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Huawei,ハイエンドスマートフォン「Mate 20 Pro」を11月30日に国内発売。新世代SoC「Kirin 980」採用モデル
Mate 20 Proは,2018年10月に世界市場に向けて発表となった製品で,Huawei傘下の半導体メーカーである
Huaweiによると,Kirin 980は,ハイエンドモデルのAndroidスマートフォンではお馴染みのQualcomm製SoC「Snapdragon 845 Mobile Platform」を上回る性能を有するそうだ。
先代モデルである「Mate 10 Pro」でも好評だったAI処理による被写体認識による多彩な撮影機能もパワーアップ。1500以上もの状況をリアルタイム認識して,最適な撮影モードを自動設定できるようになったそうだ。
そのほかにも,インカメラに組み合わせた深度センサーによるAR機能や,前面の6.39インチ有機ELパネルの下に指紋認証センサーを組み込んだことにより,画面を指で触れるだけで指紋認証を行える機能といった新要素も見どころだ。
冒頭でも記したとおり,発売日は11月30日であるが,同日から12月下旬まで,国内各地のビックカメラ,ヨドバシカメラ,イオンの特定店舗でMate 20 Proの店頭体験イベントも行われる予定であるとのこと。Mate 20 Proの性能やカメラ機能に興味のある人は,イベントに足を運んでみるといいだろう。
●Mate 20 Proの主なスペック
- メーカー:Huawei Technologies
- OS:Android 9.0(Pie)
- ディスプレイパネル:6.39インチ有機EL,
解像度1440 × 3120ドット ,538ppi - プロセッサ:HiSilicon製「Kirin 980」
・CPUコア:Cortex-A76(最大2.6GHz)×2 +Cortex-A76 (最大1.92GHz)×2 +Cortex-A55 (最大1.8GHz)×4
・GPUコア:Mali-G76
・AI処理プロセッサ:NPU×2 - メインメモリ容量:6GB
- ストレージ:内蔵128GB+NM Card(最大256GB)
- アウトカメラ:三眼式,光学式手振れ補正機能搭載
・広角:約4000万画素,F1.8
・超広角:約2000万画素,F2.2
・望遠:約800万画素,F2.4 - インカメラ:約2400万画素
,F2.0 - 対応SIM:nanoSIMカード(デュアルSIMデュアルVoLTE対応)
- 対応LTEバンド:FDD LTE Band 1/2/3/4
/5 /6 /7 /8 /9 /12 /17 /18 /19 /20 /26 /28 /32
TDD LTEBand 34 /38 /39 /40 /41 - 対応3Gバンド:Band 1/2/4/5
/6 /8 /19 - バッテリー容量:4200mAh
- 待受時間:未公開
- 連続通話時間:未公開
- 無線LAN対応:IEEE 802.11ac
- Bluetooth対応:5.0+LE
- FeliCa対応:×
- USBポート:USB Type-C
- スピーカー:2chステレオ
- 公称本体サイズ:72.3(W)
× 157.8(D) ×8.6(H) mm - 公称本体重量:約189g
- 本体カラー:ミッドナイトブルー,トワイライト
Huawei,ハイエンドスマートフォン「Mate 20」シリーズを発表。7.2インチ有機EL&Kirin 980搭載の「Mate 20 X」はSwitchを超える?
英国時間2018年10月16日,Huaweiは,英国・ロンドンで独自イベントを開催し,ハイエンド市場向けスマートフォン「Mate 20」「Mate 20 Pro」「Mate 20 X」の3製品を世界市場に向けて発表した。いずれも新型SoC「Kirin 980」を採用するのが特徴で,とくに7.2インチ級のMate 20 Xは,専用ゲームパッドと組み合わせてゲーム用途も訴求している。
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