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「鉄拳7」の発売を記念した「e-sports TEKKEN BAR」がオープン。名誉店長に就任したオカダ・カズチカ選手が原田Pをお姫様抱っこしたイベントをレポート
「鉄拳7」公式サイト
名称からも分かるように,これは6月1日が予定されている対戦格闘ゲーム,「鉄拳7」(PC/PlayStation 4/Xbox One)の発売を記念した催しで,店内には一足早くコンシューマ機版「鉄拳7」の試遊台が並び,来場したプレイヤー同士で自由に対戦が楽しめるほか,プロゲーマーに挑戦することもできる。
さらに,ほかのプレイヤーの対戦を観戦しながら,「鉄拳7」のキャラクターをモチーフにしたコラボメニューがオーダーでき,スポーツバー感覚で「鉄拳7」の戦いが楽しめる。
営業時間は17:00〜22:00で入場料は無料。コラボメニューを注文した人には,オリジナルコースター(全6種類)がプレゼントされる。
初日の29日には,一般公開に先駆けてメディアや関係者向けのオープニングイベントが開催され,「鉄拳」シリーズのチーフプロデューサーを務める原田勝弘氏や,“レインメーカー”こと新日本プロレス所属のオカダ・カズチカ選手などが登場した。
ステージに立った原田氏は,「鉄拳」シリーズについて,「今回の家庭用『鉄拳7』の発売を機に,今後もいろんなことをやっていきたい。今年は『鉄拳の年』として,できるだけ盛り上げていきたい」と語った。
今回のイベントについては「e-Sportsに対して『鉄拳』がどのような盛り上げ方をするのか,一つの形を見せたい」と述べ,具体的なコンセプトとして「競いあって楽しめる」「熱い試合を観戦して楽しめる」「気軽に参加して楽しめる」の3点を挙げた。
原田氏によれば,“気軽に”という部分が重要であり,気軽に参加や観戦ができる場所として,今回の鉄拳BARを用意したとのことだ。
続いて登壇したのは,スペシャルゲストである,新日本プロレス所属のオカダ・カズチカ選手。「カネの雨が降るぞ!」という決めゼリフとともに,「鉄拳7」の登場キャラクターである「キング」とコラボレーションした衣装を着て現れた。
鉄拳BARの「名誉店長」に就任するというオカダ選手は,それを記念して,自らのニックネームを冠するオリジナルカクテル,「レインメーカー」をステージで自作してみせた。「裸エプロンじゃないと作れないカクテル」だと語ったオカダ選手は,その言葉どおり,自らの装いを裸エプロンに変えてカクテル作りを披露した。
イベントの最後には,「鉄拳7」の日本一を決める「BNE公式日本王者決定戦」の開催が告知された。2017年夏に予選を行い,秋に決勝大会を開催する予定になっており,その最初の予選大会が鉄拳BARで開催されるとのこと。29日から31日にかけて店舗内で予選が行われ,31日に本選が開催されるという日程で,本選を勝ち抜いたプレイヤーは決勝大会の出場権を獲得できる。我こそはという人はぜひ,公式情報をチェックしてほしい。
イベント後,オカダ選手と原田氏にメディア合同で話を聞くことができた。その模様をお伝えして,本稿の締めくくりとしたい。
オカダ・カズチカ選手へのミニインタビュー
――「e-sports TEKKEN BAR」の名誉店長に就任した感想を聞かせてください。
オカダ・カズチカ選手(以下,オカダ選手):
名誉店長になったからには,しっかりと盛り上げていきたいですね。
――普段からゲームはしていますか。
オカダ選手:
結構ゲームはしています。巡業中も,アメリカから取り寄せたテレビ画面付きのハードを使って,バスの中でやったりしています。
――これまでプレイした「鉄拳」シリーズの,思い出深いエピソードを教えてください。
オカダ選手:
小学校6年生の頃は,「鉄拳3」をプレイしていました。そのときは「ポール・フェニックス」ばかり使っていて,「キング」相手によく苦戦していました。今回の対戦で「キング」を使いましたが,弱い人が使うとこんなものなんだと感じました(笑)。今後は「キング」をしっかり扱えるように,実力を磨いていきたいと思います。
――「鉄拳」のキャラクターの中で,一番戦ってみたいキャラクターは誰ですか。
オカダ選手:
やっぱり「キング」ですね。彼もレインメーカーが使えますし,「キング」のレインメーカーがどんなものなのかを試してみたいです。
――最後に,名誉店長として「鉄拳7」のPRをお願いします。
オカダ選手:
遊ぶだけではなくて,見ても楽しい,プロレスに近いゲームです。普通の人がプロレスで戦うことはできませんが,「鉄拳7」でなら戦えますし,白熱の攻防も見られますので,ぜひ楽しんでほしいと思います。
――ありがとうございました。
原田勝弘氏へのミニインタビュー
――今回のイベント開催のきっかけを教えてください。
原田勝弘氏(以下,原田氏):
実は「鉄拳」って,今まで発売イベントはあまりやってこなかったんです。それもあって,今回は日本でこういうことをやってみようよ,となりました。
