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【PR】PS4版「Stellaris」に,6個のDLCを収録した「THE ROYAL」が登場。ロマンに満ちた宇宙で,自分だけの帝国を作り上げよう!
DMM GAMESがPlayStation 4向け日本語版を販売する「Stellaris」(ステラリス)は,広大な宇宙に飛び出した勢力の1つとなり,冒険とロマンに満ちた宇宙国家の運営が楽しめるSFストラテジーゲームだ。その廉価版となる「Stellaris: Console Edition DMM GAMES THE BEST」および,ゲーム本編と6種類のDLCを収録した“豪華版”の「Stellaris: Console Edition THE ROYAL」(以下,THE ROYAL)が,2022年7月28日にリリースされる。
その2つのバージョンで,今回とくにオススメしたいのがTHE ROYAL。本来,ゲーム本編に同バージョンに収録されているExpansion Pass(One,Two)を導入すると1万3178円(税込)になるが,THE ROYALではそれが5478円(税込)という,7700円もお得な価格で楽しめるのだ。
そんな,Stellarisの世界に飛び込むのにぴったりな“THE ROYALのススメ”として,Stellarisというゲームの基本的な遊び方と魅力,そしてTHE ROYALに収録された6種類のDLCの特徴を,実際にプレイした感想とともにお伝えしよう。
「Stellaris: Console Edition」公式サイト
本作でプレイヤーが操作するのは,新たにFTL(超光速)航法を開発した知的生命体の帝国※だ。宇宙開拓時代に足を踏み入れたこの銀河にて,新たに居住可能な天体を手に入れるべく,多くの謎が秘められた広大な宇宙を探検することになる。
※本作では,体制を問わず勢力を「帝国」と呼ぶため,以下の表記もそれに準じている
ゲーム進行の特徴となっているのが,宇宙の構造や登場するほかの帝国,発生するイベントなどが新規でゲームを始める際にランダムで設定されるところ。何らかの決まった目標に従ってプレイするというより,“ひとつの広大な銀河系で紡がれる歴史”を体感するのが本作の目的であり,想像を膨らませてロールプレイをすることが大きな楽しみになっているのだ。
種族の特徴や外見,背景を自分好みに調整することで,オリジナルの帝国を作り上げることができるのも,ゲームの世界に没入できる大きなポイントだ。それはゲームに影響を与える歴史的背景,種族特性,志向,艦船の外観のほか,各種フレーバーテキストも作り込めるというこだわりよう。SF作品でなじみ深いものはほぼ網羅されているので,思い入れのある作品に登場する種族を再現できるのも楽しい。
種族の設定は,プレイヤー自身が率いる帝国の“性格”を決定付ける要素で,ゲーム開始後は自由に変更できない。しっかりと考えておきたい |
プリセットも用意されているので,設定が難しそうだと感じた人も安心を。地球の人類がベースのものがあるので,迷ったらそれらの設定で始めるといい |
本作で重要となるのが情報管理だ。資源の収入と支出,研究や外交の方針,マップ上の惑星やユニットの確認,アラートによる通知など,その量はなかなかのもの。こういったゲームに不慣れな人は,最初に覚えることが多く,またその情報量に圧倒されるかもしれないが,チュートリアルを自分に合ったレベルに調整できるので,初めてでも安心だ。
また,UIはコントローラでの操作に最適化され,少ない操作で必要な情報にアクセスできるように調整されているので,慣れればまさに自分の手足のように帝国を操ることができるようになるだろう。
「Stellaris: Console Edition THE ROYAL」のオススメポイントはここ!
