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「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON 3 STAGE 2」レポート。熾烈なトーナメントを制したのは,ともくん選手
会場となったセガサミーグループ本社のTUNNEL TOKYOには,29名(出場予定のTom選手は欠場)のプロが集結。抽選によって組まれたトーナメントによるシングルエリミネーションマッチが実施された。なお,前回の「ぷよぷよチャンピオンシップ SEASON3 STAGE1」(関連記事)にて,ベスト4に入賞を果たした中から抽選で3名(ぴぽにあ選手,SAKI選手,レイン選手)がシード枠での出場となっている。
大会は2試合先勝を1セットとし,先に2セットを取った方が勝利となるルールで行われた。前回大会のベスト4である,ぴぽにあ選手,SAKI選手,ともくん選手,レイン選手は安定した強さを見せ,2回戦までを順当に勝ち上がっていく。抽選により1回戦からの出場となったともくん選手は,1回戦のあめみやたいよう選手,2回戦のわっふる選手にそれぞれ1セットずつ取られる展開があったものの,準々決勝はlive選手に1試合も取らせないストレート勝ちでペースを取り戻し,準決勝へと進出する。
準々決勝第4試合,レイン選手とfron選手の対戦では,終始自分のペースで試合を組み立てたfron選手に軍配が上がり,4強の一角に食い込んだ。
エキシビションマッチを挟んで迎えた準決勝第1試合は,ぴぽにあ選手とSAKI選手の対決。ぴぽにあ選手は前回大会の覇者,SAKI選手は前回ベスト4という強豪同士のカードとなった。試合は,攻防の見極めが早いぴぽにあ選手が,SAKI選手の大量のおじゃまぷよを受けても立て直す冷静さを見せ,やや優勢でゲームを運んでいく。
1セットめを取られたSAKI選手だったが,続く2セットめ第1試合は,激しい攻防を制して1試合を取り返していく。これで流れが変わるかと思われたが,ぴぽにあ選手は冷静さを失わない。SAKI選手の先手を上回る連鎖で2試合を連取し,決勝へ進出する。
準決勝第2試合はfron選手ともくん選手の対戦。共に「苦手意識がある」と試合前に語った2人の試合は,2連続の全消しという派手な幕開け。先にともくん選手が2試合を連取して1セットめを勝ち取るが,fron選手も負けてはいない。続く,2セットめでは,本線を崩さずに4連鎖5連鎖の激しい打ち合いを制し,今度はfron選手が2試合を連取する。そして,両者スコアがイーブンとなった3セットめで,“現役最強”との呼び声もあるともくん選手がその実力を見せる。まずは奇襲の速攻で1本,
そして,続く試合も14連鎖全消しという大連鎖を決め,ともくん選手が勝利した。
決勝戦は,昨シーズンの覇者ともくん選手と,今シーズンすでに2回優勝し,乗りに乗っているぴぽにあ選手という,超ハイレベルなカードとなった。1セットめは,お互いに大連鎖を組みつつも,相手の連鎖を崩すための速攻を仕掛けていく柔軟な攻防を繰り広げていく。互いに1試合ずつ取ったところで,ぴぽにあ選手がともくん選手に悟られないように組んだ6連鎖で意表を突き,1セットを先取する。
だが,ともくん選手は臆することなくぴぽにあ選手の攻撃に確実に対応し,ペースを握って2セットめを奪取すると,続く最終3セットめの初戦も取り優勝に大手をかける。
最後はともくん選手が放った12連鎖に対して,ぴぽにあ選手が本線を発火させることができずゲームセット。中盤での攻防からの大連鎖勝負を制したともくん選手が,STAGE 2の勝者となった。
大会を終えてともくん選手は「めちゃくちゃ嬉しいです」とコメント。1〜2回戦は振るわなかったものの,準決勝から調子が上がってきたと振り返る。優勝の感想を緊張感がいいプレイに繋がり,決勝戦で最高の力を出すことができたという。
解説のえちご氏は,「決勝戦は目に見えないような攻防もあり,見返す価値のある内容だった」と評する。「mu-mo live」では今大会の模様を11月21日23:59まで(視聴チケット価格550円,販売期間は同日17時まで/ 外部リンク)見逃し配信で観戦できる。
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