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全国4か所で開催された,AC版「FIGHTING EX LAYER」ロケテストレポート。オンライン対戦にも対応した,アリカ格闘ゲームの最新作
本作,「FIGHTING EX LAYER」は,PlayStation 4用として6月28日に発売されたタイトルのアーケード移植版だ。1998年に発売された「ファイティングレイヤー」の系譜に連なるタイトルでもあり,かつてのキャラクターの多くが本作にも参戦している。
なおアーケードへの移植に当たっては,タイトーのアーケード向けゲーム配信システム「NESiCAxLive2」をベースとしたオンライン対戦にも対応し,今回のロケテストでは各地の会場を結んだ対戦が可能となっていた。
アーケード版「FIGHTING EX LAYER」のロケテストが,10月20日・21日に開催。北海道・東京・愛知・岡山の4店舗にて
アリカが開発を手がけた対戦格闘ゲーム「FIGHTING EX LAYER」のアーケード版ロケーションテストが,2018年10月20日と21日(日)の2日間,全国4か所(北海道・東京・愛知・岡山)のアミューズメント施設にて実施される。
今回のロケテストバージョンは,クレジットを投入すると4つの「マッチングタイプ」から一つを選択する仕組み。うち「店内対戦」と「対人戦なし」はそのままなので割愛するとして,オンライン対戦が可能な「全国対戦」と「全国+店内対戦」について,詳しく紹介しよう。
「全国対戦」は,同じモードを選択したプレイヤー同士で,ネットワーク越しのマッチングが行われる仕組みで,マッチングの待機中はCPU戦が楽しめる。なお今回は,最大連勝数は7に設定されているようだった。
実際に「全国対戦」で対戦してみると,待ち時間がほとんどないくらいの速度で対戦相手が見つかっていた。とくに名古屋のコムテックタワーとマッチングすることが多い印象で,名古屋会場の盛り上がりが感じられる。対戦中もラグを感じることはほぼなく,NESiCAxLive2のネットワーク機能の安定感が感じられた。
一方の「全国+店内対戦」は,「全国対戦」の内容に加えて店内のプレイヤーもマッチング対象とするもので,プレイフィールはほぼ変わらない。対戦相手を求めてゲームセンターに足を運ぶなら,この「全国+店内」がもっとも効率がいいだろう。
なお本作の特徴である,「強氣」や「プログレッシブ」操作といったシステムは,アーケード版でももちろん使用可能だ。マッチングタイプの選択後,これらを設定する画面に移る仕組みで,「強氣デッキ」はPlayStation 4版ではDLCになっていたものを含む,15種類すべてが選択可能になっていた。また操作方法は初期状態が「プログレッシブ」なので,クラシック操作が好みの人は注意しておこう。
PlayStation 4からアーケードへの逆移植となる「FIGHTING EX LAYER」は,2018年秋の稼働を予定している。
ちなみに現地にいたタイトーの担当者によると,今回のロケテストで「強氣」の性能にも調整が加えられているとのことだった。この調整は早い段階でPlayStation 4版にもフィードバックされるそうなので,すでに家庭用を遊んでいるという人もお楽しみに。
またゲームセンターで遊ぶ楽しさは,家庭用とはまた一味違ったものでもある。オンライン対戦まで含め,アーケードならではのプレイ環境に魅力を感じる人は,稼働を楽しみにしておこう。
「FIGHTING EX LAYER」公式サイト
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