X.D. Networkは,中国の独立系デベロッパSpaceCan Gamesが開発したゲーム
「Juicy Realm」 を,
2018年5月4日にSteamでリリースする と発表した。なお今後は,PlayStation 4やNintendo Switch,スマートフォンにも展開が予定されている。
「Juicy Realm」の舞台は,植物が動物のように進化し,手足と知能を持った「フルーツモンスター」となった世界だ。プレイヤーは,未知の領域に挑む探検者として,敵の巣穴の奥へ進み,さまざまな敵と戦う。
本作は,ローグライクゲームで採用されている
ダンジョンの自動生成システム と,
アクション要素とシューティング要素を兼ね備えた戦闘 が特徴で,植物の進化を巡るストーリーを追うもよし,繰り返し同じダンジョンに挑みアイテム集めをするもよしと,さまざまな遊びが楽しめるという。
また,SpaceCan Gamesは,5月12日,5月13日に京都で開催される
BitSummit Volume 6 にも招待されており,5月12日に「Juicy Realm」のNintendo Switch版を出展する予定だという。会場に行く予定で興味のある人はブースに足を運んでみよう。
Juicy Realm Game Trailer
VIDEO
Juicy Realm Newly Recorded Gameplay Video
VIDEO
人類を救うために、フルーツを倒せ!
ローグライクゲーム『Juicy Realm』リリース決定!
「フルーツ」をテーマにしたゲームと言えば、何が思い浮かべるでしょうか?『Fruit Ninja』だけですか?これからはもう一つのタイトルが覚えられるでしょう!それは『Juicy Realm』です。
X.D. Network Inc.がパブリッシングする『Juicy Realm』はアニメ風のローグライクゲームです。2018年5月4日にSteam上で正式にリリースする事が決定しました。続いて、Nintendo SwitchとPlayStation 4にもリリースする予定です。
■ジャムのように、画面上でフルーツが舞い散る!
『Juicy Realm』の世界では、動物と植物の境目がなくなり、植物は移動したり道具を使ったり、さらにプレイヤーと戦ったりします。なぜなら、人類と植物の矛盾が深まる中で、プレイヤーは先遣隊として植物達の本拠地へ派遣され、偵察任務を行いながら、この世界の秘密を探るストーリーになっているからです。
https://www.youtube.com/watch?v=TzEVAQFa6Yk
『Juicy Realm』はローグライクのゲームシステムを採用しており、エリア(森林、砂漠、泥沼、雪の世界など)ごとにランダムで地形、敵などが形成されます。一つのステージの全エリアをクリアすれば、そのステージのBossに挑戦できます。Bossを倒せば、新ステージが解禁されます。
『Juicy Realm』はアクション要素とシューティング要素をかねています。アクション部分はプレイヤーが自由に操作できます。プレイヤーは多彩な地形を利用して、敵を罠に誘導して、巧みに敵を倒すこともできます。『Juicy Realm』の開発団体SpaceCan Gamesは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』からヒントを得て、Boss戦で多くの謎解き要素を導入しています。アクション部分だけに頼らなくても、智力で巧妙に勝つことも出来ます!
また、SpaceCan Gamesは『The Binding of Isaac』のランダムでアイテムをドロップする要素からヒントを得ており、プレイヤーはステージをクリアしながら様々な武器を入手することができます。現実世界の中の強力なリボルバー、サブマシンガンのUZIの他に、ファンタジーの中のライトセーバー、ライトガンなど、さらにあの有名モンスター(!?)、あの有名アイドル(!?)までも出てくるかもしれません。
一気に最後までステージをクリアしてストーリーを探索してもよし、お好みの特定のエリアで繰り返して違うやり方でステージに挑戦してもよし、プレイヤーは『Juicy Realm』の中で無限に楽しめる事が出来ます!
