攻略
「遊戯王 デュエルリンクス」の「ダイナソーデッキ」を紹介。高スタッツの恐竜族で構成されたビートダウンデッキ
デッキ構築について説明するという記事の性質上,遊び方の説明は一切いたしません。すでに遊び方を理解している人向けのデッキガイドになります。ご了承ください。
KONAMIより配信されている本作は,遊戯王オフィシャルカードゲーム(以下,遊戯王OCG)をスマートフォン向けに最適化した作品で,20枚以上30枚以下のデッキ,場に召喚できるモンスターは3体までという“スピードデュエル”が特徴となっている。
スピードデュエルと聞くと,戦略性の幅が狭くなっているように思えるが,実はそんなことはない。相手との駆け引きや知識による先読みなどが重要となる点は,従来の遊戯王OCGに限りなく近い作りとなっている。
そんな本作の魅力は,プレイヤー同士での手に汗握るバトルや,カードの組み合わせを考えながらデッキ構築をすることにある。しかし,「どんなデッキを組んだらいいのか分からない」という人もきっといるはずだ。この記事では,そんな悩めるプレイヤーに向けて,4Gamer編集部がオススメするデッキを簡単に紹介したいと思う。初回となる本稿では,現環境のランクマッチで猛威を振るう「ダイナソーデッキ」を紹介しよう。
キャラクター | スキル |
ダイナソー竜崎 | 恐竜王国:フィールド上に表側で存在する恐竜族モンスターは攻撃力と守備力が300ポイントアップするフィールド魔法カード「ジュラシックワールド」がデュエル開始時に発動する。 |
カード名 | 枚数 | 入手先 |
クリボール | 2 | カードパック「THE ULTIMATE RISING」 |
秒殺の暗殺者 | 1 | カードパック「THE ULTIMATE RISING」 |
アックス・レイダー | 2 | カードパック「THE ULTIMATE RISING」 |
ジャッジ・マン | 2 | カードパック「THE ULTIMATE RISING」 |
屍を貪る竜 | 3 | ダイナソー竜崎Lv.10以上の勝利報酬 |
二頭を持つキング・レックス | 3 | ダイナソー竜崎Lv.10以上の勝利報酬 |
ワンダー・バルーン | 1 | カードパック「THE ULTIMATE RISING」 |
強欲なカケラ | 1 | カードパック「THE ULTIMATE RISING」 |
ツイスター | 2 | カードパック「THE ULTIMATE RISING」 |
凡骨の意地 | 1 | 城之内克也レベルアップ報酬(Lv.25) |
破邪の大剣―バオウ | 1 | カードパック「THE ULTIMATE RISING」 |
援軍 | 3 | カードパック「THE ULTIMATE RISING」 |
ブラキオレイドス | 2 | ダイナソー竜崎Lv.10以上の勝利報酬 |
基本戦術
恐竜族をバンバン出していき,盤面を支配する。攻撃力1900はなかなか超えられず,援軍を伏せておけば,通常の戦闘ではまずやられることはない。弱点となる死の4つ星てんとう虫には,破邪の大剣―バオウや,ジャッジ・マンが有効。このほか,凡骨の意地を使って手札を増やし,ワンダー・バルーンで敵の攻撃力を下げ,手札を減らしたところで秒殺の暗殺者を召喚するのも効果的だ。なお,融合カードなしでブラキオレイドスを採用しているが,これはサンダードラゴンデッキだと思わせるためのブラフなので問題ない。
ダイナソーデッキ採用カードの解説
○クリボール
敵の攻撃を無効化したうえで表示形式を変更できるという,非常に強力な防衛カード。手札から発動できることもさることながら,モンスターカードであるため,裏側守備表示で召喚すれば,ハネハネ,死の4つ星てんとう虫,黄泉へ渡る船などと思わせるブラフとしても活躍する。さらに,ワンターンキルとして名高い「カラテマンコンボ」(カラテマン+閃光の双剣―トライス+財宝への隠し通路)の対策としても有効だ。
○秒殺の暗殺者
攻/守2000というグッドスタッフながら,手札の数だけ攻/守−400という使いどころが難しいカード。今回のデッキでは,ワンダー・バルーンと組み合わせることで,敵の攻撃力を下げつつ常に攻/守2000を維持できる。
○アックス・レイダー
現環境でトップクラスの攻撃力を持つ通常モンスターカード。凡骨の意地を最大限に活かすため,グッドスタッフの通常モンスターカードとして採用している。
○ジャッジ・マン
1体のアドバンスで攻撃力2200というグッドスタッフの通常モンスターカード。呪魂の仮面などで攻撃を封じられた場合にアドバンスすることで危機回避できるほか,ブラフで召喚したクリボールをアドバンス素材にする場合に役立つ。また,こちらも凡骨の意地を活かす要素の一つ。
