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[TGS 2018]「カスタムロボ」の見城こうじ氏の新作対戦ゲーム,「Synaptic Drive」プレイレポート&ミニインタビュー
「サウザンドゲームズ」公式サイト
「障害物に隠れた相手をトラッカーでいぶり出し,さらにガンで追い立て,相手が逃げるであろう方向へあらかじめワイヤーの弾を先回りさせてトドメを刺す」といった詰め将棋のような戦法が可能になり,これが決まると爽快だ。
もちろん,相手もそうはさせじと攻撃を掛けてくるため,左スティックで攻撃を回避しつつ,右スティックで攻撃的にワイヤーを誘導するといった場面が発生する。右手と左手で異なる動きをしなければならないため,脳がフル回転する。カスタムロボの正統進化形という印象だ。
ボディ,ガン,トラッカー,ワイヤー,格闘にはいくつかのバリエーションが存在しており,好きなように組み合わせられるため,いろいろな戦術が楽しめそうだ。
見城氏ミニインタビュー
4Gamer:
Synaptic Driveの開発に至ったきっかけを教えてください。
見城こうじ氏(以下,見城氏):
「僕にしか作れないゲームを作りたい」と考えたことです。僕はかつてカスタムロボという対戦ゲームのディレクターを務めていましたが,今に至るまで似たタイプのゲームが出てこなかったことから,開発を決断したわけです。僕が作るような対戦ゲームを望んでいるユーザーの声にも後押ししてもらいました。
4Gamer:
確かに,3次元空間をフルに使って性質の異なる攻撃を組み合わせ,詰め将棋っぽく戦うゲームというのはあまりないと思います。
見城氏:
そうですね。Synaptic Driveには,右スティックで任意に誘導できるワイヤーという新システムがあり,相手を面で囲うようにして追い込めるので,より頭脳的な戦い方ができます。最終的には,2本のスティックとすべてのボタンを活用するようなゲームにしたいと思っているんです。
4Gamer:
Synaptic Driveは対戦を重視したゲームという印象を受けますが,オンライン対戦には対応していますか。
見城氏:
ローカルとオンラインで,シングル戦と対戦の両方ができます。
4Gamer:
キャラクターのパーツはどれくらい用意される予定ですか。
見城氏:
100種類以上は揃えたいですね。
4Gamer:
今年の東京ゲームショウ2018ではeスポーツが注目を集めていますが,Synaptic Driveの開発でeスポーツを意識されたことはありますか。
見城氏:
eスポーツありきで考えたものではないですね。まずは,優れた対戦ゲームを作ること,遊んで面白いものを作ることが大事だと考えています。結果として,対戦コミュニティが盛り上がってくれれば嬉しいですね。
4Gamer:
今回はビジネスパートナーを募集するための出展だということですね。
見城氏:
そうです。パブリッシャを絶賛募集中ですので,よろしくお願いします。
4Gamer:
では,見城さんの新作を楽しみにしている読者にメッセージをお願いします。
見城氏:
現時点ではプロトタイプであり,完成度としては10〜20%といったところですが,最終形のイメージは僕の中でほぼできあがっています。皆様に面白い対戦ゲームをお届けできると思っていますので,応援をよろしくお願いします。
4Gamer:
どうもありがとうございました。
TGS会場インディーゲームコーナーの9-B58,サウザンドゲームズブースでプレイアブル出展されている「Synaptic Drive」。明日から始まる一般公開で会場に足を運ぶ予定の人(そして,パブリッシャの関係者)は,ぜひブースを訪ねてほしい。
いよいよ明日(9月20日)から東京ゲームショウ ビジネスデイです。『Synaptic Drive』プロトタイプをたくさんの方にみて頂けることを楽しみにしております。今回,Switch版だけでなくPC版(Steam版)も展示させて頂けることになりました。
— 【公式】Synaptic Drive (@SynapticDrive) 2018年9月19日
インディーゲームコーナー:9-B58でお待ちしております! pic.twitter.com/NNvM2qtR68
4Gamer「東京ゲームショウ2018」特設サイト
- 関連タイトル:
SYNAPTIC DRIVE
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Developed by Kouji Kenjou / Thousand Games
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