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[gamescom]第三次世界大戦をテーマにしたThe Farm 51のオンラインFPS,「World War 3」はFree-to-Playでリリース
「World War 3」公式サイト
アーリーアクセス版はこの5チームと3つのマップでプレイが可能で,その後,コミュニティの反応を確認しつつ,勢力やマップを増やしていくという。
発表されているゲームモードとしては,最大32人対32人のプレイヤーが搭乗兵器を使いながら激突する「Warzone」と,オブジェクトベースでプレイヤーも少人数となる「Recon」の2つ(関連記事)。
会場では,1つのチームが攻撃側,もう一方が防衛側に分かれて,ベルリンのブランデンブルク門周辺に用意された目標地点を奪い合うという5人対5人のReconモードが紹介されていた。
「Trooper」や「Heavy Assault」といった兵士のクラスはあらかじめロードアウトが設定されている。対戦車兵の「Tank Buster」というクラスもあり,必ずしも搭乗兵器が最強というわけでなく,歩兵でも十分に対応できる模様。建物の角や障害物越しに発砲できるほか,仰向けのプローン(伏せ)や,そこから横に回転してうつ伏せになるなど,兵士のアクションはかなり作り込まれている。
エラー氏によれば,「World War 3」の最大の特徴はカスタマイズ要素だ。例えばアサルトライフルは15ほどのパーツに分かれており,必ずしもすべてのパーツが性能を変えるわけではないものの,プレイヤーの好みでマズルやスコープ,弾倉,グリップなどを取り替えられる。
また,デモ版には用意されていなかったが,コスチュームのカスタマイズも可能になる予定で,エラー氏は「すべて専門家に検証してもらい,軍隊ごとに実物に近いデザイン変化にこだわっています。ですので,ピンクの迷彩とかフライパンのアーマーは登場しないでしょう」と話していた。
近未来のチーム対戦ということで,ゲームの雰囲気は,「バトルフィールド 4」に近いが,さらにリアリズムが追求されているという印象だ。「バトルフィールド」シリーズがここ2作,現代戦から離れ,「コール オブ デューティ ブラックオプス 4」がSFチックな世界観になったので,リアルな現代戦にかえって新鮮味を覚えるFPSゲーマーも少なくないかもしれない。Free-to-Playでリリースされることも,多くのプレイヤーに支持される要因になるはずだ。
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