このゲームの読者の評価
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バーコードハゲ再臨 85 - 投稿者:白(男性/20代)
- 投稿日:2017/08/17
- 良い点
- 多彩な暗殺アプローチ
詳細に作り込まれたステージ
極めて高いリプレイ性
- 悪い点
- 誤訳などが目立つ雑なローカライズ
常時オンライン接続が必要で、希に接続の問題でバグが発生すること - 総評
- 海外でのエピソード1配信から一年と五ヶ月の時を経てやっと日本語版が発売したので、発売日に買ってバンコクステージまでやりこみました。
ステージを攻略するに当たって、まず"アプローチ"というものがあります。これはターゲットを暗殺する手段をマーカーで示してくれるもので、一つのステージに5〜7つほど存在するのですが、このアプローチによってステルスに慣れて無くても無駄に長い時間をかけて探索を行ったりせずともストレスフリーな攻略が可能となっています。
ただ、この幾つかのアプローチは暗殺方法の一部に過ぎず、プレイヤーの工夫次第では数十通りの暗殺が行えます。この、独自の暗殺方を編み出す際にモチベーションとなるのが"チャレンジ"です。
チャレンジは、たとえば標的を特定の武器のみを用いて暗殺しろだとか、或いはステージ上のオブジェクトを利用して暗殺しろという、実績やトロフィーのようなものです。
チャレンジを達成するとステージ毎の経験値が貯まり、これによってスタート地点の変更やアイテムの隠し場所の指定、あるいは新しい武器やアイテムなどが手に入ります。
つまり、チャレンジを達成していくほど、暗殺のバリエーションが多彩になっていきます。
このほかにエスカレーションという、限られた手段を用いて暗殺を行う難易度の高いモードや、ホリデイコンテンツなどがあり、いくらでもやりこむことが出来ます。
以上がこのゲームの良い点です。
悪い点としては、幾度と無い発売延期の末に発売したはずが、日本語化部分の誤訳などが多いという点です。とくにチャレンジの達成条件を記した文章の誤訳が致命的で、たとえば「標的をドラム缶の爆発で暗殺しろ」と記載されたチャレンジがあるのですが、そもそもこのゲームのドラム缶は爆発せず、実際には「穴を開けたドラム缶から流れた油に着火して標的を暗殺する」という内容でした。
上記だけで無く、他にも多くの誤訳がチャレンジの達成条件分に散らばっています。
それと、これは同じくスクエアエニックスからローカライズされたデウスエクスの新作でも不満だったことなのですが、海外版における×ボタン=決定というのが、大抵の日本語版PS4ソフトではローカライズの際に〇ボタン=決定に直されているのに対し、今作では×ボタン=決定の状態のまま放置されています。
このように全体的にローカライズの雑さが目立っており、しかもそれが発売を延期した結果となると、とても残念に思います。
ついでに、常時オンライン接続が必要で、接続が切れた後の再接続の際に問題が発生するとメニュー画面に強制的に戻されることがごく希にあります。
とりあえず、ゲーム自体はとても良く出来ており、ボリュームも多くて満足しています。再度ハゲ頭の後頭部に刻まれたバーコードを見ることが出来て嬉しいです。 - プレイ時間
- 20〜40時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 3 4 2 4 5 -
あらゆる進化を遂げた復活のハゲ 95 - 投稿者:ゆうか(女性/30代)
- 投稿日:2017/01/07
- 良い点
- ハゲている
グラフィックや物理演算の大幅な進化、美しいハゲ
リプレイ性の高さ、ステージ構成の素晴らしさ、細部へのこだわり
今までのハゲの中の良い部分だけを抽出して磨き上げた極上のハゲです - 悪い点
- 特にないかな?
しいて言うなら行動もグラフィックもAIも、リアルになりすぎたせいで生まれる不自然さでしょうか
例えば壁や床に残る血痕に無反応なNPC
例えば視界に不審なハゲが映っていたのにしゃがんで隠れていると怪しむのをやめるNPC
例えば個室に指名手配のハゲが逃げ込んだのに明らかに怪しいロッカーを確認しないで出ていくNPC
まぁこの辺はゲームですからねって感じですが
- 総評
- 箱庭にしては広め、オープンワールドにしては狭いといったマップの中で暗殺を行うゲーム
決められたルートはなく、ハゲを操り自由に攻略できる
ギミックが仕掛けられた多くの暗殺方法はチャレンジという要素で功績が残るため様々な暗殺法を見つけるのが本作の楽しみ
ゲームのクリア自体は非常に簡単なのですが、チャレンジの制覇は不可能といえるほど難易度が高いです
いわゆる縛りプレイにしっかりゲーム側から功績が用意された感じでしょうか
訓練を除いたマップは現在7種類しかありませんが1つのマップの作りこみが尋常ではなく、GTAやメタルギアVなどと比較になりません
生活感あふれる街並みはリアルで、様々なギミック各所に仕掛けられています
また、同マップ内でメインミッション以外にも様々なコンテンツがあり、同じマップなのに毎回違う遊び方が飽きずにできるという非常にリプレイ性が高い作りです
これは悪い点に書こうかとも思ったのですが今回は戦闘を行う場面がほぼありません
多くの重火器や様々な戦闘用ガジェットがあるにもかかわらず、それを使う場面はほとんどないのです
殲滅といったチャレンジはなく、そもそも誰であろうがターゲット以外を殺すこと自体がハゲの心情に反するらしくマイナス対象なのです…
まぁハゲはランボーでもなくスネークでもなく暗殺者HITMANなので…そういうゲームなので仕方ないのですが…
せっかくこれだけの戦闘アイテムがあるならお遊び要素としてもうすこしドンパチのシチュエーションもほしい所でした
原点回帰した新訳のような位置づけで、シーズン1とのことなので今後に期待の作品です
※日本語版は2017年発売予定です 当方は英語版でプレイしています - プレイ時間
- 200時間以上
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 5 5
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