「遊戯王 デュエルリンクス」の「連動トラップデッキ」を紹介。リシドのスキルとともに白兵戦が活躍

デッキ構築について説明するという記事の性質上，遊び方の説明は一切いたしません。すでに遊び方を理解している人向けのデッキガイドになります。ご了承ください。

　2017年1月12日，配信から2か月を待たずして1000万ダウンロードを突破したスマートフォン向けオンライン対戦型カードゲーム「遊戯王 デュエルリンクス」（iOS / Android）。今回は，罠カードを使うたびにダメージを与えるリシドのスキルを使った「連動トラップデッキ」を紹介したいと思う。

スキル	説明
連動トラップ（リシド）	自分が罠カードを使用するたびに相手ライフに200ポイントダメージを与える

カード名	枚数	入手先
ビッグ・シールド・ガードナー	2	カードトレーダーでの交換
スネークポット	1	ダイナソー竜崎レベルアップ報酬（Lv.23）
デスハムスター	3	カードパック「AGE OF DISCOVERY」
呪魂の仮面	3	カードパック「THE ULTIMATE RISING」
アポピスの化神	1	リシドの初期デッキ
マジカルシルクハット	3	カードパック「THE ULTIMATE RISING」
クローン複製	3	海馬瀬人Lv.10以上の勝利報酬
強欲な瓶	3	カードトレーダーでの交換
イタクァの暴風	1	孔雀舞レベルアップ報酬（Lv.25）
白兵戦	3	カードパック「AGE OF DISCOVERY」
ホーリージャベリン	3	カードパック「THE ULTIMATE RISING」

基本戦術

　このデッキのポイントは，できるだけ多くの罠カードを発動すること。なかでも白兵戦は，3枚とも使用できれば最大で3600ものダメージを与えられるので，うまく使っていきたいカードだ。このほかのダメージソースは，ビッグ・シールド・ガードナーによる反射ダメージ，スネークポットの毒蛇トークンや呪魂の仮面による効果ダメージとなる。

　また，1ターンに発動できる罠カードの枚数は限られており，罠カードの発動でダメージを稼ぐというデッキの特性上，できるだけ多くのターンをかけて戦う必要がある。そこで重要になるのが，いかに敵の攻撃を凌げるか，という点だ。

　ビッグ・シールド・ガードナーに，マジカルシルクハットやイタクァの暴風を合わせたり，デスハムスターのリバース効果を活用したり，クローン複製で相殺を狙ったりと，罠を発動しつつ，時間を稼ぐことが重要になる。

連動トラップデッキ採用カードの解説

○ビッグ・シールド・ガードナー
　レベル4で攻撃力100，守備力2600というずば抜けたスタッツに加え，裏側守備表示の状態で受けた魔法カードの効果を無効化するという，高性能な効果も持ち合わせているモンスターカード。しかし，敵からの攻撃を受けると攻撃表示になってしまうので，マジカルシルクハットやイタクァの暴風などを駆使して，裏側守備表示を維持することを心がけよう。

○スネークポット
　自分フィールド上に，毒蛇トークンを特殊召喚するリーバス効果を持ったモンスターカード。毒蛇トークンが戦闘によって破壊されると，相手のライフに500ポイントダメージを与える。今回のデッキでは1回の召喚で2体分になるだけでなく，貴重なダメージソースとしても活躍する。

○デスハムスター
　自分のデッキからデスハムスター1体を裏側守備表示で特殊召喚する，というリバース効果を持ったモンスターカード。壁役として非常に優秀なだけでなく，デッキからサーチする効果により，結果的にほかのカードが引き当てやすくなるという効果も期待できる。ただし，初期手札に複数枚揃ってしまったときの絶望感はかなりのもの。



○呪魂の仮面
　呪魂の仮面を装備したモンスターは攻撃できなくなり，そのモンスターの持ち主は毎ターン500ダメージを受けるという装備魔法カード。ダメージソースになるだけでなく，敵の攻撃も封じられるという点が非常に優秀だ。

○アポピスの化神
　アポピスの化神（攻1600/守1800）を自分フィールドに特殊召喚できる罠カード。魔法・罠フィールドを1つ埋めてしまううえ，自分・相手のメインフェイズ時にしか発動できないという縛りがあるものの，連動トラップの効果を発動しつつ，モンスターを召喚できるというのは，今回のデッキではかなり大きな存在だ。また，URながらリシドを開放することで確実に入手できるというのも嬉しいポイント。

