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ユービーアイソフトのプライベートイベント「UBIDAY2016」開催。注目の「ウォッチドッグス 2」や「フォーオナー」の実機プレイがお披露目に
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ステージ「『ウォッチドッグス 2』 日本語プレイ!」
12月1日に発売が予定されている「ウォッチドッグス 2」のステージでは,日本語版の実機プレイが披露された。
まず紹介されたのが,「ウォッチドッグス 2」のストーリーだ。本作の舞台となるサンフランシスコには,前作に登場したインフラ制御システムのバージョンアップ版「ctOS 2.0」が導入されている。このシステムには「犯罪予測アルゴリズム」が搭載されており,市民は知らないうちに犯罪予備軍に仕立て上げられ,マークされる恐れがある。
そして,主人公のマーカスもまた,ctOS 2.0によって犯罪予備軍と見なされている1人だ。ハッカー集団「デッドセック」の一員であるマーカスは,市民の自由を取り戻すべく,仲間とともに立ち上がったのである。
実機プレイでは,前作同様にスマートフォンを使って周囲をハッキングし,人々のプロフィールを探る様子が紹介された。本作ではマーカスのハッキングスキルのレベルを上げると,ハッキング対象に犯罪歴を付けることが可能になっており,会場では無罪の人を指名手配犯に仕立て,パトカーが駆けつけるという流れが確認できた。なお,このスキルは,こうしたイタズラ(?)をするためにあるのではなく,潜入先で敵を攪乱する場合に有効とのこと。
なお,ゲーム内で「フォロワー」を増やすことによって,スキルの獲得やレベルアップが可能になる。フォロワーは,メインミッションやサブミッションの達成によって増やせるようだ。
また,これも前作同様だがマーカスのコスチュームを変更したり,道端に停めてある車やバイクに乗り込んで移動できたりすることが紹介された。前作は車の操作がかなりシビアだったが,「ウォッチドッグス 2」ではスピードの出るスポーツカーなどでコントロールしにくい部分を残しているものの,全般的に運転しやすくなっているという。
さらに,道行く車をハッキングできることも明かされた。この機能を使えば,自分の前を走る車のハンドルを操作して,道を空けることができる。
新しい要素としては,スマートフォンを使って風景や自分を撮影できることが紹介された。また,ゲーム内で購入できるスマートフォン用アプリの中には,撮影した写真をオンラインで公開できるものもあるそうだ。
新デバイスとなるドローンについては,走行タイプのドローンを排気口から潜入させてロックを解除したり,飛行タイプのドローンで上空から敵の位置や情報を探ったりできることが紹介された。ちなみに,ドローンが敵に発見されると攻撃を受けてしまうことがあり,損傷したドローンは一定時間使えなくなるとのことだ。
また,ゲーム序盤のミッションにも挑戦したが,結局は敵に見つかって増援を呼ばれ,挙げ句の果てに警察に通報されるという大混乱状態に。それでも,強引な力技で目的のアイテムが積載されたトラックを強奪し,ミッションをクリアしていた。
ステージ「『フォーオナー』スペシャルライブデモ」
「フォーオナー」のステージでは,タイトルのプレゼンテーションとシングルプレイモードの実機プレイが行われた。
プレゼンテーションでは,「フォーオナー」の世界に登場する「ナイト」「侍」「ヴァイキング」という3つの勢力が紹介された。なぜ3つの勢力が戦っているのかは,ストーリーモードにて語られるとのことだ。
勢力にはそれぞれ拠点となる国があり,ナイトの国は乾燥しており中央には火山が存在する。この地には,唯一の穀物が育つ地域があり,常に他勢力から狙われているという。
侍の国は広大な沼地で,居住地には適していない。なお,建造物などのデザインに関しては,日本の歴史に関する資料などを参考にしたそうだが,「フォーオナー」はファンタジーなので現実とは異なる部分もあるとのこと。
ヴァイキングの国は世界の北方にあり,雪に覆われている。城がそびえているが,ヴァイキングが城を作ったという史実はなく,こちらもファンタジーならではの要素だという。
3つの勢力には,それぞれ4種類のヒーローが存在する。攻守のバランスが取れた「ヴァンガード」,要所の守りを固める防御特化の「ヘビー」,殺傷能力に特化し防御力の低い「アサシン」,そして特殊なスキルを駆使する「ハイブリッド」である。
これら12体のヒーローには専用の武具が用意され,またモーションやプレイスタイルは武器固有のものとなる。ゲームの進行に応じてさまざまな武具を入手し,加えてカラーリングもできるため,プレイヤーごとの個性をアピールできるそうだ。
ゲームモードには,ストーリーモードとマルチプレイモードがある。
ストーリーモードは3勢力それぞれの視点で楽しめるもので,シングルプレイだけでなくオンライン協力プレイも可能だ。難度調整により,ゲームが苦手という人でも最後まで遊べるだろうとのことだ。
