インタビュー
「バカですよね!」「バカじゃないと楽しくない」――男色ディーノ×ポイソフト対談で判明した,両者の共通点
ポイソフトはバンドみたいなもの
※ただし編成がいびつ
DD:
ポイソフトさんのゲイムって,テーマがくっきりしている印象があるのね。ひゅ〜ストンの話は分かりやすかったけど,どこで面白がらせようとしているのかがはっきりしているというか。
それは,ほかの要素があんまり入れられないからですね。
綺麗なムービーが作れたりしたら,遊んだ人もそっちに心を奪われて,本編の記憶が薄くなったりすると思うんですよ(笑)。
DD:
それはそうかもしれないけど……。
あなた達,例えば綺麗なムービーが作れるとなったらなったで,絶対におかしな使い方するでしょう!
石川氏:
いやぁ,そうかなぁ(笑)。
中川氏:
僕は言いそうですね。「どうせ綺麗なムービーを出すなら,汚い画面のあとに出そう」とか。
DD:
ほら! 綺麗なものを生かすんだったら,その前に一度汚いものを見せないと,綺麗なものが映えないって考え方をするでしょう!
石川氏:
しますね。こうして言われてみると,大納得ですよ。
DD:
それがポイソフトさんの“らしさ”だと思うの。
石川氏:
あんまり考えてはいないんですけど,ひょっとしたら島本和彦先生が,「アニメ店長」か何かで「男を描くときは女が必要だ。意味は分かるな?」みたいに描かれていたのを覚えているので,その影響かもしれないです。
DD:
いわゆる対比よね。緩急でもあるんだろうけど。
私がポイソフトさんのゲイムで好きなのって,まさにそこなんだけど,とくに意図はしていなかったとは意外だったわ。
中川氏:
対比をさせようとか,緩急を付けようみたいに計算しているというより,小さい会社だからできることだけをとにかく尖らせて,できないことはやらないという感じなんですよ。
最初に「王だぁ!」を出したときなんか,とりあえずドット絵があって,マップもあるけど,ムービーやキャラクターを動かして説明することができないから,メッセージを使う,みたいな。そういう割り切りが,うまいこと緩急を生んでいるのかもしれないです。
DD:
いい意味での開き直りよね。
石川氏:
王だぁ! なんて酷いですもんね。字ばっかりじゃんって。
DD:
いやいやいや,あれこそアイデアと,取捨選択の結果がはっきりと出たゲイムだと思うわよ。その尖り方,私はすごく納得できるし,好きだもの。
石川氏:
ありがとうございます。
DD:
ちょっと気になったんだけど,ポイソフトさんは石川さんと中川さんとデザイナーさん,それから営業さんの4人でずっとやってきたの?
石川氏:
実は最初は5人だったんですけど,1人はすぐにいなくなっちゃったんですよ。
DD:
何があったのかしら……。
石川氏:
ゲーム性の違いじゃないですか?
DD:
まるでバンドじゃない!
石川氏:
そうそう。僕もポイソフトはバンドみたいなものだと思っていたんですよ。
大きいゲーム会社の開発チームはオーケストラで,大きな予算で大河ドラマみたいなのを作っているじゃないですか。それに対して僕達は少人数のバンドで,小さい予算でバラエティ番組を作っているような。
中川氏:
ただ,コントラバスとヴァイオリンと指揮者しかいないみたいな,いびつな編成なんだよね。
石川氏:
ボンッ。ボンッ。っていうベースの音,楽しいでしょう? って。
ポイソフトが抱く夢は
「現状維持」
DD:
ちょっと聞いてみたいんだけど,ポイソフトさんって,野心みたいなものはあるの?
石川氏:
前にも4Gamerさんで話したと思うんですけど,うっかりお金が入ることがあったら,僕らが作ったゲームをしっかり肉付けして世に送り出す部隊は欲しいんですよ。
ただ,例えば仮にポイソフトに入りたいという人がいるとして,僕らが考えるゲームを一緒に作りたいのか,自分で考えた新しいゲームをポイソフト名義で出したいのかで,まったく別ですよね。
石川氏:
そうそう。あとは僕らと同じような境遇の4人組ぐらいに,「1年ぐらいお金あげるから何か作ってみて」っていうことをやってみたいですね。
って言いながら,人が減ったまま今日に至っているわけですけど。
DD:
実際,「ポイソフトさんが大好きなんで,会社に入れてください!」みたいな若者はいないの?