○マジカルシルクハット
　敵に攻撃された際，デッキ内の魔法・罠カード2枚をモンスターカードとして裏側守備表示で召喚し，味方フィールド上のモンスター1体を混ぜてシャッフルする罠カード。敵の攻撃を凌ぐだけでなく，攻撃表示のモンスターカードを裏側守備表示にできるのがポイントだ。



○クローン複製
　相手がモンスターを召喚・反転召喚した際に，そのモンスターのもともとの種族・属性・レベル・攻撃力，守備力を持つクローントークンを，自分フィールドに召喚する罠カード。アポピスの化神同様に，連動トラップの効果を発動させつつ，モンスターを召喚できるのがポイント。ただし，特殊召喚には発動できず，クローン元が破壊されるとトークンも破壊されてしまうので注意が必要だ。
　なお，できるだけ守備力が高いモンスターで使用したいところだが，今回のデッキの特性上，相手フィールドが埋まりがちなので，どんどん使っていったほうがいいかもしれない。万が一，相手フィールドが埋まっていたらマジカルシルクハットの効果に活用しよう。

○強欲な瓶
　デッキから1枚カードをドローできる罠カード。200ポイントのダメージを与えつつ，デッキを回転させられる。手札にあればひとまず伏せてしまっていいだろう。

○イタクァの暴風
　相手フィールドのすべての表側表示モンスターの表示形式を変更する罠カード。敵の攻撃を凌ぐ際に重宝する。ビッグ・シールド・ガードナーとの相性が良い。



○白兵戦
　戦闘または効果ダメージを受けた際に発動できる罠カード。700ポイントのダメージを与えるだけでなく，墓地にある白兵戦の数×300ポイントの追加ダメージを与えられる。このデッキにおける重要なダメージソース。場合によってはマジカルシルクハットで墓地に送り，1枚の効果を高めるのもありだろう。

○ホーリージャベリン
　相手のモンスターが攻撃してきた際に，そのモンスターの攻撃力分，自分のライフを回復できる罠カード。カード同士の戦闘や効果によるダメージを受けて発動する白兵戦との相性が良い。

ほかの候補カード

○デスカウンター
　直接攻撃によって戦闘ダメージを与えたモンスターを破壊する罠カード。自身は直接攻撃をする機会がほとんどなく，相手から直接攻撃を受けやすいので，有効活用できるかもしれない。

○断頭台の惨劇
　相手フィールド上に表側攻撃表示のモンスターが表側守備表示になった際に発動できる罠カード。相手フィールド上の守備表示（裏側を含む）で存在するモンスターをすべて破壊する。イタクァの暴風とのコンボが非常に強力。

○体力増強剤スーパーZ
　2000ポイント以上の戦闘ダメージを受けた際，ライフを4000ポイント回復する罠カード。ビッグ・シールド・ガードナーを展開した場合，大型のモンスターで対抗してくることが多いので，採用する価値はあるかもしれない。

要注意カード

○白竜の聖騎士
　レベル4で攻1900/守1200という高いスタッツに加え，裏側守備表示モンスターを攻撃した場合，ダメージ計算を行わずに破壊できるという効果を持った儀式モンスターカード。クローン複製の対象にできないほか，ビッグ・シールド・ガードナーを簡単に片付けられてしまう。今回のデッキの天敵とも言える存在だ。

○海竜―ダイダロス
　レベル7で攻2600/守1500の効果モンスターカード。自分フィールドの海を墓地に送ることで，このカード以外すべてのカードを破壊するという，非常に強力な効果を持っている。フィールドを一掃された後に呪恨の仮面で行動を制限するなど，多少の対策は行えるが，今回のデッキでは完全な対策は難しい。

○拘束解放波
　自分フィールドの装備魔法カードを破壊することで，相手フィールドの魔法・罠カードをすべて破壊する魔法カード。呪魂の仮面とのコンボがかなり強力で，罠カードを一掃されるとかなり追い込まれた状況になってしまう。

「遊戯王 デュエルリンクス」公式サイト

「遊戯王 デュエルリンクス」ダウンロードページ

「遊戯王 デュエルリンクス」ダウンロードページ

（C）高橋和希 スタジオ・ダイス／ 集英社・テレビ東京・NAS
（C）Konami Digital Entertainment