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［GDC 2018］Supercellにおける「ゲームデザイン」では，何が行われているのか？ 数々の名作を作ったデザイナーが実例を挙げて語った
Supercellと言えば，モバイルゲームで世界的なヒット作を出し続けている，非常に有力なデベロッパだ。少人数のチームでタイトルを作ることでも知られているが，彼らが「ゲームをデザインする」と言うとき，そこではどんな作業が行われているのだろうか？ いくつもの具体例が示された講演の模様をレポートする。
Supercell流のゲーム開発における考え方とは。開発者のコントロールは最小に，リスクは最大に
「Clash of Clans」を筆頭にヒット作を次々と送り出す，フィンランドのゲームメーカーSupercell。同社はどのようにしてゲーム開発を行っているのだろうか。ゲーム開発における考え方や組織のマネジメントなどが語られた講演の内容をレポートしよう。
Supercell「ゲームを信じるということ」
SupercellのチームリーダーTimur Haussila氏によれば，「クラッシュ・ロワイヤル」を作った同社は，プロジェクト管理を開発者に委ねることでヒット商品を作り出したという。
「クラクラ」などで知られるSupercellゲームの合計DAUが1億人を突破。イルッカ・パーナネンCEOがTwitterでコメント
Supercellが配信しているスマホアプリ「Clash of Clans」「クラッシュ・ロワイヤル」「Boom Beach」「ヘイ・デイ」などの合計DAU（Daily Active Users，1日あたりのサービス利用者数）が1億人を突破した。これは，同社CEOのイルッカ・パーナネン氏が自身のTwitterアカウントを通じて報告したものだ。