――今後,鉄拳BARを地方都市などで開催する可能性もあるということでしょうか。
原田氏:
地方でやってほしいという声があれば,なんらかの形でやりたいとは思います。もちろん,発売後の盛り上げ施策として行えれば理想ですが,発売日とは関係なくやってみたいですね。あとは,ほかのゲームタイトルの参考にもなるかな,という思いもあります。今はデジタルやオンラインが主流ですが,こういったフィジカルなイベントもやってくれるんだと皆に思ってもらえれば,バンダイナムコも皆に期待してもらえるゲームメーカーになれると思いますし,そこはすごく意識しています。
――自身でe-Sportsを楽しむことはありますか。
原田氏:
ゲームがすごく売れたからe-Sportsになったというより,もともと,プレイヤー同士が競って盛り上がることを意識した仕様のゲームが出てきているんです。そういう意味では,「鉄拳7」もちょっと意識した部分はあります。オンライントーナメントモードはそうですし,“見る人”を初めて意識したゲームです。
例えば,KO直前にキャラクターの動きがスローになるスーパースローモーションなど,プレイしている人も見る人も「うおっ」と声が出てしまうような場面をわざわざ作ったりしています。僕自身,そういった部分を意識し始めていますし,やはりいろいろな機会に体感していないと発想が出てこないので,e-Sportsはよく見るようにしています。
――“見る楽しさ”を重要視している,ということでしょうか。
原田氏:
“見る楽しさ”は重要だと思いますし,なにより重要なのは,同じレベルの人と戦うと楽しいということです。初心者は初心者同士で戦うほうが絶対に面白いんですよ。どちらかがちょっと成長して抜け駆けすると,それを片方がまた抜き返すという駆け引きの面白さがあります。
まずは見て楽しむことで,そういった楽しさを知るきっかけになってくれればと思いますね。
――「鉄拳7」に,そういう部分のフォローはありますか。
原田氏:
基本的に,マッチングは同じようなレベル同士でされるようになっています。ランキングは,プレイを続ければどんどん上がっていきますし,自分の成長に合わせて強いライバルが出てくるような,良い意味でうまいマッチングができるようになっています。
また,自分でクローズドの部屋を作って,友達やネット上の知り合いだけを呼んで,自分と同じレベルの人同士で戦う事も可能です。オンライントーナメントモードも,必ずしも普段からトーナメントに参加しているプレイヤー向けというわけではなく,クローズドな,プライベートなトーナメントも開催できるようになっています。
同じレベルくらいの人同士で集まってプレイするのが,僕のオススメの遊び方ですね。
――オンライントーナメントモードを搭載しようと考えた理由はなんでしょう。
原田氏:
オンライントーナメントモードはe-Sportsの楽しさを疑似体験できるものですし,ダブルイリミネーションルールなどにも対応しているので,大会の予選などで使用することもできます。新しい試みなので,皆さんの反応がかなり楽しみです。
――最後に,読者に向けたメッセージをお願いします。
原田氏:
“e-Sports”というワードが目立っていますが,思い返すと日本の格闘ゲームは,e-Sportsという言葉が生まれる前からいろんなところで大会が行われてきました。e-Sportsという言葉に構えてしまう人はいると思いますが,実際は,自分の部屋や小さなゲームセンターで皆が競うといった楽しみ方が原点なんです。「鉄拳7」にはそういった楽しみ方を提供できる仕組みを用意しましたし,実際にそういう楽しみ方をしているプレイヤーが非常に多いゲームでもあります。
e-Sportsという言葉に身構えてしまうのではなく,皆が一つの部屋に集まって競っていたときの気持ちを思い出し,「鉄拳7」を買ってみようかなという気持ちにつなげてもらえればと思います。
――ありがとうございました。
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The Walking Dead (C) 2018 AMC Film Holdings LLC. All Rights Reserved. (C) 2016 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. MAIN CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA (C) SNK CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED. (C)CAPCOM U.S.A., INC. ALL RIGHTS RESERVED. TEKKEN(TM)7 & (C)BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
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