●探検,拡張,開発,殲滅。“4つのX”で進行する宇宙帝国運営
本作は“4X”と呼ばれるジャンルのゲーム作品だ。eXplore(探検),eXpand(拡張),eXploit(開発),eXterminate(殲滅)というゲームの進行を表現しており,それが本作の大きな特徴にもなっている。この“4つのX”で,「これから本作の世界に飛び込もう」という人たちに向けた本作の楽しみ方を紹介したい。
eXplore(探検)
FTL航行を開発した帝国は宇宙に飛び出し,広大な世界を自由に飛び回れるようになったが,自身が生まれた星系の外は未知の世界だ。勢力を広げると言っても,何の情報もない星にいきなり拠点を築くわけにはいかない。まずは科学者を乗せた調査船を派遣し,有用な資源や情報を探し出す必要がある。
調査を進める中で遭遇する,こちらに敵意を向けるほかの帝国や,艦隊の攻撃力をしのぐ力を持つ危険な宇宙生物,超自然的な現象といった危険の数々。それらを回避し,効率的に有用な資源を入手しながら新たな拠点となる星を探そう。
eXpand(拡張)
調査を終えた星系に星系基地を建設することで,帝国の支配領域を広げることができる。星系基地の建設には「影響力」という希少なリソースが必要なので,考えなく進めるとすぐにリソース不足となってしまう。建設する場所は慎重に選ぼう。
また,ここで重要になるのが各星系をつなぐ「ハイパーレーン」だ。ハイパーレーンとは宇宙の航路のような存在で,基本的には接続されている星系同士の間でしか移動ができない。そのため,複数の星系に拠点を築くことによって囲い込むような形で安全な航路を確保でき,ほかの帝国が侵略を開始する可能性のあるルートを事前に抑え込むといったこともできる。
eXploit(開発)
星系基地を建てて新たな星系を支配したら,今度はそこにある資源を活用できるように施設を建設していこう。星系内に居住可能な惑星が存在していれば,コロニー船を送り込み入植することも可能だ。
惑星に区域や建造物を建てることで,入植者(POP)はさまざまな資源の生産に従事する。こうして得られる資源は非常に多く,そしてさらなる勢力拡大にとっても重要になるので,“拡張”がある程度進んだらそれぞれの惑星を整備し生産力を高めよう。
そして重要となるのが,帝国に新たな力をもたらしてくれるテクノロジー研究だ。「物理学」「社会学」「工学」の3分野に分かれており,研究可能なテクノロジーはランダムに提示される。その中から自身の帝国の方針と合うものを悩みながら選び,発展させていくのも帝国運営の楽しみのひとつだ。
eXterminate(殲滅)
十分な資源と必要なテクノロジーを獲得したら,それを活用して宇宙艦隊を作り上げよう。十分な戦力を持たない帝国は攻撃の標的になりやすいため,たとえ平和主義の帝国であっても自衛のための艦隊は必須なのだ。また,宇宙を航行中に恐ろしい生物に襲われることもあるため,安全な探検を続けるうえでも艦隊の武力は重要となる。
敵対国家との戦争では,相手の艦隊の構成をよくチェックしておくといい。電力を消費して守りを固めるシールドは実体弾の兵器に弱く,実体弾に強い頑丈な装甲はエネルギー兵器に弱いといった相性があるので,それを把握しておくことで戦いを有利に進められる。事前に情報を掴んで艦隊を組み上げ,自分より強大な帝国を打ち倒した瞬間には,なにものにも代えがたい喜びを感じられるだろう。
●巨大構造物や,惑星を破壊する艦船も登場。遊びの幅が広がる大型DLC「拡張パック」
ゲーム本編だけでも遊びきれないほどのコンテンツが詰めこまれているのだが,DLCを導入することで遊びの幅はもっと広がる。そんなDLCがたっぷり6種類,最初からゲームに含まれているのがTHE ROYALというわけだ。
ここからは,THE ROYALに収録されているDLCの特徴や魅力を紹介したい。まずは新たなゲーム性を与えてくれる大型のDLCである,拡張パック「ユートピア」と「黙示録」から。
ユートピア
帝国をより繁栄させるための建物やアセンションパークなど,主に内政の自由度を増す新要素が多数追加されるDLCだ。
まず,新たな帝国を作る際に,政治体制「ゲシュタルト意識」,国是「狂信的な浄化主義者」,新たな起源「混合進化」「機械主義」といった選択肢が登場する。これらはいずれも“尖った”特徴を持っており,全体的にはある程度ゲームに慣れたプレイヤーにオススメしたい内容となっている。
