「ケイブのうた」DL版，「R-TYPE」5枚組LPレコード，「雷電IV×MIKADO remix」関連ライブなど，“シュー大祭”発表情報をまとめて紹介

　東京・高田馬場ゲームセンター・ミカドで2021年4月24，25日に開催され，ゲーセンミカドのYouTubeチャンネルで配信された「シュー大祭 〜シューティングゲーム大感謝祭〜」。イベント内で発表された新作や新要素は別途掲載しているが，本稿では関連グッズなどの情報をまとめて紹介しよう。

配信アーカイブ

ゴシックは魔法乙女〜さっさと契約しなさい！〜

　ケイブは，同社のBOOTHページにてダウンロード版の「ゴシックは魔法乙女 オリジナルサウンドトラックIV」と「ケイブのうた」を発売した。「ゴシックは魔法乙女 オリジナルサウンドトラックIV」（CD版は2020年に発売）は，5周年記念イベントBGMの「5thシックは魔法乙女スペシャルメドレー」をはじめとして，「怒首領蜂大往生」イベントBGMの「東亜」，「ケツイ〜絆地獄たち〜」イベントBGMの「NO REMORSE」，高橋菜々さんがボーカルを担当したバージョンの「brave blaze」，イベント用にヴァイオリニストの星野沙織さんが書き下ろした「A Haven Seeker」などを収録した全67トラック構成のアルバムだ。「ケイブのうた」（CD版は2009年に発売）は，同社タイトルのコンピレーションイメージソングを集めたもので，ケイブ社員達（現在は退社済の人物も含む）が作詞・作曲・歌唱した15曲を収録している。


　BOOTHではそのほか，2020年に行われたハロウィンキャンペーンの全員ミッション達成記念としてグッズ化が決定したアクリルキーホルダー，パスケース，プルパーカーも発売されている。アクリルキーホルダーはハロウィンイベント用のステンドグラス風イラストを使ったもので，素材と画調がマッチしたアイテムだ。パスケースはデフォルメキャラのシルエットを使用した，普段遣いしやすいものとなっている。プルパーカーもステンドグラス風イラストを使ったもので，イベント内では1〜2月に受注販売を行った「『怒首領蜂大復活』特製リバーシブルスカジャン」と合わせることが推奨された。

TOKYO VIDEO GAMERSのリミテッドショップで販売されるグッズも紹介された。画像はケイブロゴ入りのグラス

R-TYPE / R-TYPE FINAL 2

　シティコネクションが4月29日に発売する「R-TYPE ORIGINAL SOUND BOX」に関して，NIS America（日本一ソフトウェアの北米法人）によるアナログレコード盤の発売が発表された。アナログレコードは5枚組で，ハイレゾ音源のダウンロードコードも付属するとのこと。詳細は5月1日（日本時間）にNIS Americaの公式サイトで発表されるという。シティコネクションの通販サイト・クラリスショップでも取り扱われるとのことだ。


　また，グランゼーラから4月29日に発売される「R-TYPE FINAL 2」（PS4 / Nintendo Switch / Xbox Series X / Xbox One / PC）に関しても，4面までのプレイがお披露目された。2面は敵弾を避けにくい狭い施設内での戦い（なお本作に地形接触ダメージは存在しない），3面は恒例の巨大戦艦との対決，4面はバイドの細胞組織に埋め尽くされて暗闇に閉ざされた施設内での戦いが繰り広げられる。1面については，配信中のPS4 / Nintendo Switch向け体験版でチェックしてほしい。

雷電IV×MIKADO remix

　モスから4月22日に発売されたNintendo Switch用ソフト「雷電IV×MIKADO remix」に関して，「ゲーセンミカド限定版」の販売が発表された（関連記事）。この商品は，パッケージ限定版に独自の特典を付属させたもの。追加された特典は2種類のステッカーと「佐藤豪×WASi303×イケダミノロック スペシャルトーク動画QRコード」で，さらにネオフィリアラボではマーシャルの「MS-2」ミニアンプを加えた「爆音限定版」，AMFガジェット通販部ではイケダミノロック氏のサイン入りスツール（ゲーセン椅子）と「テクノポリス支援キーホルダー第二弾」を加えた「テクノポリス支援 Edition」が販売されている。

　秋葉原のアーケード基板販売店・マックジャパンや，大阪のゲームセンター星狩物語およびゲーム21でも「ゲーセンミカド限定版」が取り扱われるが，マックジャパン取扱分と先述の「爆音限定版」はすでに完売しており，他も在庫僅少とのことなので，購入したい人は早めにオーダーしよう。

　また，パッケージ限定版に収録されているアレンジ版サウンドトラックの単品版「RAIDEN IV x MIKADO remix Original Sound Tracks Mikado Edition」が，5月13日に発売される。生産数は300枚のみで，価格は3300円（税込）。特典として，シュー大祭でデビューしたバンド・HM×HMRによる3曲入りミニシングルCD-Rと，サウンドトラックのアナザージャケットが付属する。

　なお，ゲーセンミカドのイケダミノロック氏（Gt），「サイヴァリア」などに携わったサクセスのWASi303氏（Gt），「ソニックウィングス2」などに携わった元ビデオシステムの細井そうし氏（Key），「ゴシックは魔法乙女」などに現在進行形で携わるケイブの松本大輔氏（Dr）という，シューター的には激アツなメンバーで結成されたHM×HMRは，シュー大祭の出演をもって解散し，“普通のおじさんに戻りま〜す♥”とのことだ。

結成＆即解散のHM×HMR。彼らの輝きは永遠に忘れない

　そのほか「雷電IV×MIKADO remix」自体についても，アップデートによりオープニングムービーの楽曲が新曲「Lightning Bullet」に差し替わったり，O.T.K.によるアレンジ楽曲がメニュー画面で鳴るようになったりするという。

　細井氏の主催により6月26日に小岩ライブシアターオルフェウスで開催されるライブイベント「ゲースキ！2」では，細井氏，O.T.K.，HEAVY METAL RAIDENが出演し，「雷電IV×MIKADO remix」の楽曲を演奏するとのことだ。

そのほか，発表というわけではないがシティコネクションが公開した同社プロジェクトチームのロードマップには，いろいろと気になる表記が見られる。“「天狗」的な何か”とは，いったい何ん坊天狗なのだろうか？

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