[gamescom]Gaming Mindこだわりの交易シム最新作「Grand Ages: Medieval」は,ヨーロッパ全土を含む3000万平方kmにおよぶ地域を再現
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交易に特化した経済シミュレーションにこだわってきたGaming Mind Studios。その新作となるGrand Ages: Medievalは,画面を一目見ただけでかなり驚けること請け合いだ。
本作は,なんと3000万平方kmにもおよぶヨーロッパ全土から中東,北アフリカに至る地域を再現している。ゲームメニュー画面には現在攻略しているマップのフライバイ映像が利用されているのだが,その全景から,村で働く人々や樹木1本1本の様子を確認できるところまでシームレスにズームアップされるのである。多くの人が,まずはこのLoD(Level of Detail)の技術に圧倒されることだろう。
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本作は紀元1050年以降の世界を舞台としている。ロシアやトルコを含めた8つのファクションで計42の都市が用意されたこの世界で,プレイヤーは開拓民を生産して自都市の周囲にある資源の位置などを考慮しつつ,新しい村を作るなどしてネットワークを広げていく。商品は木材や石炭,魚肉など20種にまとめられており,ゲーム開始当初は自分の領域内でしか交易できない。その後は外交によってほかの大都市を占領したり,交易したりできるようになるとゲーム開発者は語っていた。
「Grand Ages: Medieval」ティザートレイラー
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交戦も可能だが,その手続きや費用にはかなりの出費を覚悟しなければならないという。また都市は,悪天候や地震,疫病や害虫から被害を受けるのに加え,山賊や野生動物のせいで交易ラインが破壊されることもある。兵士を巡回させたり,見張り台を設置したりといった予防措置をとる必要があるのだ。
こうしたテクノロジーは,研究開発によって発達させることができる。例えば「三毛作農業」「長弓の生産」といったテクノロジーも,研究開発によって獲得できるという。
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小さな集落に過ぎなかった自分の町が,少しずつ育っていく様子はまさに一見の価値ありで,時間をかけてじっくりと楽しめるゲームになりそうな気配である。四季の表現や,地域の文化を反映したビジュアル表現も見ものだ。
従来の作品からグラフィックス面での大きな進化が見られる新作だけに,日本のファンもローカライズに期待しつつ,続報に注目しておこう。
「Grand Age: Medieval」公式サイト
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