とくに個性が際立っているのが「ゲシュタルト意識」。統治者が特性を持たない不死の存在になり,POPをロボットのように製造できる施設が登場するなど,さまざまな面で特殊な存在になっている。内政面では有利な要素が多いが,ほかの文明との交渉といった外交面では不利な面もあるので,そこをカバーする舵取りがウデの見せどころだ。
宇宙に飛び立つ技術のない原始文明を育て上げる「教化」や,通常では使役一辺倒だった奴隷種族の設定を細かく変更できる「高度な奴隷制度」など,内政面で役立つシステムを利用できる。
帝国の繁栄に大きな影響を与える要素となるのが,新規のアセンションパークだろう。アセンションパークとは,伝統ツリーを完遂させることで入手できる特殊能力だ。ユートピアで利用可能になるアセンションパークには,開放することで帝国内の種族をワンランク上の存在に進化させられる「アセンション・パス」と呼ばれる要素が含まれている。
アセンション・パスの効果は極めて強力で,遺伝子操作やクローンによって完璧な生命を生み出したり,肉体を捨て去って人工生命に置き換えたり,超能力を開発して神秘的な能力を獲得したりと,まさにやりたい放題だ。どのツリーを伸ばすかによってプレイスタイルが大きく変化するので,自分が作り上げた帝国にふさわしい進化のあり方を考えて楽しもう。
さらに,ゲーム終盤には“遠未来SF”の定番とも言える巨大構造物も登場する。恒星を覆うようにそのエネルギーを余さず利用する「ダイソンスフィア」や,4つの巨大な居住区画を持つ人工天体「リングワールド」など,超巨大でロマンあふれる構造物を建築できるようになるのだ。
これらの建造には専用のテクノロジーやアセンションパークが必要で,さらに莫大な資源と時間を要するが,それだけに効果は超強力。凄まじい出力をもって,帝国の躍進に貢献してくれる。こういったストラテジーでは,ある程度の巨大な勢力を築けたことでプレイの緊張感がなくなりがちなのだが,敵対する帝国がこれの建設を始めたら奪取や破壊を考えなくてはならないため,そういった意味でも緊張感を与えてくれる。
黙示録
ユートピアが内政や帝国の設定面を充実させるDLCだったのに対し,黙示録は“よりデカくて強い艦船”が登場するという,シンプルで分かりやすく,そして熱い気持ちになれるDLCだ。ゲーム本編のみだと戦闘能力を持つ艦船は4種類(コルベット,駆逐艦,巡洋艦,戦艦)だが,黙示録を導入すると戦艦の上位にあたる新たな艦種「タイタン」が登場する。
タイタンの持つ能力は戦艦をはるかにしのぎ,超長距離から強力な攻撃を放つ武器「イオン砲」や,敵味方それぞれにデバフやバフといった効果を与える特殊な装備「オーラ」を利用できる。ただし,イオン砲は威力が高いかわりにリチャージ時間が長く,また小回りが利かないため前線には不向きだ。大部隊の旗艦として運用し,その真価を発揮させよう。
建造するためには,星系基地の特別な施設の設置,膨大な資源と時間が必要となり,かつ移動速度も戦艦と同程度で鈍重と,運用には慣れが必要となる。「とりあえず投入しておけばOK」という兵器ではないぶん,タイタンが出動する場面は自然と大きな戦いになるが,満を持して登場するタイタンの威容は,敵も味方もテンションが上がるものだ。
戦争で敵勢力を完膚なきまでに破壊し尽くしたいのであれば,惑星破壊兵器「コロッサス」の出番だ。通常の戦争では惑星を支配することしかできないが,コロッサスを使えば惑星そのものを破壊して修復不可能な状態にできる。
居住可能惑星の破壊は非人道的な行為であり,建造した時点でほかの帝国に宣戦布告の理由を与えてしまうという外交上のペナルティも大きいが,どうしても確保されたくない居住可能惑星を事前に押さえる,戦争時に追い詰められたときに戦況をひっくり返す……といったさまざまな使い方が想定できる。ともあれプレイヤーにかなりの覚悟を強いる兵器である。“悪の宇宙帝国”として非道の限りを尽くす……といったロールプレイの一環としては,欠かせないものになるのではないだろうか。
●宇宙生物や機械生命体たちがロールプレイを彩るDLC「ストーリーパック」「種族パック」
拡張パックのようにゲームシステム自体に大きな影響を与えるものではないが,プレイヤーのロールプレイをさらに彩ってくれるという意味で重要なものとなるのが,ストーリーパックDLC「リヴァイアサン」「人工生命体の夜明け」と,種族パックDLC「プラントイド」「ヒューマノイド」だ。
ストーリーパック「リヴァイアサン」「人工生命体の夜明け」
「リヴァイアサン」では,表題となっている強大な宇宙生物「リヴァイアサン」や,取引によってさまざまな恩恵が得られる特殊な勢力「中立機構」が宇宙に登場し,それぞれに関連するイベントも発生するようになる。
