プレイレポート
現状は武器ビルド一択か? 「Vainglory」(べイングローリー)“アップデート 2.0”で追加された新ヒーロー「イドリス」の操作感をレポート
このアップデートでは,新ヒーロー「イドリス」や,新ヒーロースキン「冬の戦士ケストレル」「剣闘士アーダンのエピック・スキン」「ギフトラップ・フォートレス」「冬の戦士キャサリン」,そして新アイテム「ヌルウェーブガントレット」「ポイズンナイフ」「エコー」「スランバー・ハスク」が登場したほか,マップがホリデーシーズンに合わせた装いに変更され,チェストやギルドシステムの改善なども行われた(関連記事)。
今回4Gamerは,そんなアップデート 2.0の内容を開発バージョンで確かめる機会を得たので,目玉の要素となっている新ヒーロー「イドリス」について紹介しよう。
「Vainglory」公式サイト
「Vainglory」ダウンロードページ
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冬の戦士ケストレル |
剣闘士アーダンのエピック・スキン |
ギフトラップ・フォートレス |
冬の戦士キャサリン |
槍とチャクラムで敵を貫く
アサシンタイプの新ヒーロー「イドリス」
またイドリスは,アビリティの発動に“エナジー”ではなく,“スタミナ”という独自のリソースを消費する。各アビリティの詳細については,下記のとおり。
■ヒーロー能力「分かれ道」
武器威力またはクリスタル力が「125」に達した時点で,それぞれ異なる能力を獲得する。
武器威力が125に達する……近接攻撃(武器):
「シュラウドステップ」(Aアビリティ)が即座に発動するブリンク(瞬間移動)に変化する。さらに近接攻撃でスタミナを10回復し,「シュラウドステップ」(Aアビリティ)と「シマーストライク」(ULTアビリティ)のクールダウンが1秒短縮される。
クリスタル力が125に達する……遠隔攻撃(クリスタル):
遠隔からの基本攻撃が可能となる(85%のクリスタル力+50%の武器威力のダメージを与えられる)。
■Aアビリティ「シュラウドステップ」
指定した方向にダッシュし,次の基本攻撃にダメージボーナスを得る(ダッシュ後から4秒間)。このダメージボーナスにはクリスタル率0%,武器率75%が反映される。
さらに,シュラウドステップを発動する前の4.5秒以内に自身がダメージを受けていなかった場合,一定量のダメージを肩代わりするバリアが獲得できる。バリアの持続時間は3.5秒間。
■Bアビリティ「チャクラム」
一定距離を進んで自身の元に戻ってくるチャクラムを投げる。チャクラムには行きと戻りの両方にダメージ判定があり,敵ヒーロー/鉱山掘り/クラーケンにヒットした場合はスタミナを15回復する。
チャクラムで与えるダメージにはクリスタル率125%,武器率125%(ミニオンには共に25%)が反映される。
■ULTアビリティ「シマーストライク」
指定した敵または味方のヒーローに飛びついたあと,自身の攻撃範囲内のタップした方向にジャンプし,周囲の敵すべてにダメージを与える。このダメージにはクリスタル率0%,武器率100%が反映される。
なお,飛びついているあいだは無敵の状態となり,飛びつき後にタップ操作をしなかった場合は,元の場所に向かって自動でジャンプする。
イドリスのアビリティはすべて武器率が反映されるが,クリスタル力に関しては「チャクラム」のみに反映される形となっており,瞬間的にダメージを出したいなら武器ビルドがオススメだ。「シュラウドステップ」で機動性と耐久性の両面を担えるので,アサシンタイプとしての役割を果たしやすくなるという点でも相性が良い。
クリスタルビルドに関しては,基本攻撃が遠隔に対応するというメリットもあるのだが,武器ビルドに比べると火力不足感が否めない。少なくとも純粋なクリスタルビルドを目指すくらいなら,武器とクリスタルの両方を積んでいくハイブリッドビルドのほうが活躍できるだろう。
イドリスの操作難度は公式設定で「難しい」とされているが,筆者がイドリスを操作してみた感触としては「高い機動性」「飛び道具」「無敵」の三拍子がアサシンとしての役割を全うすることを容易にしており,どちらかいうと扱いやすいヒーローという印象だ。まだ実装されたばかりなので,適切な運用/対策がに関してはまさにこれから研究されていくと思われるイドリスだが,“操作していて楽しい”ことに間違いはない。興味を持った人はぜひ使い込んでみてほしい。
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(C)2013-2014 Super Evil Mega Corp.
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