プレイレポート
「PUBG」,テスト段階の4km×4kmの新マップ「Codename: Savage」をプレイしてみた。4分の1サイズのマップは緊張の連続
早期アクセス時は「Erangel」と呼ばれるマップのみだったが,12月21日の正式リリースと同時に新マップ「Miramar」が実装(関連記事)。そして現在,3つめのマップとなる「Codename: Savage」のテストが行われている状況だ。
今回は,4月2日から4月5日20:00の期間で限定環境テストが行われている開発初期段階の「Codename: Savage」を試してきたので,その所感をお届けしたい。
まずは本マップの特徴を説明しよう。これまでに実装されている「Erangel」と「Miramar」は雰囲気こそ違えど,マップの広さは8km×8kmと共通だったが,現在テスト中の「Codename: Savage」は,既存のマップの4分の1サイズとなる4km×4kmとなっている。そして,そのうえで最大100人でバトルロイヤルを繰り広げるという,本作のコンセプトは変わっていない。
つまり,より狭くなったフィールドに100人を詰め込んで戦わせるということで,降下直後から銃撃戦が発生しやすくなるのは想像に難くないだろう。
通常のマップでは最初,降下地点が敵と被らなければ,ゆっくりと物資を集めることができるが,「Codename: avage」ではそうはいかない。マップの狭さゆえに,同じ場所に降りる確率は必然的に高くなり,同じ場所に敵が降下しなかったとしても,すぐ隣の集落には降りていたりするので,常に油断ができない。
安全地帯の範囲も4km×4kmのマップ用に調整されている。安全地帯が決定してから,パルス収縮開始までの時間は短く,休まる暇がないという印象だ。
また,これだけの狭いマップだと常に周りに敵がいる状況になりがちだ。うかつに銃をぶっ放せば周りにいる敵に確実に聞こえ,狙われる危険がある。狙撃した敵を仕留めきれず,膠着状態を作ってしまうと,別の敵に回り込まれて,あっという間に討ち取られてしまうだろう。
総じてゲーム展開が早く,偶発的な銃撃戦が起こりやすいため,撃ち合いが好きな人は楽しめるはずだ。銃撃戦の立ち回りや腕前を上げたいという人にもピッタリだと思う。
一方で,降下直後から緊張を強いられる展開になりがちで,ゆっくりと楽しみたいという人には向かないかもしれない。筆者自身は「これはこれであり」という感想だ。
開発初期段階のため,テクスチャなどのグラフィックス的に未完成な部分や,不具合などは目をつぶっている。ブラッシュアップされて実装される日が楽しみだ。
なお,DMM版PUBGの公式Twitterアカウントにて,本マップのプレイヤーからのフィードバックを募集している。テストに参加しているのなら,Savageより良いマップにするため,アンケートに協力しよう。
「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」公式サイト
- 関連タイトル:
PUBG: BATTLEGROUNDS
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