一方のマルチプレイモードは,拠点を奪い合う「ドミニオン」,生き残りを懸けて戦う「チーム エリミネーション」と「チーム スカーミッシュ」,決闘形式で戦う「デュエル」と「ブロウル」が用意されている。いずれもプレイヤー同士の対戦に加えて,AIを相手に戦うことができる。
実機プレイでは,ストーリーモードのヴァイキングが侍の拠点に攻め込んでいくミッションが披露された。プレイヤーが操作するヒーローが,NPCとともに敵陣に攻め入り,城門を開くために壁を登って敵を撃破していく様子が紹介された。
戦闘では,ただ相手を斬りつければいいというものではなく,相手の動きを読んで防御したり,周囲のオブジェクトを利用してダメージを与えたりと,戦略的かつ臨機応変なプレイが求められる。とくに相手の構えに応じて,「次の行動をどうすばいいのか」を考えるところが重要になるとのこと。
とはいえ,システム自体は直感的に理解できるように設計されており,初めてプレイした人でもすぐに慣れるそうだ。
「ユービーアイソフト ラウンドテーブル 2016」
UBIDAYを締めくくる恒例のラウンドテーブルには,ユービーアイソフトの代表取締役社長 スティーヴ・ミラー氏,マーケティングディレクター 辻 良尚氏,PR担当 福井蘭子氏が登壇し,2016年から2017年にかけての同社の動向についてトークを展開した。
「ウォッチドッグス 2」は,1か月後(12月1日)に発売が予定されている大型タイトルだが,ミラー氏は今回のUBIDAY2016でプレイアブル出展をできなかったことを残念がっていた。本作は日本だけでなく世界各国において,ローンチ以前のプレイアブル出展が行われないことが決まっているそうだ。
辻氏は「ユービーアイの新規IPはコンセプトが斬新な反面,作り込みが甘い」というプレイヤーからの評判を紹介する一方で,「ウォッチドッグス 2」はじっくり仕上げられていると発言。また,前作のときよりもスマートフォンを所有している人が増えているため,ネットセキュリティをテーマに取り上げている世界設定への没入度合いが,グッと増していると自信を見せた。
すでに本作をエンディングまでプレイしたという福井氏は,ボリュームの多さをアピールするとともに,前作のファンはもちろん,初めてシリーズをプレイする人も楽しめると語った。リアル社会で起きている事件や出来事の風刺的な表現も,さまざまな場面で盛り込まれているという。
「フォーオナー」は,侍が登場することもあって日本でのセールスが期待されているタイトルとのこと。先日,PS4版のαテストを国内で実施できたのも,それが理由だという。なお,αテストで寄せられたリクエストや意見は「コミュニティファースト」という方針のもと,開発チームに届けられている。今後のバランス調整に生かされるとのことだ。
ちなみに海外では,きちんとしたストーリーモードが用意されている点,シューターではないオンライン対戦ゲームという点で非常に期待が高まっているそうだ。
「ゴーストリコン ワイルドランズ」(PlayStation 4 / Xbox One)については,ボリビアを舞台としたオープンワールドのゲーム。そして,ストーリーとオンライン協力プレイが注目ポイントという発表済みの情報以外はまだ公開できないとのこと。
ただ,開発の進捗は極めて順調。海外の発売日は2017年3月7日となっているが,ミラー氏は「3月7日は火曜日? じゃあ,日本は木曜日にしようか」「3月9日……にしたいな。できるんじゃないでしょうか」と,具体的な国内発売日を示唆する発言まで飛び出した。
2015年に発売された「レインボーシックス シージ」(PC / PlayStation 4 / Xbox One)は,日本でのプレイヤーの盛り上がりを受けて,今後もさまざまな形で展開を続けていくという。会場では,日本の特殊急襲部隊「SAT」がオペレーターとして近日配信予定であること,日本代表チームがプロリーグのショウマッチに参戦することが紹介された。
また,海外でアナウンスされていた「アサシン クリード エツィオ コレクション」の国内発売も発表された。本作は,「アサシン クリード」シリーズのうち,エツィオを主人公に据えた3部作のPS4向けHDリマスター版。映画「アサシン クリード」の公開日(2017年3月3日)に近いタイミングとして,発売日は2017年2月23日となっている。
最後は,Ubisoftがフランスで創業してから30周年を迎えたということで,同社に縁のある業界関係者からのお祝いのメッセージが披露された。小島秀夫氏(コジマプロダクション),外山圭一郎氏(ソニー・インタラクティブエンタテインメント),原田勝弘氏(バンダイナムコエンターテインメント),松山 洋氏(サイバーコネクトツー),櫻井光俊氏(スパイク・チュンソフト),橋本真司氏(スクウェア・エニックス)ら,錚々たる顔ぶれだ。
さらに,サプライズゲストとして仏UbisoftからEMEA Executive Director Alain Corre(アラン・コール)氏が登壇。コール氏は会場に詰めかけたファンに感謝の言葉を述べるとともに,日本における「UBIDAY2017」の開催を約束して,イベントを締めくくった。
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