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Windows 10対応ゲームの体験イベント「Windows 10 Game Day」が本日開幕。ゲームOSとしての魅力が紹介されたプレス向けセッションをレポート
その開幕に先立ち,プレス向けセッションが行われた。そこでは,Windows 10のウリとも言えるゲームの録画機能やストリーミング機能など,ゲームOSとしての魅力が紹介された。その模様を中心にお伝えしよう。
「Windows 10 Game Day」紹介ページ
それによると,Windows 10は7月29日の提供開始以来,市場が拡大し続けているとのことで,国内では年末にかけてWindows 10搭載デバイスが260機種以上も発売されるという。
また,Windows ストアの訪問者数が12.5億以上,Windows 10のストリーミング機能によるXbox Oneのゲームプレイ時間が122年分以上に相当することなどが発表された。こうした数字は,Windows 10がこれまでのOSよりも早く市場に浸透していることを意味しているそうだ。
続いて,Windows 10のゲームOSとしての強みへと話題が移った。
高橋氏は,CPU/GPUの高速化,メモリやストレージの大容量化によって,4K品質の映像処理が可能になったことが,昨今のPCゲームの魅力であるとし,これまでコンソールでしか体験できなかったことが,Windows 10搭載のPCをはじめとするさまざまなデバイスで体験可能になったと述べた。
さらに,Dolbyを活用したマルチチャンネルサラウンド,Game DVR機能によるゲーム映像の録画や編集,そしてDirectX 12への対応も見逃せないポイントとして挙げている。
Windows 10では初となる大型アップデート「November Update」にも触れられ,音声アシスタント機能「Cortana(コルタナ)」の日本語対応をはじめとする新機能は,実に200種類以上にも及ぶという。
Windows 10のゲーム向け機能を披露
「三國志13」の動作環境も明らかに
最初に行われたのは,Xbox OneのゲームをPC上で遊ぶというストリーミング機能の実演だ。ストリーミングというと,どうしても遅延が気になるところだが,春日井氏いわく「コンマ数秒レベルの遅延はあるかもしれないが,通常のプレイにはまったく問題ない」とのこと。
また,Game DVRを使ったゲーム映像の録画や簡単な編集も紹介され,そのなかで映像が最長10分までさかのぼって録画できることが明かされた。
日本語対応を果たしたCortanaのデモンストレーションでは,音声認識によってゲームを起動したり,ちょっとした雑談を楽しめたりすることがアピールされた。春日井氏が「好きなゲームは何?」と質問すると,「ジャンケンです。人間のシンプルながら奥深い,そして人間の深層心理も理解できると聞いています」とCortanaが回答する一幕も見られた。
さらに,Windows ストアに飛んで,生体認証機能「Windows Hello」によるゲーム購入までの流れも紹介された。これによりパスワードを入力せずとも,カメラに顔を向けるだけで決済可能。現在はWindows 10のみで提供されている機能だが,いずれはXbox Oneでも利用可能になる予定だ。
Windowsと同じく,「三國志」シリーズも今年で30周年を迎えた。コーエー(当時)は,1995年からWindows対応ソフトを手がけており,現在までに200以上のタイトルをリリースしている。Windows 10対応タイトルについては,「信長の野望・創造」「三國志12」などの17タイトルが動作確認済みとのことだ。
また,2016年1月28日に発売が予定されている「三國志13」の動作環境や,Windows版の限定特典として30年前に発売された初代「三國志」が収録されることが紹介されている。
最後は「Windows 10 Game Day」の内容が紹介された。冒頭に述べたとおり,Windows 10対応の最新ゲームが試遊できるほか,さまざまなステージイベントが予定されている。参加費は無料なので,興味のある人は特設ページでスケジュールを確認のうえ,足を運んでみてはいかがだろうか。なお,「LORD of VERMILION ARENA」のステージイベントは整理券が必要となっている。
「Windows 10 Game Day」紹介ページ
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