石川氏:
たま〜に未経験者の方からそういうご希望をいただくんですが……。
DD:
意外ね。ゲイム業界に身を置いている人なんかでも,「あいつらはいいなぁ」みたいに思っている人だって,いそうなものなのに。
石川氏:
仕事として考えたら,僕らみたいなやり方はなかなか選べないですよね。ちょっとしたゲームを作りましょうとなっても,スマートフォンで作ったほうが儲かる確率は高いでしょうし。
DD:
そっちへの野心はないの?
中川氏:
インタビューを受ける度にその質問をされるんですけど……。
石川氏:
僕はボタンを押したいんです(笑)。
中川氏:
日本に本格的にAndroidが入ってくる前,Android用ゲームの作り方とか開発環境なんかは調べたんですよ。個人的な興味もあって。
でも気付いたらスマートフォン用のゲームも,かなりの予算を使って作るものになったじゃないですか。もちろんそうじゃないのもあるんですけど,成功しているものって……。
石川氏:
ねえ。例えば10億円かけて作りますとかなると……外したくないですよね。そうなると,うまくお金を払ってもらえる仕組みをたくさん入れていくのも理解はできるんですよ。だって5人分ぐらいの生涯賃金に匹敵する金額なんですよ? 外したくない!
中川氏:
まあその規模になると,そもそもうちじゃ作れないんですけどね。
DD:
そ,そうね……。
じゃあちょっと聞き方を変えるけど,夢ってある?
石川氏:
現状維持です。
DD:
ほう!
石川氏:
今の感じでゲームを作り続けられたら,これ以上望むことはないですよね。楽しいんですもん。
中川氏:
今の状態で僕らが出しているゲームを喜んでくれる人達が増えればいいな,とは思いますけど。
石川氏:
ちやほやしてくれる人が増えれば増えるほど嬉しいです。でも,減らなければいいんじゃないかなぁって(笑)。
DD:
もし何かが大ヒットを記録して,突如,巨万の富を手にしてしまったら?
石川氏:
……死ぬかも知れない。
いやもう,分かんないです。今はとにかくゲーム作りにしても広告戦略にしてもマーケティングにしてもできることが少ないんで。やれることはやろうで済むんです。でも,お金が入るとCMをどうしようとかの悩みも出てくるでしょうし。そもそも,何億円とかかけてゲームを作るにしても,今の規模でそんな予算を使おうとしたら,とんでもない年月がかかりますからね。
それに対応するために,規模を大きくしなきゃいけないってなると……なかなか動けないんじゃないかなと思います。
中川氏:
規模を大きくするにしても,コアメンバーは今と変わらないだろうし。
石川氏:
さっきの話と重なりますけど,例えば4人で1チームみたいな感じで入ってくる人達がいたら,別チームとしてやらせたいんですよ。ただし別会計で! みたいに。
中川氏:
弟子入りじゃないけど,そんな感じになりそうだよね。
石川氏:
例えばすごいお金持ちになって300人雇えます! となったら,4人1組で75チーム作って,それぞれがこじんまりとゲームを作っていたら楽しそうじゃないですか。
DD:
じゃあ,そこまでじゃないにしろ,今までよりも使えるお金が増えたとしたら……?
石川氏:
まあ,外部の人に頼みやすくはなるんでしょうね。
中川氏:
単純に手が足りない部分を何とかしやすくなるかもしれない。例えば背景を100枚描かなきゃいけないというときに,デザイナー1人だと3か月かかるけれど,外に出せば期間を短縮できるかな,とか。
DD:
そうやって開発期間を短縮できたら,今度はリリース間隔も短く……なるのかしら?