○屍を貪る竜
同デッキのキーカードの一つ。ジュラシックワールドが発動している状態であれば,攻1900,守1500という非常に高い数値が出る。また,通常カードであるため,凡骨の意地との相性が非常に良い。
○二頭を持つキング・レックス
屍を貪る竜とまったく同じスタッツの通常モンスターカード。同じく凡骨の意地との組み合わせが有効だ。
○ワンダー・バルーン
手札を捨てた枚数だけ敵全体の攻撃力を−300できる魔法カードで,凡骨の意地でうまくドローできれば,一気に敵の攻撃力を0にまで落すことも可能。また,ツイスターや魔法除去を使われた場合,ジュラシックワールドかワンダー・バルーン,どちらかが残っていればアドバンテージを取れるのも魅力だ。
○強欲なカケラ
2ターン後に2枚のカードをドローできる魔法カード。魔法/罠ゾーンをたくさん使う同デッキではあまり相性が良くないが,優秀なドローソースなので採用している。
○ツイスター
ライフポイント500を支払うことで魔法/罠カードを破壊できる速攻魔法カード。ただし,カードの効果を無効化するわけではないので,主に装備/永続/フィールド魔法に対して使用することになる。また速攻持ちということで,敵の攻撃に合わせて装備/フィールド魔法を破壊することでカウンターを決められるなど,使い道は多い。
○凡骨の意地
ドローしたカードが通常モンスターだった場合,再度ドローできるという永続魔法カード。通常モンスターカードを連続で引くとその分だけカードを引き続けられる。つまり,このカードが発動していると確実に通常モンスターカード以外を引いてこられる,ということになる。通常モンスターカードを中心に構成するダイナソーデッキと非常に相性が良く,手札をリソースとするカードとの相性も抜群だ。
○破邪の大剣―バオウ
攻撃力を500アップさせる装備魔法カード。使用するのに手札を1枚捨てる必要があるが,破壊したモンスターカードの効果を無効化するという非常に優れた効果を持っている。手札を増やせる凡骨の意地と相性が良い。
○援軍
モンスター1体の攻撃力を500アップさせる罠カード。相手の攻撃に合わせてうまくカウンターを決められるほか,装備カードなどと違いツイスターなどで無効化されないのが特徴だ。
○ブラキオレイドス
屍を貪る竜と二頭を持つキング・レックスを融合させることで召喚できる。攻2200/守2000というグッドスタッフで,クリボールなどによって守備表示になっても破壊されずに生き残れることがある。また,ジュラシックワールドと援軍を組み合わせることで,青眼の白龍に並ぶ力を得られる。ただし,今回のデッキでは融合を採用していないので,ブラフとしての役割だ。
ほかの候補カード
○アヌビスの裁き
フィールド魔法を破壊するカードを使用された場合に使用できる罠カード。相手が使用した魔法効果を無効化したうえで,相手フィールドの表側表示モンスター1体を破壊し,その攻撃力の半分のダメージを相手に与えられる。今回はワンダー・バルーンにヘイトが集まる可能性もあるので,採用の可能性は低い。
○マジック・ジャマー
手札を1枚捨てることで相手の魔法効果を無効化する罠カード。手札をリソースとするカードなので凡骨の意地と相性が良い。
○突撃指令
通常モンスターをリリースすることで,敵1体を破壊できる速攻魔法カード。カードパック「AGE OF DISCOVERY」に収録されている水魔神スーガ,サイレントアビスなど,戦闘を行うことで効果を発動するカードや,手に負えないモンスターが出現した場合に有効だ。
要注意カード
○死の4つ星てんとう虫
敵フィールド上のレベル4モンスターをすべて破壊する効果を持っているので,こちらがレベル4モンスターを複数体展開したタイミングで遭遇すると非常に厄介。一気に盤面を奪われる可能性もある。破邪の大剣―バオウ,もしくはジャッジ・マンをアドバンス召喚して対処可能。
○ツイスター
ジュラシックワールド,ワンダー・バルーン,凡骨の意地,破邪の大剣―バオウを破壊できるカード。こちらの攻撃に合わせて使用されると一気に形勢が逆転することもある。
○魔法除去
同上。ツイスターと比較すると,カウンターとして使用できない分,ライフポイントの消費がない。個人的にはツイスターのほうがオススメ。
「遊戯王 デュエルリンクス」公式サイト
「遊戯王 デュエルリンクス」ダウンロードページ
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(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/ 集英社・テレビ東京・NAS
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