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「ポケモンGO」のリアルイベント「Pokémon GO Fest 2024:仙台」が開催決定。猛暑を避けて5月30日〜6月2日の4日間開催に
本稿では記者会見の模様と,「Pokémon GO Fest 2024:仙台」の詳細をお伝えする。
日本では猛暑を避けて5月末に4日間の開催!
今回開催される「Pokémon GO Fest」は「ポケモンGO」最大のリアルイベントであり,毎年アメリカ,ヨーロッパ,アジア太平洋地域から1都市ずつが開催都市に選出され,今年はニューヨーク,マドリッド,仙台の3都市が選ばれている。
イベントの開催期間は2024年5月30日〜6月2日の4日間開催となる。大阪での開催時にはチケットを購入した参加者が6万人を超えたことから,より多くの人に参加できる機会を増やすべく,開催期間の延長に踏み切ったとのことだ。
また開催期間も今年は猛暑のピークを避けるため,例年よりも時期を早めている。3都市では仙台がもっとも早い開催となり,続いてマドリッドが6月14日〜16日,ニューヨークが7月5日〜7日での開催となる。
仙台でのイベントは,七北田公園と仙台市全域が対象となっており,チケットを購入したプレイヤーは1日の半分を公園,残り半分を仙台市街で楽しむことができる。
市街では商店街とも連携し,ピカチュウとのグリーティングなどさまざまなイベントが用意されるとのことだ。
イベント参加に必要な1日チケットは3600円(税込)となり,公式サイトで4月上旬から購入可能だ。
ゲーム内では「マーシャドー」や国外限定ポケモンの「クレッフィ」も登場
ゲーム内では「マーシャドー」がスペシャルリサーチに初登場する。また,普段は日本で登場しない「クレッフィ」や,イベント限定となる太陽の冠をつけた「ピカチュウ」と「イーブイ」,月の冠をつけた「ピカチュウ」と「イーブイ」などが入手可能だ。
さらに,「エモンガ」や「アンノーン(?)」の色違いを実装予定とのこと。GOスナップショットでは「ヒートロトム」が登場する。
イベント詳細情報
Pokémon GO Fest 2024:仙台
●開催場所
七北田公園,宮城県仙台市
●開催日時
2024年5月30日(木)
2024年5月31日(金)
2024年6月1日(土)
2024年6月2日(日)
●公園内でのゲームプレイ(二部制)
9時30分〜13時30分
14時30分〜18時30分
●イベント開催時間:都市体験
9時30分〜18時30分
記者会見にはピカチュウとラプラスも登場
今回の記者会見では,ナイアンティック代表取締役社長兼Niantic副社長の村井説人氏,仙台市の郡 和子市長,ポケモン取締役の曽羽孝則氏ら3名が登壇した。
最初にNianticを代表して,村井説人氏がスピーチを行った。
村井氏によるとNianticと仙台の関係は古く,2015年には「Ingress」の大型イベント「Persepolis」を仙台で開催。4000人のプレイヤーが集まるという大きな反響を残している。
また「ポケモンGO」でも2016年には宮城,岩手,福島を対象とした観光復興への取り組みを行い,2019年に「ラプラス+宮城巡り」と連動したイベントをゲーム内で実施。地域経済へ貢献するとともに,震災の記憶の風化を防ぐ取り組みを仙台市とともに行ってきたという。
ラプラスなどが生んだ経済効果は“約20億円”。「Pokémon GO」×東北連携イベントの観光客入込数が明らかに
宮城県庁観光課は2016年12月19日,岩手県,宮城県,福島県,熊本県で執り行った,「Pokémon GO」などの位置情報ゲームとの連携イベントに関する観光客入込数等を明らかにした。人気ポケモン「ラプラス」が出現したこともあり,その経済効果は“約20億円”だったという。
今回のイベント開催にあたっては仙台市からの強いサポートを受けており,安全で楽しいイベントになるよう取り組んでいくとのこと。
村井氏は「仙台市での素晴らしい経験をソーシャルメディアなどを通して共有していただいて,より多くの方々に『ポケモンGO』と仙台市の魅力を伝えていただけたら嬉しいです」と語ってスピーチを締めた。
郡 和子市長は,今回の発表に合わせて用意したというピカチュウカラーのジャケット姿で登壇。
郡市長によると今回の「GO Fest」開催期間は仙台にとっても新緑が眩しく,街が一番の美しさを迎える季節になるという。
「美しい景観はもとより,美味しい食べ物に伊達氏の歴史や文化,さまざまな魅力を隅々までご堪能いただける」として,イベントをきっかけに多くの人々が“杜の都”仙台の魅力に触れることに期待を寄せた。
続いてポケモン取締役の曽羽孝則氏からは,グリーティングイベントに関する発表が行われた。今回は昨年の大阪開催に引き続き,「Pokémon GO Fest 2024:仙台」の開催期間中にピカチュウのグリーティングイベントを実施するとのことだ。
また,今回は新たにラプラスもグリーティングに参加することが明らかになった。ラプラスは宮城県の応援ポケモンとして県内の観光地やイベントのPR活動を行っており,仙台市と宮城県を盛り上げることが期待されての登用となる。
発表後には曽羽氏の呼び込みにより,ピカチュウとラプラスが記者会見の会場に登場。村井氏や郡市長とのグリーティングを行った。
イベントの舞台となる七北田公園をフォトレポート
記者会見終了後は村井氏の案内により,イベント会場となる七北田公園を一足先に訪問できた。
七北田公園は東北で初めて緑化フェアが開催された公園として,杜の都仙台の象徴的な場所の1つだ。村井氏らは開催地を決めるにあたって,ほかの公園も含めて実際に足を運んで選定したという。
公園のエリア内には5つのジムと多数のポケストップが存在しているほか,大勢のプレイヤーが集まれる広い芝生エリアも有している。
筆者も実際に「ポケモンGO」を起動しながら公園内を歩いてみたが,園内の周遊ルート沿いにポケストップが配置されている一方で,ジムは密集して配置されており,レイドの連戦もしやすい環境となっていた。イベントでも快適なプレイが期待できそうだ。
ここからは園内各所の様子を写真にて紹介していく。イベント参加を決める一助になれば幸いだ。
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(C)2017 Niantic, Inc. (C)2017 Pokémon. (C)1995-2017 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
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