[COMPUTEX]GIGABYTEの外付けグラフィックスボックスは決定版を目指して開発中。3スロット仕様のカードにも対応へ
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いくつかピックアップして紹介したい。
SilverStoneの筐体&電源に,GIGABYTEの制御系で高い拡張性の実現を狙うグラフィックスボックス
今までは,毎年探すのに苦労していたほどだったのに,COMPUTEX TAIPEI 2016では,裏テーマと言えるのではないかと思えるほどそこかしこで見かける外付けグラフィックスボックス。GIGABYTEが開発途上版として展示していた「GP-T3GFx」は,SilverStone Technology(以下,SST)が開発した筐体と,やはりSST製となる定格450WのSFX電源ユニットを採用し,Thunderbolt 3周りをはじめとした根幹部分をGIGABYTEが開発したという,GIGABYTEとSSTのダブルブランド製品だ。
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縦に長いその形状からも想像がつくように,GP-T3GFxは,グラフィックスカードを縦に配置して使う仕様だ。本体前面のカバーは手で軽く引けば外れるようになっていて,容易に中を覗き込めるのだが,何というか,全体的にとても余裕のある内部構造になっている。
このあたりは,煙突構造にノウハウを持つPCケースメーカーとしてのSSTによるノウハウが見える部分と言えるだろう。
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![]() 上面排気なので,天板部は大部分がスリット。持ち運ぶための取っ手もある。手前見える丸いのは電源ボタンだ |
![]() “中蓋”部。電源ユニットには電源ケーブル,グラフィックスカードにはDVIケーブルがつながっており,別途Thunderbolt 3ケーブルも差さっている |
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GIGAYTEによると,3スロット仕様のもの,300mm超級のものなど,できる限り多くのグラフィックスカードとの互換性を確保すべく動いているとのこと。驚くべきことに,他社製グラフィックスカードもサポートするつもりだそうだ。ひょっとすると,Thunderbolt 3接続型外付けグラフィックスボックスの決定版を作ろうとしているのかもしれない。
GeForce GTX 950搭載の「大きくて小さい」新型BRIX
GIGABYTEの小型ベアボーンシリーズ「BRIX」の新作として展示されていた「GB-BNi7HG4-950」は,110(W)
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通常モデルより気持ち小さめのフットプリントで,高さは数台分といった外観が大きな特徴。ビデオ出力インタフェースは本体向かって右奥で後方,それ以外のインタフェースは左奥で斜め後方を向くという,ユニークな構造になっている。
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Thunderbolt 3もサポートしてくれるとより面白かった気がするが,残念ながらそこは未対応である。
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価格未定ながら日本でも夏以降に発売とのことだ。
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日本でも欲しい!? 湾曲液晶パネル採用のゲーマー向けAiO
厳密に言えばGIGABYTE製品ではないのだが,GIGABYTEのパーツを採用したパートナー企業が開発したという,34インチ,解像度3440
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これまでも「単体グラフィックスカードを差せるAiO」というのはいくつかCOMPUTEXで出ていたのだが(一例となる関連記事),ここまで洗練されたデザインの製品を見るのは初めてだ。
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GIGABYTEのCOMPUTEX TAIPEI 2016特設ページ(英語)
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