石川氏:
今年は……3本出したのかな? で,もう1本がマスターアップ間近なんで,それを入れて4本か。もうこれが限界ですね。
DD:
そう聞くと,なかなか驚異的よね。
石川氏:
知り合いにも言われますね。今年は去年出せなかった分もあって本数が増えてるんですけど,それまでもだいたい毎年2本ずつぐらいでリリースしてきたんで,「お前ら,すごいな」って。やってる側はそうでもないんですけどね。
中川氏:
いや,今年はしんどいよ!
石川氏:
……しんどいよね。もうちょっとゆっくりしたい。
DD:
そうは言っても,ここで頑張っていることが,何かの結果につながるかもしれないじゃない。
石川氏:
いやもうね,安定していればいいんです。ご飯が食べられさえすれば。そして願わくば,ポイソフトのゲームを知る人達が増えて,世の中が良くなれば……。
中川氏:
世の中が良くなるかどうかはともかく,僕らのゲームで楽しんでくれる人が増えれば,それが一番の結果だと思うんですよ。僕らのゲームを全部好きにはなれなくても,どれか一つ,気に入ってもらえるものがあるといいなって。
石川氏:
そうやって少しずつ輪が広がって,ゆくゆくはどこかのスタジアムに名前を付けて。
DD:
なんかどっかで聞いたことのあるような話だけど,大丈夫?
ポイソフトが自信を持っているものは
“信頼関係”なのかもしれない
DD:
ところで,ゲイムを作るにあたって,自分達が持つ武器に対して自信ってあるの?
基本,自信過剰なところはありますね。
DD:
そうよね!
中川氏:
そうかなぁ?(笑)
石川氏:
常に自信満々というわけではないけど。
中川氏:
僕の場合,企画とかに関しては,みんなの前で言ったときに2人が笑っていたらセーフって思うし,そこで受けなかったらアウトぐらいの判断をするんですけど,それは自信というよりは……。
DD:
信頼関係ってこと?
中川氏:
僕はそんな感じです。
だから普段,自信があるかっていうと,うーん。
石川氏:
ないところはないけど,あるところはあるんじゃない?
本当に困ったときはそれを思い出して,「よし,自信があるんだからやっていける!」みたいに思えるところは,うちのみんなが持っていると思う。そういうところは,けっこう強い集まりじゃないかな。
中川氏:
えっ,それって普通のことじゃないの?
石川氏:
そうでもない人も多いらしいよ。
DD:
そうなのよ。
石川氏:
ここがダメだから,俺はダメだ……。ってなる人,決して少数派じゃないですよね。
僕らは「ここがダメだけど,ここがいいから大丈夫!」って思えるじゃん。
中川氏:
自分に対するごまかしみたいなところはあるけど。
石川氏:
それができるのは,自信があるってことじゃないかなぁ。
DD:
そうよね。私達は結局,生きているから進まなきゃいけないじゃない。そのときに信じられるもの,すがれるものが自分の中にあるかないかって,すごく大きいと思うの。
だから私,ポイソフトさんのそういうところにもシンパシーを抱いているのかもしれない。私ね,本当はコンプレックスの塊なのよ。
中川氏:
ああ,僕もそうです。
DD:
どうせこの世界でやっていくんだったら,何か信じるものがないといけないとは思っているのね。だからそこにすがりついて,何とかやってきているんだけど……。
ポイソフトさんのゲイムって,やれることとやれないことがはっきりしていて,そこにある種の開き直りを感じるのね。これならできますけど,それでいいでしょ? みたいな。だからそういうゲイムを遊んでいると勇気が沸いてくるのよ。
石川氏:
ああ,それはありがとうございます。
僕らもファンの人から「今回もここができてなかった」みたいなご指摘をいただくことはあるんですけど,「そうだねえ」としか思わないですからね。
中川氏:
ちょっと凹むけど,引きずらないもんね。
DD:
本当に凹むポイントはきっと別にあるのよね(笑)。
石川氏:
ただそれでも最近は,「ディーノさんが褒めてくれたしな」って思えるから,大丈夫です。
DD:
言っておくけど,私を拠り所にしちゃダメよ!
