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グラニ,「黒騎士と白の魔王」のメディア発表会を開催。アプリの概要や配信後の施策などが語られたプレゼンテーションの模様をお届け
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発表会の冒頭では,グラニの代表取締役社長である谷 直史氏が黒騎士と白の魔王のプレゼンテーションを行った。それによると,本作は,スマホ史上,最高に楽しめるオンラインRPGをコンセプトに,「スマホゲームにおいて何が最適か」を突き詰めて企画開発が進められたという。
具体的には,「高品質・美麗なイラスト」「豪華声優陣の起用」「映画クオリティ」といった,昨今のスマホゲームにおけるヒットタイトルで必須の要素をしっかり押さえたうえで,普段ゲームを遊ばない人にも「最高に楽しい!」と思ってもらえるゲームシステムを目指したとのこと。
その背景には,熱心なゲーマーだった谷氏自身の,「オンラインゲームとは,本来スポーツと同じくカジュアルに楽しめるものであり,老若男女誰もが熱中できるもの」という思いがあるそうだ。
そうしたゲームを実現するべく,本作では「パッと見のシンプルさ」と「やり込むほどに深く楽しめるゲーム性」の2点を重視した3つの特徴的なシステムが採用されている。
一つめは,バトルに採用された「ウェイトシステム」である。これは,スキルをタップで選択してから発動するまでの待機時間を“ウェイトバー”で視覚的に表示し,敵味方が次に何をするか可視化するもの。これにより,家庭用ゲーム機向けのRPGなどで見られる,モーションやエフェクトから敵の行動を読み取り,回避したり反撃したりする駆け引きと,スマホの小さな画面におけるプレイしやすさを両立できるとしている。
谷氏は,ウェイトバーが1秒1マスでカウントダウンしていく中,敵や味方が何をするか分かっているからこその選択と行動を迫られるため,プレイヤーはこれまでのスマホゲームにはない緊張感を味わうことになるとコメント。さらに,その緊張感の中で狙いどおりのプレイが決まったときの喜びは,本作のウェイトシステムでないと体感できないとも語っていた。
ほかにもバトルシステムには,一定以上の行動で発動可能となる,「MP大幅回復」「ウェイト半減」「スキルのクールタイム短縮」という効果をもたらす「無双モード」や,4つの役割を選択できる「ロールシステム」が用意されている。
なお,バトル中にキャラクターが倒れた場合は,回復スキルもしくはゲーム内通貨で購入する蘇生アイテムが必要だ。このため本作では,「生きるか死ぬかのギリギリの戦い」や「全滅寸前からの立て直し勝利」といった熱い展開を楽しめるそうだ。
二つめに挙げられたのは,「リアルタイムギルドバトル」である。これは通常バトルの操作性をそのままに,チームスポーツのように皆でワイワイ勝利を目指すシステムになるという。一つの戦場につき4対4,最大4つの戦場で戦うため最大16対16のギルドバトルを楽しめるのだ。
ルールは,攻撃や回復といった行動でGPを稼いでいき,より多くのポイントを獲得した側が勝利になるという,シンプルなものになっている。前後半7分で,その間に挟まれる3分間のインターバル時には,作戦会議を開いたり,相手に合わせてデッキやロールを変更したりといったことも可能だ。
言うまでもないが,このギルドバトルにも先述したウェイトシステムが採用されているため,バトル中は,敵味方の次の行動から,自分自身の最適な行動を選択していく要素も健在である。
谷氏は,ギルドバトル開始前やインターバル中にコミュニケーションを図り,お互いに喜怒哀楽を共有することでギルドメンバー同士の絆が深まっていくだろうと話していた。
なお,このギルドバトルとは別に,相手を全滅させれば勝利というルールの対戦コンテンツが近日中に実装される予定だ。
三つめは「バザーシステム」である。本作では,クエスト報酬やモンスタードロップ,採取などで入手した素材からアクセサリーを生産できる。各アクセサリーにはさまざまな効果がランダムで付与されるのだが,素材自体も含めて,不要なものはバザーでほかのプレイヤーに売却可能だ。
こうして得たゲーム内通貨は,素材のほか,回復薬や蘇生アイテムの購入に充てることができる。
さらに売り物にもならないようなアクセサリーは,自分自身で使うアクセサリーに合成すればラックを上げられる。ラックが上がると素材などのドロップ率も高まるため,谷氏は「本作の生産およびバザーは無駄がない」「ここまでしっかりとゲーム内通貨の市場を用意したスマホゲームはほかにない」と表現していた。
また,「黒騎士アンバサダー」と名付けられた取り組みも展開する。これはプレイヤー自身がアンバサダー(広報大使)として登録し,周囲に本作の魅力を伝えていくというもの。面白いのは,アンバサダーがSNSなどで広報活動をするごとに経験値を獲得してレベルアップしていき,レベルに応じた特典が提供される部分だ。黒田氏によると,こうしたゲーミフィケーションを取り入れた仕組みには,かなりこだわったという。
谷氏のプレゼンにもあったように,普段ゲームを遊ばない人にも本作の面白さを伝えるべく,「黒騎士アンバサダー&U」も展開していく。この取り組みは,芸能人やアイドル,あるいは声優オーディションなどとタイアップするというもの。会場では一例として「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の候補者が本作のアンバサダーになり,プレイを通じてファンと交流するという施策などが紹介された。
これらの取り組みが実現した理由として,黒田氏は本作の充実したコミュニケーション機能や,バザーシステムの仕組みにより,ゲーム内にしっかりとしたコミュニティが形成されるであろうことが関係者に理解された点を挙げていた。
次にグラニのぱおぱお氏から,黒騎士と白の魔王の各種情報を提供する公式動画チャンネル「くろこちゃんねる」が紹介された。このチャンネルでは,本作の醍醐味である連携マルチプレイの面白さなどを動画で伝えていくとのことだ。
発表会のエンディングでは,近日中に本作のギルドバトルに「奥義」システムを追加する予定があることが明かされた。最後に谷氏が,「今のバージョンが完成形ではなく,どんどんパワーアップしていきますので,引き続き『黒騎士と白の魔王』に注目してください」と意気込みを語って,発表会を締めくくった。
「黒騎士と白の魔王」ダウンロードページ
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(C)Grani, Inc.
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