略が楽しめる。
敵を発見したときは,相手の背中を追いかけることになり,その様子はさながらドッグファイト。ストレスを感じさせないハイスピードな操作感は,プレイするほどに病みつきになっていくこと請け合いだ。
相手への攻撃方法は大きく分けると,接近した際にオートで行われる「通常攻撃」と,任意のタイミングで発動できる「ディスクスキル」,キャラクターごとに用意された「スペシャルスキル」と「キッカースキル」の4種類だ。
ディスクスキルは,攻撃はもちろん,回復やスピードアップなどさまざまな効果が用意されており,バトル前にセットすることで,4種類まで使用できるようになる。
発動時にカットインが入るスペシャルスキルは,一発逆転を狙える大技だ。キャラによってスキルの効果や性能が異なるため,キャラクター選択に大きく影響するだろう。
味方との連携が熱い2つのバトルモード
今回のプレイでは,フラッグをゴール地点まで運ぶ「フラッグフライト」と,フィールド中に散らばるクリスタルを集める「スクランブル」という2種類のモードが体験できた。
「フラッグフライト」は,フィールドに設置されたフラッグを回収して,ゴール地点まで運べば勝利となるルール。フラッグを持った相手を攻撃すれば妨害できるので,フラッグを運ぶ者とそれを守る者,そして相手フラッグの運搬を妨害する者といった役割分担が重要となる。
移動速度アップのディスクスキルで素早くフラッグを運搬したり,ダウンが狙える技で敵のフラッグ運搬を妨害したりするなど,戦い方は千差万別。戦闘が苦手な人であれば運搬に専念することもできるので,多くの人が楽しめそうな印象を受けた。
「スクランブル」は,フィールド上に散らばるクリスタルをより多く集めたほうが勝利となる。敵に倒されると所持クリスタルをすべてロストしてしまうが,自チームの拠点にある味方ガーディアンに預ければ,一度に多くのクリスタルをロストすることはなくなる。素早くクリスタルを回収し,相手に倒されないように立ち回りつつ,いつガーディアンに運ぶのかを考えながら戦うことになるだろう。
とはいえ,クリスタルを預けたガーディアンは敵から攻撃されると少しずつクリスタルをロストしてしまうため,しっかりと敵から防衛する必要もある。逆に言えば,相手がお留守にしている間であれば敵のガーディアンを叩きにいくのもいいだろう。
フラッグフライトと比較すると,プレイヤー同士での戦闘が多くなるので,空中での戦いをガッツリ楽しみたいという人にはもってこいのモードといえる。
スキル使用に必要な「ディスク」は,「ジェットカプセル」(いわゆるガチャのようなもの)や,勝利時にもらえる「カプセル」から入手可能。いずれも,クジラや鳥,トカゲといった生物などをモチーフにしており,バトルで使用するとプレイヤーの横に登場してスキルを放ってくれる。レアリティの高いディスクほど演出が派手になっており,バトルを盛り上げる重要な要素だ。
操作性の完成度が非常に高く,心地いいプレイフィールが体験できる本作は,空を飛ぶバトルシステムが非常に新鮮で,ただただ空を飛んでいるだけでも十分に楽しめてしまう作品だ。
また,真剣勝負やカジュアルな対戦など,さまざまなスタンスで楽しめるモードがいくつか用意されており,幅広い層の人が遊べるのは魅力的な部分といえる。
配信日は未定のままだが,この仕上がりであればそう遠くない時期にサービスされそうな予感がする。本作が気になったという人は,忘れないうちに事前登録を済ませておこう。
「Kick-Flight(キックフライト)」公式サイト
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Kick-Flight(キックフライト)
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