中川氏:
まあ,褒められれば嬉しいし,けなされれば悲しいっていうのは誰でもあると思うんですよ。ポイソフトの場合,小さい規模でやっている以上は開き直らなきゃいけないところは確実にあるし,そこをけなされても,しょうがないよねってうなずき合えるぐらいの感覚なんです。
一人でやっていたら,けなされたときにきついでしょうけど,みんなでうなずき合えれば,なんとか。
DD:
あなた達が,一番自信を持っているのって,ひょっとしたら信頼関係かもしれないわね。
石川氏:
みんなで一緒のお風呂に入ったこともあるもんね。
DD:
ちょっと,やっぱりそういうことなの?
中川氏:
温泉に行ったってだけでしょ(笑)。
ポイソフトはインディーズ
※ただしあんまりそう思われていない気がする
DD:
また話は変わるけど,ここ数年,インディーズゲイムと呼ばれるものに注目が集まっているじゃない。ぶっちゃけポイソフトさんは,インディーズなの?
石川氏:
いいえ,メジャーです!
普段は「俺達はインディーズなのに,どうしてインディーズフェスに呼ばれないんだろう」って言ってるくせに(笑)。
実際は,自分達がどう見られているのかがよく分からないんですよね。以前,ニコ生の視聴者に「ポイソフトってインディーズですかね?」と聞いてみたんだすけど,あんまりインディーズだとは思われていないみたいで。
石川氏:
自社でパブリッシングをしているっていうのが,インディーズっぽくないみたいですね。
中川氏:
実際は言ったもん勝ちみたいな感じですからね。
DD:
ああっ,プロレスもそうなのよ。
結局はそれも含めてセルフプロデュースだし,良い悪いではなくて。
中川氏:
だから「俺達はインディーズとして頑張ってます!」みたいに言えば,そういう風に思ってもらえるんでしょうけど。
石川氏:
それか,ワイヤーフレームのみの3Dゲームとか,白黒だけで表現するゲームとか,そういうのを出せばインディーズって呼ばれるようになるのかもしれない。
中川氏:
でも最近の海外のインディーズはそういう次元じゃないよ?
石川氏:
すごいインディーズなんて,インディーズ感がないもん。
じゃあそうだ。タイトル画面にひらがなで「いんでぃーず」って書いておけばいいのかな。
DD:
こんなことを真顔で言ってる人がメジャーなわけないわよね。
中川氏:
インディーズっていうか,町工場みたいなもんですからねぇ。大きな企業の下請けですらなく,職人が集まって何かを作っているような感じの。
石川氏:
どこかの資本が入っているわけでもないし。
DD:
そんな状態でゲイムを作り続けているのって,本当に走り続けているようなものだと思うんだけど,ゴールってどこにあると思う?
中川氏:
会社的には損益分岐点さえ超えればOKっていう感じなんですよねぇ。
DD:
それを超えたうえで,こうなったら万々歳みたいなイメージは?
石川氏:
最初の頃は,数十億円規模の利益が出たら,それをみんなで分配して会社をたたもうって話はしましたね。そうやってリタイアしたあとで,もう一回会社を作って,またちまちましたのを作ろうって。
DD:
それは理想的なゴールだと思うんだけど,お金の心配をしなくて良くなっても,やっぱりゲイムは作りたいってこと?
石川氏:
僕はたぶん作りますね。
中川氏:
これも前に言いましたけど,ポイソフトの最終目標は老人介護施設を作ることなんですよ。
DD:
えっ,どいうこと?
中川氏:
要は,リタイアしたゲームクリエイターを集めて,彼らが作ったゲームの売り上げて施設の運営費をまかなうんです。リリースがない人は,普通の施設と同様に毎月いくらかの費用を負担してもらって。
石川氏:
ゲームクリエイターもご多分に漏れず高齢化しますからね。
中川氏:
しかも僕らの世代だと年金にも不安が残るし。
70代,80代の作ったゲームって,ちょっと面白そうじゃないですか。そういうゲームを出すうえで,ポイソフトという看板は役に立つでしょうし。
DD:
でもそのためには……。
中川氏:
ある程度,大きくならないといけないんですよね(笑)。
石川氏:
まあ,どうなってもゲームを作り続けていられたらいいなって。そういう話なんです。
バカじゃないと楽しくない
楽しいほうがいいに決まってる
DD:
そこまでしてゲームを作りたいという欲求は,どこから出てくるものなの?