■0から1へ進化する二進法
SpaceCan Gamesは大手ゲーム開発会社のように思われるかもしれませんが、実は二人しかいないインディーズの開発会社だということは予想がつかないでしょう。
その中の一人TyrealはIT企業のプログラマーでした。退職後、短期間だけゲーム会社に勤めましたが、ゲーム開発に関わる機会が与なかなか巡り会えませんでした。上司が彼に以前の職務経験を活かして、チームの再建と引率をしてほしかったそうです。しかし彼は面白いゲームを開発したいという夢を実現するため、そのゲーム会社を退職しました。
ところが、ゲームはプログラミングだけでは完成できるものではありません。デザインに詳しくないTyrealは友人である漫画家biboXに声を掛けました!
biboXはかつて動画制作会社で美術監督として勤めていましたが、彼もまた退職し、漫画家になりました。『贝利的世界』というタイトルを出して、連載までしました。また中国で最も影響力の高いアニメ賞であるゴールデンドラゴン賞の絵本作品部門で金賞を獲得した後、biboXの事業はさらに発展し、米国のパラマウント映画のポスター制作に携わりました。
こうして、SpaceCan Gamesが正式に設立しました。
2年の間、ほぼゲーム会社の経験が持たない二人がパートナーになり、ゲーム開発に取り組みました。二人は0からUnityを学んだり、どのカテゴリーのゲームを開発するかを争ったり、長期間の徹夜で体を壊したりまで、いろんな困難を克服してきました。
そして彼らの努力は報われました。
2016年12月、SpaceCan Gamesは初めてSNSにて『Juicy Realm』の試遊動画を公開しました。この数十秒の動画がアップロードされるやいなや、多くのプレイヤーと業界関係者に認められました。2017年はWePlayの最高ゲームグラフィック賞を獲得、IndiePlayの最高ゲームグラフィック賞にノミネートもされました。さらに、Indie Megaboothのリストの中で中国のゲームとして唯一招待され、米国のサンフランシスコで開催されたGame Developers Conferenceに参加しました。
現在、Spacecan Gamesは京都で行われるインディーゲームの祭典BitSummit Volume 6に招待され、2018年5月12日に参加する予定です。沢山の日本のプレイヤーとも会えるでしょう!
■皆様と会える場所、京都
日本はSpaceCan Gamesの二人とも縁が深いといえます。
2017年9月、『Juicy Realm』が一段階完成した時にTyrealとbiboXはPCの体験版を東京ゲームショウに持って行きました。多数のNintendo Switch関連のメディアに注目され、彼らには『Juicy Realm』の未来が輝く見えました。
携帯ゲーム機向けに制作するかどうかは決めていなかったSpaceCan Gamesも、日本のメディアの好評を受けて、PC/Mac版以外にPlayStation 4とNintendo Switch版、またスマホ向け(iOSとAndroid)にも開発する事を決めました。
今回のBitSummit Volume 6で、SpaceCan GamesはNintendo Switchバージョンを会場に持ち込み、皆様に試遊してもらう予定です。去年東京ゲームショウで展示されたシングルプレイ以外に、『Juicy Realm』は新しくマルチプレイも追加しました。友達と一緒に会場に行かれる方は、是非友達とチームを組んで、挑戦してみてください!
日本の皆様によりよくゲームを体験できるために、SpaceCan Gamesは今回特別に『Juicy Realm』の日本語版も急遽開発しました。もし皆様が会場にお越しいただければ、初めて『Juicy Realm』日本語版をプレイできます!
『Juicy Realm』に興味がわきましたら『Juicy Realm』開発チームとSpaceCan Gameの公式Twitterをフォローして下さい。あなたが興味を持っている最新情報が見れますよ!
Juicy Realm Official Twitter:
https://twitter.com/JuicyRealm
SpaceCan Games Official Twitter:
https://twitter.com/spacecangames
Juicy Realm Official Trailer:
https://www.youtube.com/watch?v=H0xXnThQ_9Y
Juicy Realm Gameplay video:
https://www.youtube.com/watch?v=TzEVAQFa6Yk