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[TGS 2018]櫻井孝宏さんや鈴木達央さんなど新キャストも明らかに。「囚われのパルマ Refrain」東京ゲームショウスペシャル面会をレポート
「囚われのパルマ Refrain」(iOS / Android)は,2016年に配信された「囚われのパルマ」の新作タイトルだ。プレイヤーである“私”は,新たな主人公チアキと交流して,彼の記憶の中に隠された秘密を解き明かしていく。プロデューサーの平林良章氏とクリエイティブディレクターの原 美和氏が登壇したこのステージでは,本作の魅力,サブキャラクターとキャストといった最新情報などが公開された。
平林良章氏 |
原 美和氏 |
ステージの時間になると,スクリーンに「囚われのパルマ Refrain」プロモーションムービーが流れた。映像では新たな彼「チアキ」のボイスが確認でき,キャストが石川界人さんであることが明らかになる。
とはいえ本日4Gamerでプレイレポートを公開したので,読んでいた人はすでに知っている情報だろう(関連記事)。
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石川界人さん演じる新たな彼“チアキ”が登場! 前作にはない新要素も追加,2年ぶりのシリーズ最新作「囚われのパルマ Refrain」プレイレポート
本ステージで紹介されたゲームの概要や,面会の新要素「視線」についても,プレイレポートを読んでもらえれば分かるので詳しくは割愛する。新たな情報として,本作に登場するサブキャラクターと,そのキャスト情報をお伝えしよう。
まず,チアキが収容されている施設の看守である須田だ。「パルマ」において,プレイヤーが最初に出会い,チアキの相談員となるよう促す人物である。また原氏からは,図書館で出会うアルバイトの門司も,今作のストーリーにおいて重要人物であることが語られた。
そして彼らのキャストに,櫻井孝宏さん(須田看守役),鈴木達央さん(門司役)が起用されていることも発表され,そのほかのサブキャラクターにもボイスがついていることも明かされた。
ステージでは,チアキを演じる石川界人さんからのコメント映像も公開された。
「チアキはどんなキャラクターですか?」という質問に対し,「ツンとしていてドライだけど,一度心を許すと態度が変わってくる。その過程も楽しんでもらえたら」と答える石川さん。まだ収録は進行中のようで,「ここの伏線をどうやって回収するんだろう」と,収録しながら気になっているとも語った。
石川さんの起用について原氏は,「チアキのイメージにぴったりだったこともあるが,チアキは複雑な感情表現が要求されるキャラなので,それに対して応えられる人にお願いしたかった」という理由で,石川さんに決めたという。
平林氏も同じく「繊細な演技が必要とされるので……」と話し,2人とも石川さんの演技力を高く評価していることがうかがえた。
「帰れ」とはっきり言われてしまった……。こうも冷たい態度のチアキがどう変わっていくのか,確かに気になる |
「監視」も本作における重要なシステムだ。チアキが過ごす収容施設の部屋が文字通り監視できるのだが……大変だ。よく見るとトイレが丸見えである。MCを務めるおねえさんもトイレが見えていると言及しつつも,「楽しみが増えたということで」と締めくくった(え!?) |
今作のテーマである黄色いリコリスについて原氏は,「赤いリコリスの中に一輪だけ黄色いリコリスが咲いているイメージが,チアキにとってのリコリスのイメージだ」と話した。それを裏付けるかのように,チアキの記憶の真相も,彼の性格も,彼と関わっていくプレイヤーとの関係性も非常に複雑で,一色では表せないような色合いを秘めている内容になっているという。
また,「疑念から始まるマイナスのスタートから,どのようにしてチアキが“あのセリフ”を言うようになるのかという過程を体感してほしい」と続けた。
“あのセリフ”とは,PVでも印象的な「俺は……君を愛さない。」のことである。平林氏も「ある意味究極の反語だよね」と笑って話した。どんな経緯で,そしてどんなシーンで言われるだろうか。
平林氏はステージの締めくくりとして,「みなさんに新しい彼との出会いを1日も早く体感してほしいと思っているので,引き続き「囚われのパルマ」シリーズをよろしくお願いします」と,感謝とともに本作への意欲を見せた。
最後に,本日公開された「パルマ」の関連情報と,カプコンブース内の「囚われのパルマ Refrain」コーナーの模様ををまとめてお届けしよう。
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