アクションRPG続編「Divinity: Original Sin 2」のKickstarterキャンペーンが目標額の4倍を超える資金を調達して終了

　ベルギーを拠点とする古参のデバロッパ，Larian Studiosが実施していたアクションRPG「Divinity: Original Sin 2」のKickstarterキャンペーンが，2015年9月30日（北米時間）に終了し，目標額（50万ドル）の4倍以上となる約203万ドルの資金を獲得することに成功した。


　8月27日に掲載した記事でも紹介しているとおり，このクラウドファンディングキャンペーンは開始から24時間で目標額を達成し，ゲーマーの根強い支持を得ていた模様。その後も約1か月にわたってキャンペーンは継続され，さまざまなストレッチゴールが発表されてきた。
　Kickstarterのプロダクトページに掲載されているその内容をまとめると，以下のようになっている。

• アンデッドがシリーズ初のプレイアブル種族となり，アンデッドの王国「The Hall of Echoes」のエリアがアンロック
• 「Icewind Dale」「Neverwinter Nights 2」「Fallout: New Vegas」といった作品の脚本制作に関わってきたChris Avellone（クリス・アヴェロン）氏がプロジェクトに参加
• ベテランプレイヤーも苦労する最高難度「Strategist Mode」の追加
• 各キャラクターの友好関係に「Love ＆ Hate」（愛と憎悪）システムを採用
• 各種族向けの特殊アビリティや専用スキルツリーを採用
• MODサポートの追加
• 「Game Master mode」の実装

　「Divinity: Original Sin 2」については，背景の異なる複数の種族からプレイヤーキャラクターが選択できるほか，最大4人でのCo-opや2人対2人によるチーム戦，そしてカバーシステムの搭載などが明らかにされていたが，今回のキャンペーン成功によってさらに濃い内容の作品に仕上がりそう。2016年末のローンチに向けて，続報にも注目しておきたいところだ。

「Divinity: Original Sin 2」公式サイト