中川氏:
さっきも言いましたけど,僕の場合は誰かに楽しんでもらうものを作りたいということが原動力なんですよ。
僕の世代だとファミコンを始め,ゲーム機がどんどん進化していて,就職する頃には表現できることの幅も広がっていたこともあって,自分が何かを表現して人を楽しませるうえで,ゲームは双方向な部分もあるし,一番適した舞台だなと思っていて。
DD:
石川さんは?
ゲームが好きだから……。
っていうのはあるんですけど,要は,マッサージ器でも何でもいいんですけど,「俺の考えた器具,気持ちいいだろう?」って言いたいんです。
DD:
ああっ,何となく分かるわ。
石川氏:
ただ,僕らの世代だと一人でマッサージ器を使って気持ち良くなるのが当たり前だったのに,インターネットの普及によって,みんなで気持ち良くなるほうがここまで長期間主流になっているっていうのは,正直,誤算でした。
DD:
確かにそうね。
石川氏:
もっと早く,一人で気持ち良くなる方にみんなは戻ってくると思っていたんですけど。
中川氏:
オンラインゲームの楽しさは知っているんですけど,やっぱり人間が相手になると気疲れする部分もあるじゃないですか。
DD:
自分一人が気持ち良くなればいいってわけじゃなくなるからね。
そういえば,ポイソフトさんのゲイムに,オンライン要素があるものって……?
石川氏:
お金がかかるからできないんです(笑)。
DD:
またまた。お金があっても作らないくせに(笑)。
うん……こうして話を聞いてみて,あらためて勇気をもらったような,そんな気がするわ。
中川氏:
えっ,本当ですか? それなら嬉しいんですけど。
DD:
やっぱり私とポイソフトさんて,どこか似ている気がするの。っていうのも,私,プロレスをヤっているくせに,強くなるために鍛えたら負けだと思っているのよ。
石川氏:
……前田慶次もそう言ってますからね。
DD:
虎はなぜ強いのかみたいなね。
じゃなくて,鍛えて強いのは当たり前だから,鍛えないでどこまでいけるのかって考え方でヤっているから。
4Gamer:
強さとは何か? という物差しも決して一つではないですし。
DD:
そう。例えば大手の場合,強さとは何か? みたいな統一した価値観があって,そこから強くなるためにはプロレスラーはどうあるべきか……という考え方になると思うんだけど,私はそこだけじゃないんじゃない? と考えるタイプなのね。ポイソフトさんもきっと,そういう感じなんだろうなぁって。
中川氏:
僕らみたいな会社の場合だと,“強さ”を“売り上げ”に置き換えてもいいかもしれないですね。
売り上げは上げなきゃいけないかもしれないけど,それだけじゃないよって。僕らは,面白いと思ってもらえるものを考えるところから始まっているわけですから。
DD:
そう。強さとか売り上げとか,そういうことじゃないところで戦いたいのよ。
石川氏:
バカですよね!
DD:
お互い様よ!
でもバカじゃないと楽しくないじゃない。
石川氏:
そうですよ。楽しいほうがいいに決まってます。
中川氏:
会社をやっていても楽しいもんね。やっていて楽しい間は続くかなぁ? という感じで。
DD:
いやホント,「楽しい」って聞いて,すごく救われたような感じがあるのよ。
4Gamer:
この年齢になって,楽しいことだけで生きていていいんだろうか? みたいなことも考えがちですもんね。
DD:
ホント,それなの。
でも今日,ほっとしたっていうか……。楽しくて,それでご飯が食べられれば,それでいいのよね! うん。もうちょっと楽しいままで頑張ろうと思えたわ!
石川氏:
そうですよ。僕らも頑張りますよ。
DD:
頑張りましょう!
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