プレイレポート
[JAEPO2017]初のプレイアブル出展となった「SOUL REVERSE」プレイレポート。スピーディーでストラテジックな対戦が熱い
概要はこちらの記事でお伝えしたが,本作は同じくセガのアーケードゲーム「ボーダーブレイク」に続く,最大10人体10人で行われる大人数チーム対戦アクションゲームだ。今回のプレイアブル展示では,チュートリアルと,あらかじめ用意されているキャラクターでの対戦プレイが体験できた。筐体は計12台が設置されており,今回は6対6の対戦だ。
チュートリアルでは,移動,ガード,攻撃と基本的な動作に加え,英霊カードを使用した“ソウルスキル”と“ソウルリバース”の方法を学べる。本作は,独自の操作インタフェースなので,うまく動かすにはある程度の慣れが必要だ。移動方法自体は「ボーダーブレイク」とほぼ同じなので,同作のプレイヤーは“動く”だけなら,すぐに慣れるだろう。左手の親指で移動,人差し指でガード,中指でダッシュおよび回避を行う。
さらにタッチパネルも搭載しており,画面をタッチすることで味方と定型文チャットをしたり,スワイプすることで英霊の“ソウルリバース”を発動するので,操作はなかなか忙しい。あらかじめ英霊を選択しておくとABCボタンの同時押しで“ソウルリバース”を発動することも可能とのことだ。
チュートリアルを終えて,ほかの参加者の準備が整うと,対戦プレイ開始。今回はウォリアー,ナイト,メイジの3クラスが使用可能で,筆者は一番使いやすそうなウォリアーを選択した。ウォリアーは大剣を装備した攻撃と防御のバランスが取れたクラスで,今回用意されていたキャラクターには英霊に“アーサー”が1枚と“ランスロット”が2枚装備されていた。2枚あるランスロットはそれぞれ“ソウルスキル”に違いがあり,攻撃系と移動系のスキルとなっていた。この英霊カードや装備アイテム,副装備の組み合わせが,それぞれのプレイスタイルを生み出すようだ。
またマップには“霊脈”と呼ばれるエリアが点在している。この霊脈は味方が倒されたときのリスポーンポイントとして利用できるほか,眷属兵と呼ばれるNPCが登場し,敵陣に進攻するので,霊脈は戦いの要となる。ちなみに“回復の精霊”がいる場所は回復ポイントとしても利用できた。
プレイ中のゲームをターミナルで観戦できた |
まだ開発中なので,何とも言えないところだが,近接が主体だけあって間合いのとり方が難しいと感じた。回避しようと思っても攻撃にあたってしまうことが多かったのだが,ここは慣れの問題かもしれない。ガードと回避を使い分けながら戦うことがポイントになりそうだ。
また,敵の背後をとってABボタンを同時押しすると強力な“バックスタブ”攻撃ができるのだが,実際の対戦ではプレイヤーが縦横無尽に動き回るため決めることができなかった。今回の対戦では,誰もメイジを選択しておらず,レンジャーも選択できなかったので,長距離攻撃できるクラスがいないという,マッチョな対戦だったので,長距離クラスがいる対戦なら,こっそりと近づいてバックスタブをお見舞いするチャンスがあったかもしれない。
対戦プレイの様子は直撮りのプレイムービーとして公開しているので,あわせて確認してほしい。なお,この映像はこちらの記事に掲載したものと同じなのであしからず。ソウルスキルをうまく使おうとして決まらなかったり,ソウルリバースをまだ使用できないのに,スワイプしてる場面はご愛嬌ということで……。
「SOUL REVERSE」公式サイト
- 関連タイトル:
SOUL REVERSE
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