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新作「Star Wars Battlefront」では,どのようなグラフィックス技術が採用されているのか。開発者ビデオダイアリー第1弾が公開
北米時間2015年4月17日に発表された「Star Wars Battlefront」のPlayStation 4版トレイラー(関連記事)では,セコイヤや岩肌といった自然環境や,戦闘機やAT-ATの質感などがリアルに再現されており,多くのファンの度肝を抜いた。
「バトルフィールド」シリーズなどで採用されているゲームエンジン「Frostbite」になじみのあるゲーマーにとっても,まるで実写に見えるほどの表現力は「新世代ゲーム」を感じさせるに十分なクオリティだったはずだ。
「スターウォーズ」の映画シリーズは,実写映像と,コンピュータグラフィックスやミニチュアなどの特殊効果を巧みに重ね合わせて制作されており,DICEは,そうしたアプローチをリスペクトしていることが今回のビデオダイアリーで語られている。
ゲームディレクターであるNiklas Fegraeus氏によると,実際に映画の撮影が行われた土地や,LucasFilmの倉庫に赴いて,ゲーム用のテクスチャデータとなる写真を撮影したという。また,これら写真データは,実写さながらのゲーム世界を表現するために使われる開発技術「フォトグラメトリ―」にも利用されていると述べられている。
写真をベースにテクスチャ化を行うこの技術が,インディーズ開発チームにとって有用なものであることは,筆者の連載記事で述べたのだが,当然ながらElectronic Artsのような大手メーカーでも利用価値があるというのは,先日公開されたトレイラーが証明するとおりだ。
また,開発者ビデオダイアリーでは,一人称視点と三人称視点でプレイしているイメージ画像や,LucasFilmのサウンドエンジニアルームで,映画に使用された効果音のリマスタリングを行っている様子も紹介されており,DICEがどれだけ力を入れて本作の制作に取り掛かっているのかがうかがえる。なお,このダイアリーはシリーズ化されるようなので,続編にも期待したい。
「Star Wars Battlefront」公式サイト
- 関連タイトル:
Star Wars バトルフロント
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(C)2015 Lucasfilm Ltd. All rights reserved. Underlying technology and game design(C)EA. All rights reserved.
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