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中国語版「陰陽師」を軸とした新展開の数々が発表。「BLEACH」コラボやスピンオフ作も明らかになったNetEaseのカンファレンスをレポート
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カンファレンスではまた,新作タイトルだけでなく,サービス中の人気タイトルについてのアップデート情報なども紹介されたので,ここでは,4Gamer読者にもおなじみの「陰陽師」や「ライフアフター」の新情報をお届けしたい。
「陰陽師」を軸にした新展開を準備中
スピンオフ作「陰陽師 妖怪屋」「代号 SSR」が発表
まず,陰陽師とアニメ「BLEACH」とのゲーム内コラボが発表された。具体的なコラボの内容については今後の発表を待ちたいところだが,これはあくまで中国語版での話なので,日本でも同様のコラボが行われるかは不明だ。日本語版での正式発表に期待したい。
「陰陽師 妖怪屋」は,デフォルメされた2Dの陰陽師キャラ達が多数登場する作品で,見たところ,いわゆる「ひっぱりアクション」だ。可愛いキャラ達の収集や育成をカジュアルに楽しめるだろう。
「陰陽師 妖怪屋」公式サイト(中国語)
一方の「代号 SSR」は,陰陽師の各キャラクターにちなんだカードの収集が楽しめるもの。紹介文では,「Japanese collectible card game(CCG)」と紹介されており,掲載した画像を見れば,なんとなくその雰囲気が分かるはず。中国では,6月上旬にAndroid向けのβテストが開始されるとのことだ。
掲載したムービーにもあるように,最初から日本語ボイスが収録されている。日本での正式発表を楽しみにしたい。
「代号SSR」(Codename SSR)公式サイト(中国語)
「ライフアフター」は西部開拓地域にちなんだ新マップが公開
カンファレンスでは,そんなライフアフターの開発プロデューサーを務める李 哲氏が登壇し,終末世界を表現するためのこだわりの数々が語られた。
3月28日に掲載した記事では,開発チームがチェルノブイリの原発跡地を取材したことを紹介しているが,そのほかにも廃墟や砂漠などを訪れて,数日間の共同生活を送ったという。そこでは,例えばケガをしてもすぐに治療ができなかったり,砂漠の昼夜の温度差やテントを襲う害虫に悩まされたそうだ。
本作では,満足な食事をとらないと十分に活動できないなど,キャラクターのコンディションがゲームに大きな影響を与える。また,食料を得るには道具などが必要になるが,それらの入手さえままらないことが多い。ライフアフターの極限状態のサバイバル感を実現するにあたっては,こういった現地取材による体験が大きな役割を果たしているそうだ。
ただし,本作が伝えたいテーマはサバイバル生活だけではないと李氏は述べる。例えば,過酷な1日を終えて仲間と共にたき火にあたるときの安堵感など,サバイバル生活で生まれる絆を,ゲームで実現したいという。
以下は中国語版の話になるが,ライフアフターのアップデートに関しては,新マップ「Lost Town」が5月23日に実装される予定だ。このマップは西部開拓時代をモチーフにしており,建物や衣装などもそれっぽいものになっている。
冒頭でお伝えしたとおり,今回のカンファレンスでは約50タイトルの新情報が発表されており,取材した筆者は,そのボリューム感にただ圧倒されてしまった。
これまでカンファレンスを紹介する記事を4本掲載しているが,興味深いタイトルはまだほかにも多数ある。写真のみとなるが,以下にそのうちのいくつかを並べてみた。中国有数のゲームメーカーであるNetEaseのスケールの大きさを感じ取ってもらえれば幸いだ。
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(C) Copyright @2017 NetEase Information Technology Corporation
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