さらに,2つの没落した帝国が“覚醒状態”になることで一定確率で発生する特殊イベント「天上戦争」も追加される。強大な国家による大戦争に巻き込まれたとき,プレイヤーは国家存亡のためそれにどう対処するか。そんな,難しいながらもワクワクする決断を楽しめる。新しい探検を楽しめる小規模なイベントから,宇宙全体を巻き込む大騒動まで,帝国の歴史を彩る要素が盛りだくさんなので,最初に導入するDLCとしてオススメの1本だ。
「人工生命体の夜明け」では,ゲシュタルト意識の帝国のみが利用できる統治形態「機械知性」が登場し,それに関連するイベントが発生するようになる。また,没落帝国の中に機械知性を持った特殊な帝国が追加される。
このDLCを導入した場合,機械生命に関連するテクノロジーを研究したうえで,ロボットPOPに対して奴隷としての扱いを続けると「機械の反乱」が発生する。発生を抑えるのは簡単だが,機械生命にも権利がある。純粋に労働力として活用したいという場合も,しっかり彼らのことを考えてあげる必要があるのだ。
種族パック「プラントイド」「ヒューマノイド」
「プラントイド」「ヒューマノイド」の種族パックは,対応する種族のポートレート(種族の背景)と艦船モデル,都市背景画像などを追加するDLCだ。ゲーム本編にはなかったタイプのものが追加されるので,特徴のある帝国を作りたいときに活用できる。
システム面の拡張要素は少なく,導入することでゲーム全体に影響を与える要素はあまりないが,ロールプレイに没入したい人にとってより“想像の余地”を広げてくれるものとなるので,そういったプレイヤーには欠かせないものになるだろう。まずはそれぞれのポートレートと追加要素をチェックし,しっくり来たものがあれば導入してみるといい。
魅力あるDLCが一気に6本も収録された「THE ROYAL」。最初からその恩恵というのがどの程度かは判断できないと思うが,一度本編をプレイしてから触れると「DLCを一切導入していなくとも十分に遊びごたえのある作品の幅が,まだこんなに広がるのか!」と驚くことになるだろう。これまでに登場した膨大なコンテンツをすべて反映させれば,Stellarisは文字通り“一生遊べるゲーム”になり得るのだ。
なお4Gamerでは,これまでPC版が発売された2016年5月とPS4向け日本語版リリース時となる2020年8月にもゲームの魅力を掘り下げる記事を掲載している(関連記事1,2)。本稿で興味を持ち,本作のことをもっと知りたいと思った人は,こちらも参考に購入を検討してみるといいだろう。
パラドゲーがついに宇宙進出。「Stellaris」がなぜ,ファンから大きな支持を受けたのかを探ってみた
2016年5月11日にリリースされた「Stellaris」は,Paradox Interactive初となるSFストラテジーだ。発売と同時にメディアやプレイヤーから高い評価を獲得し,2015年に発売された「Cities:Skylines」を超えるヒット作になったという。宇宙でストラテジーで,しかもパラドゲーという,マニア向けとしか思えない本作だが,実は万人にオススメできる良作に仕上がっているのだ。
SFストラテジー「Stellaris」のPS4向け日本語版を先行プレイ。果てなき宇宙を探索して領土を広げ,強大な国家を築こう
2020年8月27日にDMM GAMESから発売されるSFストラテジー「Stellaris」のプレイレポートをお届けしよう。Paradox Interactiveが2016年にリリースしたPC向け同名作品のPS4向け日本語版となる本作は,コントローラ操作の最適化によって遊びやすく宇宙国家の運営が楽しめる作品となっていた。
冒頭でお伝えしたとおり,本来1万3178円(税込)だったものが,THE ROYALでは7700円もお得となる5478円(税込)で手に入るということは,これまでの価格では気軽に友達に薦められなかった既存プレイヤーとしても嬉しいところがある。簡単なゲームとは言えないが,SFストラテジーゲームとして唯一無二の魅力を持つ作品であることは間違いない。Stellarisで宇宙の歴史を紡いでみたい人は,この機会に本作を手にとって見てはいかがだろうか。
「Stellaris: Console Edition」公式サイト
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